スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

忘れ物キングになった日 3

ラスボスは、仕事をしているはずだった。

私の予想では、玄関脇の部屋で庭に背中を向けて
作業をしているはずだった。

だから、1F居間の履き出し窓から侵入し2階に上がり
階段をきしませないように気をつけながら
また、居間の履き出し窓から こっそり出て行く計画だった。



でも、何もかもがぶち壊し!!


ボスは、雪かきをしていた。
ボスなのに!!
自らっ!



横断しようと、車がなくなるのを待つ私に
気付いた母は (視力2.0)




道路を挟んで、向こう側から


アナタ ナゼ ソコニ イル !!?


みたいな、ジェスチャーを すっとんきょうな顔してしていたが



私は、答えようがなかった(同じく視力2.0)
だって、忘れ物をして取りに帰らせられたなんて
ジェスチャーは、どうすれば伝わるのか....
それより、あの雪かきで殴られて
きっと、私は 二度と学校には戻れないのかもしれない。
と、絶望的な気持ちになった。



道路を渡ったら最後だとも思ったが
このまま学校に引き返すのも地獄だと悟り
ボスに事情を話した。



全く、あんたは...落ち着きがないから...!!
ほら、さっさと着替えて行きなさい!!


と、タオルと着替え、きちんと半ズボンまで準備してくれた。
なぜ、そんなことまでしてくれたのかと言うと
学校に一刻も早く戻らなければならないのと
私が、少しでも温まることが出来るようにだったと思う。



母は、私が忘れ物をしないように
普段から気をつけていることを知ってくれていた。
だから、怒らなかった。



戻った時にはすでに2時間目の終わりに近かったのではないかと思う。

道徳の授業だったのか、何の時間だったのかはさっぱり覚えていない。

しかし、ハンカチ検査をしている最中だった。



そうだ....熱い男は、ハンカチについて口やかましかった。

ハンカチを持ってこないものは、人間じゃね~!
お前ら、犬かっ!?


ぐらいのことを言っていた。


口うるさく言っても、ハンカチを忘れる生徒が後を絶たなかったため
たまに、抜き打ちで ハンカチ検査が行われることがあった。


全員が、ハンカチを机の上に出し、背筋を伸ばして座っている。



こんな私でも空気読めちゃうよね。



や...やな 予感。










おう! すみれ。席に座れ。

お前、ハンカチ 持ってるよな?






持っていません.....。


持っていませんよ.....(号泣)





なぜなら、今日に限って 

半ズボンをボスが出してくれたから!!


(自分が、出す時には、必ずハンカチを入れるから~!)










はいっ。行ってらっしゃい~~~!!!


熱い男が手を振る。



まだ、身体が冷え切っている状態.....
たった1枚のハンカチを忘れただけで、ここまでの仕打ち。


私は、首を振った。




いつもは、忘れたこと無いでしょ?

なんで?なんで?

嫌だ!! 行かない!! 絶対に行かない!!







しかし、そんなことで 熱い男が許すはずも無く
泣こうが喚こうが、暴れようが 熱い男の命令は絶対だったのだから
はじめからおとなしく従っていれば良いものを
私は、納得がいかないことを飲み込むことが出来なかった。


私が、納得がいかないいくつかの理由はこうだった。




つづく



追記

コメント、メールをくださった方々ありがとうございます。
わたし....マジで1人もいないと思っていましたので(爆)
ちょっと驚きました。
ありがとうございます。
褒められて伸びるタイプなんで、俄然やる気に
なってきました。
(誰もほめてないけど(爆))
あと、何話かかるかわかりませんが(笑)
気長にお願いいたします。

コメントの投稿

非公開コメント

面白いです!

はじめまして、たけ と申します。ブログランキングが近所で、私は病者であり、色々 拍手回数記念でケータイ小説や絵をアップしているのです。私のはドラマっぽいですけどね。
また、前の記事にコメントします。

また続きが

何だか大河ドラマな感じになりそうですね。
2往復ならず、3往復したのでしょうか?
鬼だよ。@熱い男。
すみれさんはストライキを起こしたのか、それとも…
続きが気になって眠れません

たけさんへ

たけさん、はじめまして。
私のブログはランキングに参加していないのですが、もしかしたら
ブログ村の トラックバック?
それとも、FC2ユーザーが強制的?
に参加状態になる(投票ナシの、アクセス数のみの)
あのランキングでしょうかね?
いずれにしても、ご訪問ありがとうございます。またいつでも来てくださいね~♪ 

綾織さんへ

ええ、聞くも涙...語るも涙の
壮大なストーリーですね(爆)純粋な登下校も含めたら、4往復ですから~
よく遭難しなかったと思います。
どんだけ体力あんねん。
熱い男は、鬼です。悪魔です(笑)
リンク
検索フォーム
月別アーカイブ
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。