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中1秋 ~親子喧嘩 その1

マルは、部屋の模様替えを繰り返していた。

簡単な模様替えではなく机からベッドから
大規模に動かす模様替えを思い立ったら夜中でも始めた

それも 明らかにおかしな配置にする事も多々あり、何度となくその件では六年生の頃から衝突… とはいえ
マルは黙ったまま
親が一方的に注意をするという状態だった。


いくら 言っても
辞めることはなく
その頻度は1日おきだった。

片付けが苦手なマルのために、クローゼットには衣類を分けて簡単に片付けられるよう計算して
収納BOXを入れたが

それらを踏み台を使わずには取れない
上の棚に移動したり

考えられないような
使い勝手の悪い部屋に
改造されていく

しまいには
片付けられなくなり
でも汚いままは我慢できないようで、目についたしばらく使わないものを
私のウォークインクローゼットへ突っ込むようになる

私のクローゼットに入ったついでに
収納扉を開け 自分の欲しい物は勝手に自室に持ち出し、
使えないと思った物は勝手に捨ててしまうということもよくあった。

ある日のこと

私が文具を収納している棚を開けると、綺麗に整理されているはずの文具が散乱し
なくなっているものが多いことに気が付いた。

マルの部屋に行くと
ゴミ箱に見覚えのある
文具がごっそり捨ててあり

その中には 中学の入学時に祖母にもらった
万年筆も入っていた。

理由を聞けば、

何かいいものないかと思って持って来たけど
インクもないし、あとは壊れてるものばかりだし使えないから捨てた。


私は、その1つ1つに
長年捨てないで取っておいた意味があり
マルにとってはゴミでも私にとったら大切なもの
自分のクローゼットに
きちんと整理して片付けていたもので
それを置いておくことは誰の目にも触れないし
不快な思いをさせていることもない。

それをわざわざ ひっぱり出して来て使えないから捨てるという行為は
私には納得できないし
泥棒だと思う。

と 感情的に怒りをあらわにした。

相変わらず黙ったまま
表情1つ変えずに
こちらを見つめるマルに
全て自室に戻すように
伝えた

返事はなく
表情も変わらない。


いつも思う。


ここで 嫌だっ!!
戻したくない!!とか
今は無理だから明日戻す!!
とか うるせえクソババア

でさえも、私は欲していた。

何も言わない
表情も変わらない
何を考えているのか
全く読めない。



そこから脱したくて
必要以上に酷い言葉を浴びせてしまう。


喧嘩でもいいから
したかったのだ。



何も言わないマルにあてつけるかのように
私は箱へ乱暴に物を入れ始めた。
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貯金箱を箱に投げ入れた時に マルの顔色が変わり奇声を発した。


あーっ
あー っ
あーっ




それは 明らかに異常な 奇声だった。

力の限りただ叫び続けている。


貯金箱はカエルの形をしており
目の部分が私が投げ入れた瞬間に折れてしまったのだ。


私は、 逆ギレした。


いらない物を
勝手に母の部屋に移動させてきて
戻さないからなのに
どうしてそこまで怒れるん

勝手に母の物を盗んで
ゴミ箱に捨てているあなたの方が悪い。

パニック状態は収まらない。

その辺りにある
家具を倒し、蹴り
プラスチック製の衣類ケースを叩き割り
約10分間 奇声は止まなかった。


怒りが頂点に達した私が出ていけ
怒鳴りはじめて奇声が止んだ。

すぐに自室に戻り
いつも一緒に寝ている抱き枕をかかえて
彼女はすぐに出て行った。

正直 そのまま事故に遭おうが何が起きようが
知ったこっちゃないと
初めの数分間は思っていた。

暗い場所が苦手な子だからそう遠くには行かないと思っていたし
あんなに大きな抱き枕を持って歩き回ることもしないだろう。


家の周囲を何度も見渡したが、気配がないことに気付くと、いてもたってもいられなくなり
家の周囲は義母に任せて
結局 車で探し回ってしまった。
マルは、やはり暗闇が怖くて家の敷地内にいた。

それから、出ていけ! とは言わなくなったが

こんなやり取りは、何度となく続き


私は、途方に暮れていた。


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