サンタクロースの正体
2006.08.26
サンタクロースを何歳まで信じていましたか?私は、小学校5年生まで信じていました。
毎年枕元にある、お菓子入りのブーツが
イトーヨーカドーの袋に入って、戸棚にあるのを見つけても
別に不思議と思ったことがなかった。
ブーツに、イトーヨーカドーの値札やシールがついていたら
サンタさん、ヨーカドーで買物してきて
くれたんだ
なんとも間抜けな話であるが、もっと間抜けだったのが
私が事実を知った出来事である。
小5のクリスマス。
私は確かに寝ていた。
子供の頃の私は夢遊病、夜驚症など睡眠障害があり
眠りは浅かった。
暗闇の中で両親の囁くような話し声が聞こえる...
おい!駄目だ〜!すみれが起きてると..父の声。
いや〜私は寝てますよ。
でも、あなたの声はなんとなく聞こえています..私の心の声。
そこで、母が信じられないことを言った。
ああ...大丈夫、大丈夫!この子
いつもこうだから。どれどれ...あ!ちゃんと眠ってるわ
お前..!よく見てみろ〜
父が私のベッドに近づいてきた。
絶対に起きてる。なあ、すみれ。
返事していいぞ!
なんて答えればいいんだろう...
私は寝ているのだが、声は聞こえている。
目はつぶっているのだが、なぜ父は私が起きていると思うのだろう。
次の瞬間その疑問は解決。
父がいきなり笑い出した。
初めは声を押し殺すように笑っていたのだが
笑い声はだんだん大きくなっていき、しまいに母まで笑い出した。
ちょっとだけ、目を開けて寝る人が
いるのは知っているが、これは開けすぎだろう!!
普通に...ウプッ..グハッ(笑)起きてる時と変わらない。
そうなのよ。
あたしも、いつもこの子起きてるんじゃないか
って思うんだけど(笑)
母が笑いながら近づいてきて、プレゼントを枕元に置いた。
そして二人の話し声は遠ざかっていき
最後に母が、
でも、眠っているかどうかの見分け方がある...とか言っているところで会話は完全に聞こえなくなった。
その頃には私は完全に起きていた。
二人が出て行って、最初にしたことは
自分の目がどれだけ開いてるか確認
することだった
そっと自分の手を当ててみた。
よくわからなかった(笑)
そして、枕もとのプレゼントを確認し、
頭の中を整理した。
サンタクロースの正体よりも
自分がものすごく目を開けて寝ている事実に
唖然としていた私であった。


