空間認知力ーある方の導き
2006.10.25
では、空間認知について3回目の記事を書きます私は、ある人の存在を思い出した。
アスペルガーライフblogを書かれている狸穴猫さん。
彼女は、アスペルガー当事者でドエライ知識を持ち合わせた方である
この方のブログを読んでいると、同じASでも頭の構造がまったく違う
ことに気づかされる。
私程度の人間にはとても理解できない
難解な言語が飛び交っているのだが
それでも小難しいどこそこの教授の論文よりは
読んでみたくなるし、わからないことがあっても調べてみよう
という気を起こさせてくれる。
中には、AS的聞き間違いや物忘れのお話など噴き出さずにはいられない
内容の記事もあり、私はほとんど毎記事読み逃げでお世話になっている。(だって、気の利いたコメントができないの〜)
私は思い切ってこの方に相談してみることにした。
ほぼ全文です
狸穴猫さんこんにちは。
実は最近ずっと囚われている疑問があります。
主治医に聞いてみればいいのですが
次の診察が11月末なので
狸穴猫さんなりのご意見を聞かせていただけたら
ありがたいと思い書き込みさせていただきます。
私は、小さい頃から不器用と言われていて
図工や家庭科の成績は最低でした。
折り紙や、子供雑誌の付録は組み立てることが出来ません。
説明書を見ると、余計にわからないんです。
地図も読めないんです。
ダンスがとても苦手で反復横跳びが、高学年まで出来ませんでした。
でも、ナイフで鉛筆を上手に削ることもできるし
子供や自分の服を製作しています。
いままで私は、自分が不器用だと思って生きてきたのですが
それってもしかしたら違うのかもしれないと感じたんです。
空間認知とこれらのつながりってあるんでしょうか?
地図はよく聞きますが
折り紙や付録なんかもその類に属するのでしょうか?
自分は空間認知に問題があったのであって
不器用ではなかったのだろうか..
お返事はいつでもいいのでもし、ご意見を聞かせていただければ
ありがたいです。
すると...
なんと...
信じられないほどに空間認知について調べあげた
答えを提供してくださったのです!!
こちら
http://maminyan.blog5.fc2.com/blog-entry-95.html
すみれさんの例ですが
お話から広範囲の視線移動や広範囲の追視(ラインを目で追うこと)
に難がある可能性があるかもしれません。
というおまけつき!!
いや〜なるほど。こんなこと絶対にわからなかったよ。
確かにラインを目で追うことが出来ない。
大雑把でも不器用でもなくラインを追えなかっただけなのよ
(調子に乗っている)
狸穴猫さんは、以前より空間認知に興味を持っていらしたそうだ。
ご自身の記事にも書かれているがその理由が
私がこの件に興味がある理由なんですが
私はどっちかというともともとは二次障害フリーなほうだと
自分では思っていますし、地図等も問題なく読めます
ただ、それに昔やった視能訓練が関わっているのではないかと
疑っているんです。
私は斜視で片眼弱視なもんで、
子どもの頃視能訓練をくさるほどやっているんです。
おまけに視能訓練のために立体視訓練や視線移動訓練などの
視機能のトレーニングだけでなく
両手を使った細かい手作業を伴う作業療法的なトレーニングまで
しているんです。
で、あまり二次障害にならなかった理由に
上記の視能訓練が何らかの影響を与えているような気がするんですね。
という。
これはこれはどうでしょう??
視能訓練...実はうちのマルは1歳過ぎに
「偽斜視」と言われて、症状が変わらないようなら
視能訓練をしましょうと言われたことがある。
でも、斜視や弱視と診断された人のみが受けられるものなのかしら...
気軽に通える町の眼科はもしかしたら、受け入れてもらえないのかも
しれない。
眼科に勤める私の友人に早速問い合わせてみた。
彼女は眼科にいながら恥ずかしいのだけど空間認知について
知識を持ち合わせていないとのことだった。
ただ視能訓練士の方のお答えを戴けた。
斜視、弱視などの治療に力を入れている病院なら
力になってくれるそうなのだ。
そこで、私は市内の病院に電話をしてみた。
1件目は、診察中の院長先生自らが電話に代わってくださり
丁寧に教えてくださった。
そこでわかったのだが
空間認知と視能訓練の関連というものは眼科の中でも
まだそれほど浸透していないようだ。
ましてや、発達障害児と視能訓練となるとますます混乱する様子が
伝わってきたが、先生は御自分でも調べてくださり
もし、なにかわかったら連絡してくださるとまで言ってくださった。
とてもいい病院だったのだが、視能訓練自体されていない病院だったのであきらめるしかなかった。
3件目に、訓練を受け入れてくれる病院を見つけた。
もちろん発達障害児でも問題なく受け入れてくれるという。
予約は11月半ば。
私の空間認知力についてばかりクローズアップしてきたが
もちろん、モモも私と同じである。
今のうちに、出来るだけのことをしてあげたい。
質問した相手にこんなに的確な答えと自分が望んでいた以上の答えを頂けるということはそんなにあることではない。
私は、狸穴猫さんに質問の答えと大きな希望を頂いたのだ。
こんなに的確な答えを
専門家でも出すことは難しいかもしれない。
もし、専門家が教えてくださっても、私には難しすぎて耳から耳へ
通り抜けていってしまっただろう。
狸穴猫さんがご自身の経験を元に
的確なアドバイスをしてくださったから
私には理解することができたのだと思う。
彼女には心からお礼を言いたい。
それから、この大きな希望をたくさんの方に知っていただきたく
狸穴猫さんの了解を頂き記事にさせていただきました。
2007 11月 追記
発達障害だけの診断名では、眼科での視能訓練を
受けることは出来ないようです。
眼科ではありませんが、スポーツ選手や発達障害などの
視覚訓練をしてくださる機関の情報です。
■視覚訓練の開始


