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崩壊 5

とはいえ、私のA君母への思いは、それほど変化してはいなかったが
(もともと、仲良くなりたいとか、期待もしていなかったので)

この人の行動が、周囲を苛立たせるのだな... という事は
身をもって理解できた。私もその時はもちろん腹を立てた。
この人と深く関わったり、優しくされて好意を持っていた方々に
とったら、”裏切り”のように感じてしまうだろうな。



で、話は戻り イジメの話である。


被害者は、とにかく ボコボコにされていたという。
それも日常茶飯事だったというから、恐ろしい...
マルが目撃した、お腹へのパンチはもちろん
顔を蹴られたこともあったという。
あんな横綱みたいなのとか、黒帯の奴とかがやっていたと
いうのだから、細くてか弱いA君に 身体的だけでも
計り知れないダメージがあっただろうに...

しかも、そのクラスの子供達は更に
全員でA君を無視していたという。

マルが、なんでそんなことをするのだ? と
リーダー格の男子に聞いた時に、彼は


アイツは、すぐに嘘をつくからムカつく!!


と言っていたそうだ。



小学生の嘘って、どんなんだ?

親父がパイロットだとか、観てないテレビを観たと言って
話を合わせるとか、そんな程度ではないのか?
具体的に、どんな嘘をついていたかはわからないけれど
前記事で登場した部長のように

たとえ人を陥れるような嘘をついたとしても

そこまでの暴力を受ける理由になんかならないじゃないか!



しかし、私が1番驚いたのは....



親までもが、 ”被害者にも責任がある” と思っていた事実だ。

これには、本気で めまいがした。



まず、加害者側で出席したのは1名だけで
他は 仕事が忙しいや、自分の子は悪くないと言い張り欠席。



槍玉にあげられた、数名の暴力沙汰の加害者の他にも
出席した母親の中からは、陰で

あの子は、やられて当然! という意見があり

やられて当然の被害者がいじめられたからといって
話し合いに参加する必要はないと
はなから参加しなかった保護者もいた。


それもこれも、元をただせば

A君の母を無視していた保護者達だった。



A君は、非常にか弱いタイプで 非常におとなしい子。
口数もほとんどないので、そういった弱いタイプの子を
見て、イライラする子供がいてもおかしくないとは思うが
マルの話では、いつも穏やかで優しくて
悪いところなんて、ないという。
幼稚園の頃から6年間 毎日同じ教室で過ごしてきたのだから
マルにとっては、本当にそう映っていたのだろうと思う。

A君母のことが嫌いだからその子供も嫌い。
A君母が、性格が悪いから、A君も性格が悪いと
決め付けている...そんな風に思考を支配されてしまっている
ように、私には思える。

とはいえ、それは 私達親子の見解であって
真実はわからない。
人間の行動や言動の意味を 他者が本当の意味で理解することは
難しく、憶測で物をいうことは非常に危険ではあるから
それが、確実だとも思わないのだけれど。


A君以外の子供だったら、保護者達の態度は違ったものに
なっていただろうとは思うのだ。
無抵抗のA君を追いかけて羽交い絞めにして数人で暴行するなど
弱いものイジメにすぎなく、喧嘩の域を脱しているのだが
担任までもが、喧嘩であると説明していることに
私は、大きなショックを受けた。
(暴行は、担任の目の前でもやっている)
子供は、親が、先生があの子をいじめることを認めている と
思い、ますます自分を正当化しエスカレートしていくのは
当然のなりゆきだったのかもしれない。


一体何が正しくて、何が間違っているのか
正義ってなんなのだったか、よくわからなくなってしまう。



私のクラスではないので、私は参加できないが
この話し合いはまだ続行中。


A君は、学校には来ているが怖くて教室に入れないという。


先日の話し合いでは、A君に話しかけることで
我が子がイジメの標的になるのでは? との声も
ちらほらあったらしい。
そういった感情は、わからなくもないが
それを目の前で聞いているA君母の気持ちを考えると何とも
胸が詰まる思いがする。


委員会の仕事の帰りに、教室ではない場所にいるA君を見つけたマルは
先生の許可を得て、一人でそこへ入り
休み時間いっぱいの時間を使い、A君と楽しく話して来たと言う。
マルは、昔から 人並みの正義感は備えていたが
その一方で、非常に臆病な性格であることを私は知っている。

A君が、ありがとうって言ってくれて
先生も、マルが教室へ帰るときに 涙を浮かべて
また来てね! と言ってくれてん。

と、マルは 珍しく学校であった出来事を話してくれた。

やはりマルも、そのことを誰かにからかわれたり
それがきっかけで、自分がいじめられるんじゃないかと
いう気持ちはあるようで、私に そんなこと思っちゃいけないんだけど...
と、前置きして自分の気持ちを話してくれた。

そういった感情は、当たり前のことやし
そう思っても、A君の所に行って A君と楽しく話して
その時間を自分は、すごくいい時間だったと思ったんやろ?
別に、自分が助けなくっちゃ! とか
行きたくないけど、可哀想だから行ってあげるとか
そんな気持ちではなくて、自分が行きたいと思ったら行ったらいいねん。
そのことであれこれ言われたり、いじめられるような事があったら
お母さんが守ったる! と言ったらマルは何も言わず笑っていた。



旦那は、絶対に行くな!関わるな! の一点張りで
マルを心配しているのだが...
それから数回、マルはたった一人でA君の所へ何度か行っている。
わざわざ行くのではなく、何かのついでのような雰囲気だが
それでも、私は 勉強はさっぱりダメで 人より秀でた部分など
ないけれど、こんなマルを誇りに思うし、尊敬する。


とりあえずA君の話は終わりだけど
崩壊はつづきます。



こういうのってテンションが続かないから
なかなか難しい。
根本にある疑問はあるけれど、感情は日々変化するから
一気に書き上げないとなぁ...


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