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友達の子が障害を持っていたら

先日、私の職場の先輩から深夜にメールが入った。

今から記事をアップするので見て欲しい。とのことだった

私の職場には、モモと同い年で全く同じ障害名を持ったお子さんを
持つ方がいる(仮にAさんとします)
私が働き始めてすぐに
先程記事をアップしたという先輩(Bさん)が
色々情報交換も出来るやろしメルアドでも交換したら?

と勧めてくれて、私はAさんと何度かメールのやりとりをした。
同い年で、同じ障害を持つ子の母親と
リアルで出会うのは初めてだった。
だから、お互いとても心強く感じたし、職場で会っても
ほんの2、3分しか話すことができないが
近況を報せ合い、私はよくその方に励まして頂いている。


さて、B先輩の記事...
事情によりリンクを貼る事は出来ないが
こんな内容だった。

夜の9時近くにAさんから電話があったという。
車を走らせてAさん宅に着くと、いつも明るく泣いたことのない
Aさんが、泣きはらした顔だったそうだ。

話をはじめてすぐに泣き出したAさんをBさんは
[いつも頑張りすぎているんだから、泣き泣き]といい
話を聞いたそうだ。
きっとたくさんの事を受け止めてきたのであろう。

Aさんに何があったのかは、記事には書かれていないし
私も知る気はない。
ただただ
Aさんの心中を思うと胸が締め付けられる思いである。

そしてB先輩は
外見からわからない自閉症の世間での認知度の低さ。
そして、弱者が生きにくい現実に理不尽さを感じる。
何もできない自分にも腹が立つとまとめていた。


この記事を見た時に
私は数年前の自分とBさんが重なった。

友達の子に障がいがある。

これは、その友達と近い関係であればあるほど
自分の無力さに、気がついてしまう瞬間が何度も訪れる。

私は、先輩に対しこうコメントした。


同じ障害の娘を持つ親としてコメントさせて
いただきます。
世間の理解を求めるのは難しいと思っています。

でも、そうやって心から気にかけて
理解をしてくれる人がいるってことは
すごく力になります。

私の娘が、自閉症と診断される4年程前に
私の親友の子が 自閉症と診断されました。
その時の私の立場は今のBさんの立場でした。

私は親友の為に何が出来る?
たくさん知識を詰め込み理解しようと努力しました。
そして、結局は何も出来ない自分に腹が立ちました。

でも、今度は当事者になりました。

すると...
何もしてくれなくていいってことに気がつきました。
ただ、話を聞いてくれて
傍にいてくれればそれで 十分なんです。

どうしようもなく悲しくなり
自分で感情をコントロール 出来なくなることもあります。
でも、そんな時にかけつけてくれる友達って
なかなかいませんよ。

それだけで、彼女は救われています。
間違いないですよ。

障害がわかってから、辛いこともたくさんありましたが
健常児からは絶対に貰えないだろう
たくさんのプレゼントを もらいました。

これはね、多分彼女も感じていると思います。
周囲の理解のなさ、冷たさに打ちのめされているからこそ
ちょっとした配慮にも、感謝の気持でいっぱいになります。

求めるだけではなく
私たちも努力が必要だと思っています 。

うつむいていたり
障害を理由に色んな事から逃げたら
いけないと思っています。

そうしなければ、真の理解を得るのは難しいですから。

************************************


人それぞれ、様々な考え方や受け止め方があるだろう。
当事者もそれぞれ違う人間なのだし、周囲に求めることも
人それぞれだと思う。

でも私の場合はそれがいい。
それが1番救われるのである。

「私に何ができる?何かしてあげれることないかしら?」

「もっと周囲に理解を求めてみてはどう?
園の保護者に理解を求める文書でも配布して...」

「みんなに言えばみんながモモちゃんを助けてくれるのに」


こういうアドバイスをしてくれる方もいる。

どちらかと言えば
私は我が子に障害があるとわかるまでは
こっちのタイプだったような気がする。

常に、友人の胸中を思い、常に自分には何ができるか?
彼女を少しでも救いたいと思っていた。

でもそれは
私となっちゃんの関係性においては間違っていた。

彼女は、そのことについて何も言わないし
私に感謝の気持ちさえ言ってくれていたが、今ならわかる。
なっちゃんも、今の私と同じように思っていたに違いない。
彼女は、昔から今に至るまで愚痴や弱音を決して吐くことがない。

だから、話を聞いてもらいたいというよりは
ただ傍にいて欲しい。
私の馬鹿な話を聞いては、笑って楽しい時間を過ごしたい。
それを私に1番求めているのだろうと、今は理解している。

もちろん、理解したいという気持ちはあたりまえの感情だし
ある程度の知識は必要だと思う。
でも、友人とは知識や情報を得るためにいるものではない。
と私は思う。

同じ障害を持っている者同志でなきゃ、わかりあえない?

もちろん、わかりあえる部分はたくさんある。
共感して、それに慰められることも少なくない。

でも、だからその人と親友になれるのか?

そこからは、また別の話で
そこからは人間と人間のお付き合いなのだ。

障害者の親同志でも、合う人もいれば合わない人もいる。

障害を持っていることが
どれだけ苦しいのかはかりしれないから
つまらない愚痴を相談するのは申し訳ないと
思ってしまったり
様々な遠慮が出てくることもあるかもしれない。

でも私は
障がい当事者であろうが、その家族であろうが
障害とは無関係の方であろうが、大切なのは
相手を心から思っていることだと思う。

私とモモを優しく見守ってくれている方

やたらとたくさんの
アドバイスや意見をお土産にやって来てくれる方

時には、きつい事言って私達親子を責め立てる。
それでもいざという時に、手を貸してくれた方

形は違えど
私達親子はこんな周囲の方に支えられて生きている。

この方達すべてにありがとう。

そして、先輩Bさんのように友達の為に何もできない事を
苦しく思っている方達の優しさに、心からありがとう。

何も出来ないと自分を責めていらっしゃる方がいたら
こう思って欲しい。

あなたがそう思ってくれていることが、すでに
私達にとって素晴らしい贈り物であるということ。

理解しようと思ってくださる方が1人でも増えて行くことが
住みやすい世の中を作り上げていくのだから。









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素晴らしいこと、よねっ♪

>大切なのは
相手を心から思っていることだと思う。
そうだよねっ(;。;)
お互いに、そう思える仲間、親友、などなどに出会えること。
素晴らしいよね☆
すみれさんに、なっちゃん、先輩、素晴らしい仲間がいてよかったねっ(^0^)
ばんざ~いっ!

ありのままを・・・

ホントにそう思います。
ただ、「うん、うん、そうだね、辛いよね」って聞いてくれる友達。
「すごいじゃん!のび太くん、偉いよ!」って一緒に喜んでくれる友達。
それだけで、心から「ありがとう」って感謝の日々です。
これって、私たちが障害のある子に対して接する時でも、一番大切なことですよね。
どんなに、普通じゃあり得ないことでパニクっても「そうだね、イヤだったね、大丈夫。」って受け止めてから対処の仕方を伝える・・・基本ですよね!
私たちが求めることは誰にでも共通のことなんだなって、改めて思います。
みんなが、誰にでも、「相手の気持ちをまず、受け入れる」ところから関わり合えばいいんですよね・・・
でも、すみれさんにステキなお友達がいる・・・っていうことは、すみれさんが素晴らしい人だからそういう人たちが近づいてくるんですよねv-10
私も・・・いっぱいいますよ!ステキな友達・・・テヘヘ・・・v-398

ほっと、できる人っているよね。

自分は、そんなにたいそうに感じてなかったことでも、子供のこと思ってうごいてくださったり、ありがたいなあ、と思える人がいます、いろんな人がいるけど、ほっとできる人もいます。

私こそありがとう。

このお話に出てくる先輩Bです。
Aさんとは、今の職場で出会って約2年、すみれさんとはまだ半年にもなりません。
これまで、障害を持つ人々に幾度と出会ってきては疑問に思い、自問自答することがありました。やはり、自分は『偽善者』だという思いで。
今回、Aさんとのことを記事にした時、まず、すみれさんに読んでほしいと思いメールで知らせました。
答えは、皆さんもお読みになったとおりです。
救われたのは私のほうです。自問自答してきた『偽善者』かもしれないという思いから開放された瞬間だったからです。
涙が止まりませんでした。PCの前で一人、ただただ泣いていました。
何もできないんではない。
そばに居る事の大事さをすみれさんは教えてくれました。
これからも、直接力にはなれないかもしれないけど、『心の支え』になれたらと、そう思います。
私こそ、本当に本当にありがとう。

ぴーまんさんへ

そうだね。
みんなそれぞれ支えあっているんだもんね。
ぴーまんさんは、素敵な家族に
支えられなんだかよくわからない
のびたを囲む会まであるしね(笑)
世間の理解を深める事よりも
今現実に周囲にいる人たちに
支えられていることは、とても
幸せなことですね。

まっぷーさんへ

>相手の気持ちをまず、受け入れる
これ、ほんまに大事よね。
でもとっても難しい。
心の狭い私には、なかなかそう思っても出来ないこともある。
でもね、常にそうありたいと
努力はしています。
せっかく感動してたのに、最後の
文で笑ってしまったよ
ママ子さんの所でのまっぷーさんの
コメント思い出しちゃったじゃない
(爆)
でも、ほんまにまっぷーさんは
素敵な人やと思います。
なんたって初めからリンク先
間違えたりして、面白すぎたもん!
友達も多いんだろうな~

ケンワンさんへ

いるよね!やたらと気がつく人!
そんな人がいると楽な事もあるね。
ホッとできるって、私はそれが1番
よ。モモの事アホや~!くらいに
笑い飛ばしてくれるような人は
ほんまに楽ですわ^

namiaさんへ

わざわざコメントを残してくださってありがとうございます。
私は、ほんまにあの頃の自分を
思い出してしまって苦しかったです
きっと同じ思いでいるんだろうって
思いました。
友達の子が障害を持っている
という事は、とても辛いことです。
どんな気持でいるんだろう
私が記事に書いたようなことで
ほんまに胸が張り裂けそうな思いを
することもあると思います。
そんな方達に、対して
私は前々から、メッセージを
贈りたいと思っていました。
namiaさんがきっかけをつくってくださったんですよ。
ありがとうございました。
私が言うのもおこがましいですが
これからもAさんのこと支えてくださいね。
Aさんは、ほんまに私の前では
明るくて前向きで、自分の事は
さておき私の事ばかり励まして
くれる人ですから。
namiaさんだから、話したかったんでしょうね。

ほんとだね…

相手の事を思っている気持ち…
それでじゅうぶんな関係ってあると
思う。もちろん理解してもらえたら
とても嬉しい。でも当事者でないと
わからない複雑な気持ちもある事もたしか…
それでも、自分の事を思ってくれて
心配してくれる存在に救われる時がある…
頑張ってほしいね…

たるとちゃん

そうなんだ~
当事者でないとわからない気持は
絶対にある。
私も、なっちゃんのこと1番に
理解しているつもりだったけど
全くできてなかったからなぁ。
でも、そんな時期も必要だった
と思う、そうして試行錯誤して
お互いの1番楽なスタイルを
探していくのがベストかな。
未だに試行錯誤だけどね(笑)

ruru

はじめまして。
とても参考になりました。
私も救われた1人です
ありがとうございます

すみません

名前がruruです

ruruさんへ

参考になっただなんて...
ほんまにありがとうございます。
こちらこそ、読んで下さって
嬉しいです。

ホント友だちってありがたいよね。。

私もね、伊織クンの障害を知ってからは仕事に逃げたりして友人たちと会わない日がけっこう長かったの。。
別に避けてるとかじゃなくて、仕事をめいいっぱい入れてたから忙しくて会えなかったのね。。
でも最近から集まりにも伊織クン連れて顔出すようになって、今の心境を話したときさ、みんなお酒も入ってたから涙ぐんじゃって・・・・、でもとびっきりの笑顔で《アンタよく頑張ったよ。。ごめんねぇ、何もできなくて、でもありがとう、よくここまでたどり着いたねぇ。。》っていってくれたの。。(涙)
ホント私も泣いちゃった。。
なんて友だちってありがたいんだろう。。
思ってくれている人がいる、ってことがわかるだけで孤独から救われるんだよね。。
すみれさん、この日記をアップしてくれてありがとう。。
障がい当事者の方々やその家族の気持ちを代表していってくれてるよ。。
またまた泣かされちゃったなぁ。。(笑)

怪獣ママさんへ

こっちにもコメントありがとう。
この記事には個人的に思い入れが
あるので、コメントしてもらえると
ほんまに嬉しいよ..
ありがとう。
一緒に泣いてくれるって
それほど救われることないよね。
一緒に泣いて、笑って、怒ってくれる友達がいるって何よりも
幸せなことだと思います。
障害当事者の代表なんてのは
大袈裟よ..ママさん(笑)
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