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熱い男のお仕置き

熱い男シリーズも4回目。
本日の記事は血も涙もないお仕置について。

この男の厳しさときたら半端じゃなかった。

昔の先生ならよくやってた体罰も、日常茶飯事。
前の記事でも少し触れたが、連帯責任が大好き!
朝の会や帰りの会が大好きで
ここでは誰かがやった悪い事を徹底的に追究するという
文化大革命的な吊るし上げがほぼ毎日行われていた。

私もこの会の主役になった事が何度もある。

クラスのある女の子の家に私の友達が遊びに行った時

庭に(すみれのバカ!)と書かれた
アイスの棒が落ちていたそうだ。(なんじゃそりゃ...)

そこでクラス全員が自分の意見を述べるのだが
たいていは「かわいそうだと思います」だった。
でも中には

「僕も、すみれが嫌いなので同じ気持ちです。でも庭に捨てるのは良くないと思います」

なんて爆弾発言もあり
ミラクルショックを受けたりするのだ…。

それは、すみれのバカと書かれた事より
ダイレクトに胸に突き刺さる。

このように、初めから加害者が特定されている問題はまだ良かった。
加害者が特定されない事件が起きた時…

たとえばここに落書きした犯人は誰だ!と聞いても
誰も名乗りでなかった場合…たいてい連帯責任が適用される。

その恐怖の連帯責任は、まず正座から始まる。

そして、全員に目をつぶらせて

「今、正直に名乗り出れば先生は怒らない…
みんなに知られる事もない。やった者は手を挙げなさい…」

お決まりのセリフに続くのだ。

そんなセリフを穏やかに言ったところで

みんな薄目開けてるし...
怒らないなんて言っても絶対に怒るのだな...

って誰もが知ってたから(笑)
十中八九、手なんか挙がるはずもなかった…

正座の時はまだ良かった。
これがひどい時は爪先を60度ほど開いた状態で踵を上げさせられる。
そのまま静止で、目をつぶる。

犯人が手を挙げるまでそのままである。
フラフラして足の感覚がなくなるが、それでもジッと耐える。
動いたら、棒で気合を入れられる。(座禅風味)

それでも犯人が名乗り出ないと
30人が軍隊式に校庭を人数分30周走る事となる。

追いぬき走ってやつもあった。

これは一番後ろの人が前を走る29人を
ダッシュで追いぬき先頭へ行く。
また後ろの人がダッシュでみんなを追いぬき先頭へ…
これを延々繰り返す。


心臓が口から出るとはこの事だった。

普通に走っても200mのトラックを30周はキツいものです。
それをダッシュでなんて…

今考えても、恐ろしいペナルティだ。

そのうち誰もが名乗り出ない犯人よりも
鬼のような熱い男に怒りの矛先を向けた。

走りながら、男がよそ見をしている時に一斉にアッカンベーしたり
バーカ!バーカ!って言ったり
あいつムカツク~!結婚できないゴリラ男!

小学生の私達が思いつく限りの悪口を言い合った!
でも、そのうちそんな元気もなくなり、黙々と走るのだけれど…(笑)

共通の敵は団結には不可欠である。
遅れを取ったものを皆で助け、励ましあう。

みんな声を出すのも辛いのに

「がんばれ!がんばれ!あと○周!」と何度も励まし合った。

何の為に走っているのかもう皆、どうでも良かった。
走り終わった後は、涙が出るくらいの感動と、爽快感があった。

「で?犯人は誰なの?」なんて、思い出しもしなかった(笑)

ビンタや、飛んでしまう程の衝撃がある
お尻叩きは毎日のようにあった。
頬には手の痕がクッキリ残る。 でもそれなら、一瞬で終わる。
みんなの前で、辱めを受けさせる罰が連帯責任の次にキツかった。

ある日の全校集会でのこと。

校庭にて、発表会に向けての校長先生の説明が行われていた。
その後、いつものように軍隊行進の練習が始まるのだが
校長先生の話の途中で、事件は起きた。

どんな話をしたのか、ふざけていたのか、おぼえていないのだが
熱い男がすっ飛んできて、私と友達2人を張り飛ばした。
そして、式台の前に並べられ
全校生徒の前で、なんやらお説教をされたと思う。

女の子3人がそんなことされたら
それだけでも消えたいくらい恥ずかしいというのに

この男は、そんな生ぬるい男ではなかった。


お前ら!そんなに喋りたかったらな~ここで喋ってみろ!!


その学校の校庭は広かった。
その広い校庭の端と端に私の友達が1人ずつ配置された。
東の倉庫前に、Rちゃん。西のプール脇にYちゃん。
そして...私は...


その間をとって、校庭のど真ん中!

私も端っこがいい!!と泣いて訴えたが聞く耳もたず...
「ここから、話してみろ!」と冷たく言い放ち、男は去っていった。

私が校庭のど真ん中に正座しているのに、行進が始まった。
普通の行進と違い、トラックを回るだけの行進ではない。
複雑に入り乱れ、最後に1つになるという動きだったため、
たちまち私は、行進の渦に巻き込まれた。

私をみて吹き出す者

見て見ぬフリをする者

哀れみの目で見る者...

色々だったのだが
一番辛かったのは私の弟と妹が私の前を通るたび
顔から火が出そうなほど真っ赤になり
泣きそうな顔をしていたことだった。

家に帰って、親に言いつけられたのは言うまでもない...

恥ずかしい罰といえば、もう1つ。
このクラスには特別席という、スペースが用意されていた
なんてことはない、教壇の前に座り黒板に背を向けて
みんなと向かい合って勉強するだけである。

それも、一日、二日の話ではない。
数ヶ月にわたりこの席に座ることもあったのだ。

お喋りが多い、授業に集中していないなど
理由はそんなところだったが。

熱い男から

はい!特別席~

と、ご指名が入るや否や
熱い男のコバンザメの男子数名が立ち上がり
指名された生徒の机と椅子を教壇の前へ運んでいく。

クラス中が、恐怖で凍りつく一瞬だった...

私が指名された時、頭の中が真っ白になった。

ただ、その席に行くのだけは断固拒否した。
泣きじゃくって机にしがみついていた
(今、思えば余計恥ずかしい事してた)

クラスで一番背が高く、力も強かった私の机を運ぶのには
男子の力では 無理だった。 そこで、熱い男が加わった。
私の手を引き剥がそうとしたが、私は意地でも離さなかった。

私はとうとう机にしがみついたまま、引きずられるように
前に出されてしまったのだ。

しかし、慣れとは恐ろしい。

数日経つとその環境が恥ずかしいとか思わなくなる。

黒板記憶に頼っていた私は
黒板を振り返って見ることがとても、辛かっただけで
たちまちいつもの自分に戻っていた。

ある日のこと...

私は、一生懸命消しゴムのカスを繋げていた。
それはそれは、すごい集中力で、長く長く繋げていたのだ。

後ろに、鬼の形相の熱い男が立っていることも

クラス中が私に注目していることも気がつかないくらいに...

すみれには、スペシャル席に行ってもらおうか...

熱い男が指した先は、ベランダだった....

そこは雪国だった。

私は、こんなとこに出たら死ぬ!と猛抗議してみたが

コートを着ればいいだろう

とあっさり言われ、机ごと放り出された。
外は想像以上に寒く、校庭で雪合戦をしていた妹がみんなに

また、お姉ちゃん怒られてるね~

とからかわれていた。
そして、重大なことに気がついた。

黒板が見えないのだ!

内窓が結露しているため
外からゴシゴシしても教室の中は全く見えないのだ!!

どうしたらいいかわからずパニックになった。
さすがに、ベランダからはその日一日で開放されたが、あの時の
寒さと、屈辱と、心細さは今でもはっきり憶えている。


本日は熱い男、いい所なしのお仕置き編でお送りしました。
このシリーズはあと2、3回続きます。

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非公開コメント

本当に熱いですね^^

毎日少しづつ見せて貰ってますが
この先生は本当に熱いですね^^
こんな熱血の先生には会ったことはありませんが
お仕置きと言えば
私が小学校の5.6年の担任は
忘れ物をした子供はその時間椅子の横で
正座でした。
私は絶対に忘れ物をするので
毎日正座してました^^
しかも午前中全部とかΣ( ̄□ ̄
しかも忘れ物をするのをやめられることもなく
2年間 本当に正座の訓練に明け暮れ
私の机はもっぱら椅子でしたよ~^^
お互い・・・・ちょこっと似てますね^^

いらっしゃいませ

菫さんコメントありがとうございます。
午前中ずっと正座とは...4時間分忘れてしまったんですね(涙)それはかなりきつかったでしょう~。私達は必ず走って家に取りに戻らされました。私の家は学校から走って30分かかるので往復したら1時間。
戻る頃にはその授業は終わっているので
取りに戻っても仕方がないのに、必死で走りました(笑)4時間目の途中で忘れ物に
気づかれて「取りに行け!」と言われた時にはさすがに泣きました~あと少しで給食だったので(笑)

雪も溶ける…

どうしたことでしょう!ってくらいのヒートアップね…
なんだか気が抜けない学校生活だわ…
私だったら多分…彼がイヤで学校行ってないと思う…
でもっ!続きがあるのね…
まだ熱いのか!?熱い男よ…
気になってしょうがないのはなぜかしら…

おかんさんへ

今でも、この先生はアッチッチですよ。
あと2回で終わりますがすごい展開になります。熱いを通り越して寒いかもしれません。
お楽しみに~!!
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