スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

崩壊 2

前記事で書いた黒帯の女の子は、マルと同じクラスになった際に
何度か、一緒に遊んだことがあった。


電話の応対から、直接会ってのご挨拶まで
普通の小学二年生のレベルではなく
私のほうが、恐縮してしまったほどだった。


それも、取ってつけた会話ではない。

例を挙げると


公園にマルを送って行った私に対し


こんにちは。 ○○と申します。
わざわざ マルさんを送ってくださってありがとうございました。
大変、ご足労をおかけいたしました。
マルさんとは、5月頃から仲良くさせて頂いております。
マルさんは、いつも明るくて 本当にお世話になっています。



というご挨拶から始まり


途中、携帯からかけて来た時には


今、お時間よろしいでしょうか?
公園で遊んでいたのですが マルさんがトイレに行きたいと
言っておりますので、私の自宅へ連れて行っても
よろしいでしょうか?
自宅は、公園から1分くらいの場所にあります。
公園に戻り次第、すぐにまたご連絡させていただきます。



と言っていた。


こんな感じのお子さんだった。
これ、小学二年生ですよ。
素晴らしく頭の回転の早い、賢いお子さんだと思ったわ。

その反面、自分が子供の頃を思い出した。

私は、ここまで賢い子供ではなかったけれど
お客様が来たら、三つ指ついてご挨拶やら
正確な敬語、丁寧語、謙譲語を使い分けさせられ
臨機応変に世間話が出来なくて
敬語と謙譲語がごっちゃになると、お客様が帰った後で
こっぴどく ”恥をかいた!” と怒られたものだ。


この子は、無理に こんな口調でって訳ではなさそうだし
強制させられてる訳ではないのかな?
でも、どこかで無理していないかな? と
思ったことがあった。



前記事で、いじめのリーダー格だと書いた男の子は
マルをいじめて、ああ楽しかった~♪ と言った子だ。
(前記事にリンクあり)

その子も、非常に頭がよくスポーツも万能なのである。
笑顔も大変可愛くて、すごく素直に見えるのだが
大人たちの評価と、子供達の評価が全く違う不思議な子であった。

参観で、親への感謝の手紙を読み上げたのだが


お母さんも、お父さんも、一生懸命働いています。
一人で帰る家はさみしいと思ったけど、僕は今は大丈夫です。
僕達のために、一生懸命働いてくれる 両親を尊敬しています。
だから、僕は 勉強も頑張るし、スポーツも頑張ります。



のような内容で、それはそれは 情感たっぷりに
読み上げ、周囲の父兄の涙を誘っていた。
...... と言っても、泣いていたのは私となっちゃんくらいか!?

こんなお手紙をもらって、さぞかしご両親は嬉しいだろうね~なんて
話したものだ。


マルとの1件で、この子がどんなことをしたかは
十分わかってはいるけれど、それとこれとは別で
作文にすごく感動したし、素直に ええ子やなぁ... なんて思った。

私でさえ、そう思ってしまうのだから
母親なんて、絶対に まさかうちの子が!! だろうな...
現実を受け止められないんだろうな・・・

この子が泣きながら、言い訳を言ったら
それをそのまま信じてしまうだろうな。


内館牧子さんの ”人たらし” って言葉が浮かんでしまった。


つづく

コメントの投稿

非公開コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

鍵コメント様

コメント拝見しました。
ありがとうございます
リンク
検索フォーム
月別アーカイブ
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。