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とっても心があたたまるお話

毎度御馴染み、私の親友なっちゃんの息子のイオ君のお話である。

イオ君は、自閉症の小学4年生。


言葉は、最近少しずつ出てきた。
歌を歌ったり、名前を呼んでくれたり
中でも自分の要求を伝えることが出来るようになって
きたことが、私も嬉しい。

さて、イオ君とマルは同じ学校の同級生であるが
ここの同級生達とイオ君の関係は、本当に
見ていてほのぼのしてしまう。

イオ君ともう1人の自閉症のT君は、幼稚園の頃から
みんなと一緒だったからなのか、
本当に自然な形で、友達関係を築いている。

イオ君は、活発。
外で追いかけっこをしたり、ブランコなど
遊具を使って遊ぶのが好きだ。
人と関わることが大好きなタイプ。
音感は鋭いが、大きな音は平気。

一方、T君は電車と本が大好きで
静かに1人の世界で過ごすことが好きなようだ。
音声過敏で、ちょっと騒がしいと
耳を塞ぐ仕草をする。


結構対照的な2人なのであるが
子供たちは、2人とどう関わったらいいか
熟知していて
嫌がる時には無理に誘わないし
どんな事が苦手で、自分たちがどんな風に
動いたら、彼たちの助けになるのか
よくわかっている。

静かな遊びが好きなT君のところには
自分も静かに遊びたい気持ちの子が
やって来て、何も話さないけれど
一緒に本を読んだり、ボーっとしたり
するという。
ちなみに、前回のシリーズに登場した
マルの友達のえっちゃんは
このT君と一緒にいると、とても落ち着くので
しょちゅう、遊びに行って
T君に本の読み聞かせをしたり
ただ、そこにいてボーっとしたり静かな時間を
過ごすのがお気に入りなんだそうだ。

運動場を思い切り走り回りたい子は
イオ君を誘って、思い切り追いかけっこ。
イオ君は、追いかけられることのみ
が好きなので
自分は永遠に追いかけるだけなのだが(笑)
それでも、子供たちなりに楽しいルールを作って
遊びにしてしまう。


ある日のこと...

社会科見学の発表をしたそうだ。


イオ君も、クラスの一番最後に
発表をすることになっていた。

しかし...
言葉は、少しずつ出るようになっていたが
か行の発音が苦手なことと、一文字ずつ
区切りゆっくり読んでいくイオ君は
音読等の学習が大嫌いなのである。

その日も、発表をとても嫌がったそうだ。
みんなの前で、大きな声で泣き出し
どうしても、読みたくないと嫌がったという。

読ませようとする、加配の先生と
絶対に読みたくないイオ君の真剣勝負である。


すると...子供の1人が


先生!イオ君って、もしかしたら

みんなの前で読むのが恥ずかしいんじゃない?



と、言ったという。


後になっちゃんも先生も、私もこの発言には驚いたのだった。

ただ、私達は読むことが嫌いだと思っていた。
それは、自分の思うように発音が出来ないことと
あまり気が進まないにも関わらず
それを強制されることが、嫌なのだと思っていた。

なっちゃんは、

あの子に、恥ずかしいという感情があるなんて...
と、言っていた。

私もまさか、イオ君が嫌がるのは恥ずかしいからだ。
とは思っていなかった。




さて、子供たちは


そうかもしれないね!
   皆で一斉に見つめていたら、余計に読めないかも
   しれない!!



どうする??


じゃあ、みんなで下向こうか?


と、一斉に下を向いたと言う。





しかし、イオ君は読み始めない。



子供たちは、考えた。



みんなが、イオ君から見えなくなれば
  いいと思う!




すると、クラスの子が全員で

がさごそと、机の下に潜ってみたそうな!!




しかし、イオ君は やっぱり
読んではくれないらしい...



やっぱり、教室にいるのはわかってるから
 みんなで、教室から出てみたらどうかな?



子供たちは、とうとう廊下に出てみることになった...




しかし....そこで、残念ながら
タイムアウトとなってしまった。

終業のベルが鳴り、時間に忠実なイオ君は
さっさとその場から立ち去ってしまったそうだ(笑)
だって終わりだもんね(爆)


この話を担任の先生から聞いたなっちゃんは
とても嬉しそうに私に話してくれた。

私は、感動で泣きそうになった。


























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いろんなことをかんがえてくれる友達大事だね。

こんな仲間がいてくれると、うれしいね、子どもものびるよねえ、うらやましい。

素敵な話だね。

イオ君に恥ずかしいという感情があるかどうかは分からないけど、みんなの前で嫌だという気持ちはあるのでしょうね。
それって「怖い」とか「恥ずかしい」とかって気持ちから来る物だよね。

娘の例を話してもあまり参考にはならないのだけど、娘も人前で何かするのを嫌がる子でした。

幼稚園のプレイルームでは、皆が楽しく踊っているのに一人泣き叫んでいて心配になったっけ・・
ダンスの時間は必ず怒って逃げて泣いて叫んで・・
どうしてそうなってしまうのか、、入園してから大丈夫なのか・・すごく心配したの。

4歳の誕生日を前に、「どうして踊るの嫌なの?」と聞いてみると、初めて答えてくれたのが・・「恥ずかしいから」だったのです。
私は娘が恥ずかしいから踊れないなんて思ってもみなくて、無理やり躍らせようとしていました。
分かっていたら違う方法があっただろうに・・
それこそ、このイオ君のクラスメートのように色々と考えてあげられたはず・・

でも、言葉で説明が出来なかったから、私もまったく分からなかったのですよね。。

長くなってしまいました。すみません~v-356

あったかいお話でした。

以前お邪魔したウズラです。
いつも読み逃げでスミマセン…

ウチの息子は広汎性発達障害、精神遅滞という診断を受けています。
ある日の心理検査の結果を聞きに行った時、こんな話をされました。

「息子さんはやりたくないからやらないと言う事ではなくて、
失敗したらどうしよう、うまく出来なかったらどうしよう、
と言う不安や怖い気持ちが強くてしないことが多いと思うんです。」

目からウロコでした…
そんな事考えても見ませんでしたから。
どちらかと言うと、わがまま的に捕らえていたんですよね、私が。
なんで、どうしてと言う思いが強く、それまでは怒ってばっかりでした。
でもこの事がきっかけで怒る回数は減りました。反対に大丈夫だよ。
とか怖くないよ。お母さんも一緒にやろうかなとか…
なんだかね、少し似てるなって気がしたんです。
違った角度から見てみるのも良いのかなと。
それが同じクラスのお友達だったから余計嬉しいな~って。

みんなでイオ君のことを考えてくれる…
素敵なクラスに出会えて良かったですね。

うまくまとまらなくて…ごめんなさい。

子どもたちの思いやりの気持ちにナミダ。。。(/_;)

こんなにも人の気持ちを推し量ろうとする子どもたち。
優しいね。
本当に、思いやりの深い子どもたちだね。。。

な~んかツボに入ったようで、涙が止まりません(^_^;)

ケンワンさんへ

ケンワンさん、いつもありがとう。
伸びてるよ~。
イオ君、療育より学校の影響で
伸びてるって
なっちゃんも言ってるくらいです。

ぴよこさんへ

ぴよりん、こっちにも
コメントありがとうです。
そっか、心配したんだね...
たった1人だったというのが
心配に拍車をかけてしまったのかな?

でも、そのことを
後からでもちゃんと、お母さんに
説明できて、しーちゃん偉いね♪

きっとね、子供の心情を
親も含めて、周囲の大人が的確に
把握できることなんかできないと
思うよね。
恥ずかしい等の感情以外でも
案外、相手が持っている持ち物の
色が嫌だから泣くとか
髪型が怖いだけだったりさ
子供が嫌がって泣く原因って
色々あるもんね。

だから、結局わからなくても
いいんだよね。
もちろん、わかってあげて
その不安材料を取り除くことができれば
ベストだけど。

どうして泣いているのか?
何を思って泣いているのか?
この子は何が言いたいのか?

って、考えることが出来るって
それだけで、きっと思いやり
なんだと思ったよ。

ウズラさんへ

ウズラさんお久しぶりです。
読み逃げ大歓迎ですよ。
コメントが欲しくないという意味では
なく、読んで頂けるだけで嬉しいと
心から思っているからです。

ウズラさんの柔軟性を
同じ母親として尊敬するし
当事者としても、嬉しい
気持ちで一杯です。

どうして、そう思い込むのかな?
違うのに!
どうしてすぐに我儘って言うのかな?
違うのに!
何でわかってくれないんだろう。

っていう気持ちを自分で抱いていた
はずなのに、我が子に関しては
自分の母親や、周囲にいた大人達と
同じように、決め付けや思い込みで
判断してしまう、母としての自分が
います。全てに置いてというわけでは
ありませんが、誰よりも気持ちを
理解できるはずの私が
いつの間にか、石頭になってしまい
柔軟性を失ってしまっているんですね。

大人になるにつれ
頭の中では自然に消去法を使って
しまいます。
これじゃない。
これのはずはない。っていう具合にね。

今回のお話では、私も子供たちに
教えられました。
そして、ウズラさんと同じように
嬉しい気持ちになりました。

だいこん母さんへ

イオ君と、T君の持っている
癒し的なものと、周囲の子供の
性格によるものもあるのでしょうが
この学年に関しては、全員が全員で
あることから
私達保護者は、幼稚園の影響が
大きかったのではないかと思っています。

今の小学校のほとんどの
子供たちは、同じ幼稚園から来ています。
残りの他園出身の子供たちは
はじめの1~2年は、それほど
関わりがなかったような気がします。
イオ君達と、幼稚園を一緒に過ごして
来た子供たちの様子を見ながら
自然に学び、いつの間にか団結して
いたという感じですね。

幼稚園では、ベテランにも関わらず
どんな人間よりも柔軟性と優しさ
(厳しさも!!(笑))に溢れた
先生が担任でしたから、子供たちは
そこで多くのことを学んだのでしょう。

その出会いと経験を無駄にすることなく
子供たちはそれを上手く生かす
ことができたのでしょうね。
こんな優しさの伝染がもっともっと
広まってくれたらいいのに...と
思っています。
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