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すみれ、イケメンで飯を食う

電気店で、テレビを物色していた。


ちょっと店員さんに聞いてみようかと
ちょうど近くにいた店員さんに声をかけた。


店員さんは、懇切丁寧に説明をしてくださった。


あら.... この店員さん....

スラッとしているとは思ったけれど、大沢たかおに似ているわ。




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彼が、説明をしている声が、遠くでかすかに聞こえている....


すみれ、全く説明を聞く状態ではない。


なぜなら

イケメンに出会ったら最後、イケメンを

限られた時間内で、堪能しなければならないからだ。




-----大沢たかおに着物を着せたり、白衣を着せたりして
(そういや、どっちも医者やん)
すみれ、しばし妄想中。-----



説明が終わったようだ。



いかん、いかん!聞いたフリをしなくては!!



まぁ.... 詳しく教えてくださって、ォホホ~

ありがとうござんした。
(心の中で、野風になっておる。)




シャイなあたしは 目を見ることが出来ない代わりに
思い切り、鼻を膨らませて、イケメンの香りを探した。



イケメンが、何か話しかけているようだ....


会話の内容、全く覚えていないが
ざっと、こんなものだろうて。




おいくつですか?

いやだ...私、もう いい歳ですのよ。

全然、そんな風には見えません。

あら、お上手ですわね。


いや.... なんか 会話が昭和の昼メロだな。



あら、更に 何か言っておる。




お時間、よろしければ お茶でもいかがですか?

↑私には、そう聞こえる。


ええ... でも、イケメンさんお仕事中じゃなくて?





いいえ! いいえ! 



いいえ~~~!!!





この辺で、ちょっと我に返る私.....







僕、店員じゃありません!!








え!?


え!?



えええええええええ!!!?





大沢たかお 細川茂樹!?だったのかっ!!?
←こっちも好きだけど!




すみませんっ!!


(詳しすぎるだろ~!! しかも、店員じゃないって初めに言ってよ~!!)


はい。 仕事柄... それに好きですから。


(好きって... そんな突然すぎるわ~)









なぜか、一番奥のテレビコーナーから、2人並ぶ形で
レジの方へ歩き出す。




本当に失礼しました。


いえ、とんでもない。 良かったら.....



良かったら....


良かったら 




何ですのっ!!?


↑ 目をつぶって待っている雰囲気を想像してね。







その時だった。





おか~~~~~~さ~~~~~ん!!


声がブルブル震えている。

人間が、宇宙人の真似をする時の

わ~れ~~わ~~れ~~はああ~~~~

みたいな声を出しているのは、モモ。








↑ こんな ブルブル振動マシーンに乗っている。




更に、状況は 私にとって不利に..... (何の不利じゃ!(笑))





もう帰るの~~~~?











ロデオボーイに揺られたマルが、残念そうにこちらへ声をかける。







残念なのはこっちやわっ!!!



振り返ると、細川茂樹大沢たかお...はいなかった。

しかし...


彼の良かったら... の意味を妄想するだけで半年は楽しめそうだ。



何かを売りつけようとしてたとか
アンケートだとか
騙される寸前に、うちの娘らに救われたとか



そういうオチは、ないからね!! (←自信なし) 



妄想は、ただですからっっ!!
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テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

あたしはトトロ




体調が悪く、しばらくブログを休んでいたが

私はインフルエンザではなかった...

しかし、頭の痛みが尋常でなく、しばらく起き上がることが
できなかったのだ。

すっかり元気になったモモは、バトンタッチで感染したマルと
私が寝込んでいたために、1人でお絵描きや折り紙
をして遊んでいた。

マルは寝室にいたが、私まで寝室に行くわけにも行かず
私は、モモがいる居間に転がっていた。


寝れない...



5分おきに配達されるモモ郵便...

おかあさんえ
げんきになてね


ううう...(涙)
でも、2,3枚でいいですから...
もう、50枚以上もらってますから...



折り紙のプレゼント攻撃...

そういえば
おかあさんの誕生日だったわ!


いや...誕生日は秋ですが..


おやつの押し売り...

はい、どうぞ!!おいしいですよ!

フガフガ...
強引に口に入れられる



私の近くには

淋しくないようにとせっせとぬいぐるみが並べられ

バスタオルや、毛布や、クッションが私の上にわんさと載せられた。

クッションは、私の顔を完全に覆い隠した。

ここぞとばかりに、私は熟睡させて頂く事にしよう

モモは、DSで遊び始めている...



ううっ!!!



身体に何か重みを感じる...
ほんの少し寝てしまっていた私は、事態がよく飲み込めていない。
恐る恐る目を開けると...


モモが私の上に乗っていた!




あなた、トトロっていうの~??


△@;×%&$□?*







モモ得意の、なりきりモノマネである...

トトロのメイちゃんのセリフそのままで、口調も一緒である。


お...おもしれぇ...

頼む...今日は笑わせないでくれ~~


結局、モモの世界に引きずりこまれた私であった。

私は、すすわたりが出たな~
何度も言わされたのであった...(←ばあちゃん役やん...)


【2007 3月の記事より】



この記事を書いたときには、トトロじゃなかったからさ....
自虐でもなんでもなく、小さな子供の発想の面白さを心から楽しめて
こうして記事にしたけどさ....

現在、本当にトトロになってしまっただけに
シャレにならん。

年明けから、ダイエットをさらに強化!!
1年で15kg 2年で20kg増! だから
せめて 10kgは落とします。

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ジャンル : 福祉・ボランティア

よみがえった悪夢

今日は、1時間ほど「まる」うちの長女が留守番した。

お風呂に入る時に

「えらかったね~抱っこしてあげる~」

そう言ってみた私...すると

何やら居間に駆け出す。

持って来たのは油性マジック!



いいねん、いいねん

おかあさん~今日は抱っこのかわりにアレしてよ!




ねえ、も~ちゃん(モモのこと)

久しぶりにアレ見たいよね~ブブッ

モモも一緒に吹き出して


やって~!やって~!


の大合唱である。

アレとは...

私が以前したいたずらである。

私が中学の頃、妹と向かい合わせで居間のテーブルで
宿題をしていた...
真剣に宿題をしていた私に妹が囁くようにつぶやく。

「おねえちゃん..」「おねえちゃん..」


「おねえちゃん..だれか見てる!」

顔を上げて見渡す私..


「誰もいないじゃん」


「おねえちゃん、誰か見てるんだってば!」

「いないじゃん..」これを2,3回繰り返しただろうか..



うるさい!集中できないでしょう!



・・・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・







いた!いた~っ!




テーブルからちっちゃいおっさんが覗いてる~!!
妹が親指に、おっさんを描いて覗かせていたのだ!


どうよこのセンス

面白いじゃないか!妹よ...

私はこの妹のネタをいただき、娘達を驚かそうと落書きした。


しかし、私はオリジナルにこだわりたい!



そこで...



お腹に!



油性マジックで大きく描いてみた。

腹踊りする人が描くみたいな無気味な絵を...






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すると、これが大好評!!
たちまち私は一家のスター!!



おか~さんっておもしろい!

おか~さんって料理上手~!


料理上手は、言い過ぎた..
しかし、その日

確かに私はスターだった。
輝いていた。

娘達は何度も私の洋服をめくっては爆笑だった。


宅配便、スーパーへの買物。。私は細心の注意を払い
モモに不意にめくられることがないように気をつけた。
そして、無事乗り切りお風呂に入ることができた。

かなり前から痛んでいた胃が
どうにも我慢できない状態になったのは
その次の日であった...


お風呂で落としたこともあり
あまりに痛みが激しかったこともあり
私は、落書きのことなどすっかり忘れて病院へ行った。

ベッドに寝かされ、むき出しにされたお腹を先生が触診する...


あ~!そこです!かなり痛いです!


「う~ん..ちょっとレントゲン撮ってみようか..」

先生は、普通に言った。
看護婦さんも普通だった。

レントゲンを撮って説明を聞きに診察室に入った時には
少し様子が違っていた。
なんだか目を合わせてこない...やたらと咳払いする。
後ろの看護婦さんは、目を見開いて私を見ていたが
私と目が合うとサッと視線を逸らす...


そこで私は気がついてしまったのだ...







もしかしたら





うっすらと残っているかもしれない





アノ絵のことを...





1haraodori.gif






先生の話を聞きながら私は真っ赤になった。
そして、なぜか急に汗が噴出した。
真っ赤になり、汗が出てきた私を見て

コイツ気がついたな...

と,悟られてしまうのは、余計に恥ずかしい..
そんな事を思うと余計に顔が熱くなった...


何を話したのかあんまり覚えていない。

でも、診察室はピリピリしていた。

そこにいた誰もが緊張感にみなぎっていた。



相手はちょっとしたはずみで吹き出す自分と必死に戦っていた。


戦いが終わり、家に帰った私はすぐに姿見で確認した...






うっすらどころか



まだほとんど



そのまんま残っていた




鏡の前で呆然とする私を想像して欲しい・・・


昔からそうだった...
私はいつもこうなのだ。
みんなはうまくやっても、私はなんでもバレル。

2階から上級生が唾を吐いていた時だって
なぜか上を見上げていた私の目にそのまんま落ちてきて

みんなに信じらんな~い!!って笑われた。

2階から目薬を実現した女!とさんざんからかわれた...



行進をしている時は
なぜかコガネムシが私の鼻にスポッと入った

鼻の穴から半分くらいは体が出ていたのだろう...

コガネムシは私の鼻の中からでようと激しくもがく。
私の鼻の中と鼻の下は、激しく痛み涙を流す...
鼻息で押し出そうとするが、どうしてもでない...
仕方がないので行進をしたまま、手で引っ張り出そうとするが
どうしても出てこない。

痛くて痛くて涙がどんどん流れる。
すると、私の隣で並んで行進していた男子が
顔を前に向けたまま






おい!



行進中に、鼻くそほじんなよ!





いや...それは心外!
鼻にコガネムシが入っているより
鼻くそをほじる女と呼ばれるのが嫌だった。



違うよ!見てっ!

出ないの!なんか虫がでないの!




男子は、恐ろしく硬直した。








コ..コガネムシだよ..




すみれちゃん..





そうだと思った。どうしたらいいの?

ぼ..僕に言われても・・・



そして、熱い男が(熱い男シリーズでおなじみ)

そこ!なにやってる!!と、怒鳴る。


それっきり、男子は黙ってしまった...
コガネムシはしばらくして飛んで行ったが

こんなミラクルが私の身には何歳になっても起きてしまうのだ。


なんで私?

いや...普通お腹に油性マジックで落書きする主婦は
あまりいないだろう。

自業自得といえばそれまでなのだが








何故!



お腹がいたくなるの?










様々な悪夢がよみがえり、人気者になることをあきらめ
きっぱり、まるの申し出を断わった私であった。






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怒りのツボ -人に対する 1


怒りのツボの続篇です。
今回は、人に対しての怒り。

前回は、人に対する怒りよりも 怒る頻度が高いのは音に関する不快表明だと
それは、人に対する怒りを自分の中で極力減らすようにトレーニングしているからだと
書いたが、もちろん 怒りは大いにあるのだ。


では、私はどこで一番怒っているのか?
というと、やはりそれは 自分に甘くなってしまう家になってしまうのだが
今回は、家での怒りを省いて考えてみる。



外での私の怒りは、どこでどんな場面でどのように現れているのだろうか?



一日の順を追って考えてみる。



家を出る

【近所には、変わった人がたくさんいる。ゴミをうちの配電盤?なんだっけ?の中に
入れてしまう中学生やら 書き出したらキリがないけれど
近所は、まぁ...たいていのことは許容範囲である】

車で職場に向う

【関西は、交通マナー最悪。強引に割り込むは 黄色信号で停止したら
クラクション鳴らされるわ... 幹線道路をいきなり人が横断してくるわ
私は、これもたいていの場合許容範囲。
「きっと、誰かが危篤で急いでいる理由があるんだよ!」と
考えるようにはしている。 遅刻しそうな時に、遅い車が前にいると
多少、おそ....とは思うけれど。】

職場に着く《同僚編》

【私の勤める店の同僚達は、非常に変わっている。
心の中にしまっておくべきような事でもガンガン相手に伝え
ていたら、普通の職場では喧嘩になるし、やっていけないと思うのだが
平気で、相手の短所なんかをポンポン指摘する。
時に、言いすぎたりして喧嘩になることもあるが
結構ケロッとして、話している。
私は、多分お店で一番だと思うほど、そういった人間関係の情報がないので
こないだあんなに険悪だったのに、仲良くなってるとか...
目の前の光景に、混乱してしまう。

何しろ、私とアヤッチが 同時期に応募して
結構な人数の中で 偶然私たち2人を含めた3人が合格したのが3年前。
1人は、 こんなにキツイ職場(仕事内容も、人間関係も)やっていけない!
と、すぐに辞めてしまった。
その後に入ってきた人も居つかず、結局こんなに大きな全国チェーンの飲食店なのに
3年も私とアヤッチの後に入った人がいないのだ。

女性の職場なので、常に陰口や嫉妬がつきものだけれど
そういった 輪の中に、参加することを拒否できるし
また、私自身 変なキャラとして 存在させて頂いているので
自然に、そういった渦に巻き込まれないで済む
ありがたい状況にある。

しかし、そういう職場で歯に衣を着せない発言をする
同僚達に いちいち傷つかない強さは持ち合わせていなければならない(笑)


例えば、1年間に15キロも太った私。


努力せずに、食べて寝て。。。。のぐうたら生活なら言われても仕方がない。
毎日、仕事帰りにジョギングをし、食事制限をし
ありとあらゆることを試しているのを知っていながら

また、太ったやろ!

顔がまた膨らんでるで!

ダイエットする意味あるん? 痩せるどころか
どんどん太ってるやん。 やめたら?



と、言われたりする(笑)

周囲には、それは言いすぎや! 酷いわ! 河嶋さん頑張ってるのに!
などと言ってくれる人もいたが(←本気じゃなくて、こっちも笑いながらだけど)

私は、 全く気にしていない!!

というか、陰で言われるよりずっと気持ちがいい。
陰に入っちゃうのが一番困る...ただでさえ空気読めないのに。
それに、昔からいじられキャラでもあったので
少々のことは慣れている。逆に心地いいくらいだ。


ほんまやな~。 効果ないから馬鹿らしいわ。
やめよっかな~。って思ったのだった(笑)


誰かが言っていた。


今残っているメンバーは、オープニングから
数々の人間をふるい落として来たメンバーだそうで
強いか、変か、何も考えていないかのどれからしい。

その中に、後から飛び込んできて3年もいついた
アヤッチと私は、とびっきり通じない変なキャラ
だったからやって来れたのかも。だとか。

そうなのかっ!?


仕事内容に関しても、誰かの仕事ぶりに関しても
あまり気にならない。腹を立てる要素がない。
自分のことで精一杯なのもあるし
人には、得意なことと不得意なことがあるものだし
得意なところで、補い合えればそれがベストなのでは
ないかとも思っている。
何より、仕事では 人に何も言える立場ではない。
今の仕事は、今まで数々やってきた仕事の中でもピカ一の
難しさ。
毎分状況が変わるし、一斉に色んな作業をこなさなければならない。
しかも、スピード勝負。
何よりこの人数でこれだけをこなすの?というスタッフ数の少なさ...
(基本、レジ含めて1人か2人...ピーク時に3人。一応人気店...)
その度に、瞬時に優先順位を組み立てながら行動。
せっかく組み立てた優先順位も、状況に応じてすぐに変化してしまうので
アスペルガー者に全く優しくない。非常に難易度の高い仕事だ。
そりゃそうだ... あんなに頭の回転が速いなっちゃんでも、アヤッチでも
こんなに難しい仕事ははじめて~!! って言ってたもんなぁ...

とにかく目の前に怒涛のごとく押し寄せる仕事をこなすのに
精一杯すぎて、同僚の欠点を探す暇もないというのが正直なところ。

ちなみに、ここに来てたまにコメントくれるnamiaさんは
馬鹿な私が、何度同じ事を聞いても(しかも忙しいときにも)
一度も怒ったことがない。 普段そんなお礼の1つも言ったことないけれど
 ...感謝です。 




また続くになっちゃった.... いちいち長い。

しかも、まだ怒ってないし! 次は怒るぞ!!



つづく






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マルもたまに壊れます

モモは、カンカンだった。(カンカンって古い?)



カンカンに怒ったモモは、足をドンドンと踏み鳴らしながら帰宅し
ランドセルを下ろし、大声でマルの悪口を言い出した。




もう! マルちゃんのこと許せへんっっ!!




聞けば、マルは モモの1つ下の2年生の女の子(Eちゃん)
のランドセルにチャンバラごっこで傷をつけてしまったという。


Eちゃんは、2年生ながら なかなかの人物。
愛想の1つも無い子で、生意気だとか言われているようだが
同い年の障害を持つ女の子が、6年生にからかわれている時に
なんと、その6年生男子に食って掛かり、その女の子を守ったとか
そんな話を 何度も何度も聞いている。

最近は、3年生女子2人ががっちり手を組んで
(モモの班は、モモを含めて3年生女子3人。幼稚園の時から
トラブルが耐えなかった、花ちゃん達。)
モモに話しかけられないように、走って先へ逃げるとか
登下校の際に、孤立してしまっていたようだが

1つ下の Eちゃん達がモモを受け入れてくれ
一緒に、行ってくれているようだった。
それを私は、ありがたい気持ちで見守っていた。



マルの帰りを待って、事情を聞くと あっさりとマルは認め


今日の、休み時間にも2年生の教室に行って謝ったんだけど
その時には、許してくれていたんだけど...


と言った。



モモとの帰り道で Eちゃんは
マルちゃん、ムカつく!! と悪口を言いながら帰ってきていたんだから
マルのことを許した訳ではないと思うで。


それに、ランドセルって特別な物やねん。
Eちゃんに心を込めて、誰かが贈った物やねんで。
簡単に、弁償するから...では、代えられない物やねん。



マルはうなだれていた。



今から、ケーキを買ってEちゃんの家に謝りに行こう。
ランドセルの状態も見せてもらわないとならないしな...



Eちゃんのお宅で、私は簡単に事情を話した。

Eちゃん母は、Eちゃんから、何も聞いていないようで
大変驚いているようだったが、すぐにマルに向かい

わざとやないんやろ?

と、聞いてくれた。


マルは、そこで思わず泣いてしまい
頷きながら、ごめんなさい と告げた。


そこへランドセルを持ったEちゃんが現れ
ここや! と指をさして教えてくれたが
傷らしい傷は、見当たらなかった。うっすらと付いているのが
傷かもしれなかったが
弁償のお話を切り出すのは大袈裟かもしれないと
加害者なのに、生意気にも一瞬迷ってしまった私がいた。

しかし、そんなことよりも まずは心からの謝罪である。

マルは、5年生、相手はまだ2年生なのだ。
どんな理由があるにせよ、うちに100%の非があるのだ。
怪我がなかったことが唯一の救い。


Eちゃんの母さんに、2人で深々とお詫びをし
いつも、モモが Eちゃんに良くしてもらっていることのに...
と、私は泣きそうだった。


そんな...幼稚園の時から、一緒やねんから....!


と、Eちゃんの母さんが そう言ってくれた言葉に
胸が詰まってしまった。

こんなに温かい言葉をかけてもらったのは、久しぶりだった。
表向き、優しい言葉をかけてくださる方はいたが
心からの言葉か、そうでないかは 悲しいかな...すぐに伝わってしまう。



帰ってからも、マルはしばらく泣き止まなかった。
こんなマルは珍しい。
泣くことすら、珍しいのだから...



マルは、5年生の男の子と、チャンバラごっこをしていたらしい。
マルは、小さな頃から女の子よりも男の子とちょっと危険な遊びを
することが好きで....というより、その辺の男の子よりも
度胸満点で、進んで危ない橋を渡るタイプだった。

精神的に大人びているし、妹思いのマルを
おしとやかなイメージで考えてくださっている読者様は多いだろうが
実は、マルは幼稚園の頃から空手をやっておるし(最近休んでるが)
多分、桜間長太郎くらい、はっちゃけている。
その はっちゃけ具合について来れる子が少ないために
いつも一人でクールに過ごしているだけで
一度、火がついてしまったら とことん調子に乗ってしまうという
なんとも、取り扱い注意の一面があるのだ。


いつもは、愛想もふらないし
クールな一匹狼そのものなので
そんな風に、はっちゃけてしまった マルを目撃してしまう人は


マルちゃんが壊れた~!!


と、口々に私に伝えに来る。


多分、その日の朝は
かなりはっちゃけていたと思われる。
5年生の男の子が、何らかの事情で
マルの相手が出来なくなった。


しかし、テンション最高潮に上がってしまったマルは
モモの所へちょっかいを出しに行ったと思われる。

モモと、2年生の2人の女の子は


えいっ! 闘おうぜ! えいっ!


と、やってくるマルに



向こうに行け!!

来るな~!!



と言い、マルの誘いを頑なに拒んでいたと思われる。





お前.... ジャイアンやないけ!?

嫌がっている子を無理に引き込んでどないするねん!?

しかも3つも年下の女の子相手に!!


この話を聞いたときから、あんたが悪いのはわかっていたけど

そこまで悪いとは思わんかったわっ!


お年玉ででも、ランドセル弁償するんやね!!



ふんっ!!




次の日だったか....モモと話していて意外なことがわかった。

モモが見たのは、ランドセルの側面に傘が当たったという。
当たったのは、一度だったので
Eちゃんの教えてくれたランドセルの正面ではなかったようだ。

確かに、ランドセルを背負っていたら
傘がどこに当たったかを特定するのは難しいかもしれない。

でも、どこに当たっていても
傘を振り回したマルが悪いのだから、いらん情報だ。




でも、私は マルに確かめてみたかった。


あんたの傘の先が当たったのは何回や?


1回。


どこに当たったか覚えてる?


ここ。


マルが指したのは、キーホルダーがぶら下がっているような
側面だった。




Eちゃんが ここをマルちゃんに傷つけられたって
ランドセルを見せてきたとき、そこじゃないよって
言わなかったよね?



うん。 違うと思ったけど 自分が悪いからいいやと思った。


ほんなら、家で ほんまは違うねん! って
お母さんだけに言っても良かったんちゃう?



うん。 でも、やっぱり自分が悪いし.....



お母さん、最初から マルがわざとやってないと思ってたやろ?
意地悪でやったと思ってなかったやろ?
Eちゃんのお母さんも、わざとじゃないって思ってくれてたやろ?


ありがとう。




当たり前のことだけれど
傘を振り回すようなことをもう2度としたらいけないことと
自分がやっていないことだったら、それをハッキリ伝えるのは
悪いことではないこと。
せめて、家では我慢せずに、本当のことを教えてほしいと告げた。



更に次の日....


空気の読めないモモが、Eちゃんに



Eちゃん、マルちゃんのこと許した?

マルちゃんのこと好き?


と聞いたところ....(ほんま、馬鹿なことを)



普通ーーーーーーー!!!


と、言っていたそうだ。

Eちゃんらしい答えに、マルも私もふきだした。


Eちゃんは、何となくマルに似ている。



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ココロのひろばの本が出来ました

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とりあえず、4冊。



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↑これで、何の記事かわかった方は、相当なマニアかと...




kokorohon3.gif


私のたまに描く怪しいイラストも、こんな感じで....




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もちろん、コメント欄もすべて入れさせていただきました。


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負け惜しみですが.....

ヒロシのお母さんは、34歳である。









割烹着に、着物の人ね↑




数年前に、朝の再放送で観てて
34歳ってセリフがあったのですよね。



私、その時 35歳くらだったと思うけれど




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って思ったね。

人生初、(年齢的に)上から目線やちゃったわ。

(何度も言うが、若く見られたことない私)


これを読んで、ふふふ...私は若く見えるし....って思ったあなた....






aruyo.jpg

思い込みですよ。



だって周囲の人にも言われるし!!
って思ったあなた...



人は、自分が思った歳よりも5歳若く言います。
年齢を聞いた後に、若いね~ というのは
おそらく挨拶がわりです。



そもそも
ほんまに若く見える人って
”若いって言われる”発言しません。




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負け惜しみかっ!?


ええ、ほんのり 負け惜しみ。





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私の狂った怒りのツボ

まず、旦那に狂っていると言われた瞬間の 私の怒りはこれだった....



あるお菓子のCMで、子供のタレントさんが歌っているのだが

その音程が、非常に不快で 調子の悪い時には吐きそうになる。

タレントさんは、屈託がなく可愛いのだけれど、音程だけが

どうしても、どうしても不快なのである。

それに加え あの曲を聴くと半日は

脳内にリフレインしてしまうのだから、困ったものだ。




それでも、誰にも罪はないのだ....

私が、我慢していれば済むことなので、黙っていた。


CMに出演している子供も、それを観ているうちの家族も
いちいち、私が不快だからと言って
気にする必要は無い。




自分の身は、自分で守るべし!




私は、お菓子会社のHPにアクセスし
CMが流れる予定の番組をチェックした。
危ないのは、木曜日.... 私が観る可能性のある番組は一つだけ。
あとは、火曜のニュースの時間にお風呂にでも入れば問題ない。


しかし、しかしだ!!



そのCM曲が、予定外のところで流れるのは なんで!?



じっくり番組を観ていないからわからないのだが
(すぐに、その場から逃げるので)
バラエティー番組に本人が出るなどしてで話題になっているのか
それとも私がチェックし忘れた番組が存在するのか

こんなに、あのCMを避けるために対策を練っているのに
遭遇してしまうのは、ナゼ~!!?




納得が行かないわたしは、そこで 怒りをあらわにした。
どこにもぶつけようのない怒り。

わかっているさ。 でも、そんな時に話しかけられたら
不機嫌な答えしか返せないし

なんで、そんなに不機嫌なんだ? なんて
なじられた日には


うるせ~よ! ばぁぁぁぁか!!!


....とは、言わないけれどね、さすがにそれくらいの気持ち。



この例に漏れず私の、怒りの 要素は 音に関するものが多いと思う。



テレビの音が大きいと、とにかくイライラは頂点に達するし

(テレビの種類によってボリュームの調節は違うだろうが
私のちょうどいい大きさは、前のアナログテレビも、今のテレビも”6”
これが小さすぎるのは、承知しているので
家族には”15”くらいまででお願いできないかと言ってはいる。
それ以上になる時には、自衛手段を施すしかない。


工事の音や、旦那が鳴らしているアラームの音とか
家の電話の音は、ついオフにしてしまうので鳴っても気がつかず
そのことで、旦那に怒られることも度々...


つい、2、3年前までは すべての人間が私と同じように
音を不快に思うのだと思っており
私だけ、そんな我儘を言ってはいけないと思っていた。
んでも、 
これが 音声過敏って奴なんだとわかった今でもそう思っているのは同じかな...


だって、私1人の為に、周囲が合わせるのはやっぱりおかしいと思うし
自衛できることなら、自衛すれば済むことだし
生きていくうえで、やむを得ないことだからなぁ...

せめて、家族ぐらいは 理解して合わせて欲しいとも思うときもあるけれど
旦那は、どうしても理解するつもりはなさそうだし
そのことについて話し合うことにより、きっとお互いが
想像以上に傷つき、 私は、夫婦関係を自ら終わらせてしまうだろうと
確信しているので、きっとこの先もずっと 私は話すことはないだろう。


【誤解をさけるために、一応... 
うちの旦那は、私がアスペルガー症候群であることは
知っています。 音声過敏についても、知ってはいます。 が
大袈裟だとか、自分勝手だとか その他の症状についても
そのような捉え方しか出来ない方なので、モモの話を含め発達障害関連の話は
彼とは、一切しないようにしています。
モモの障害も、彼は 何となく治るものだと思っているようです。】



そんな訳で、 彼の


お前の怒りのツボは狂っている!! の今回のツボは


私の、音に対する不快表明だったのである。





※ 現在、拍手数の表示が不具合でされていないようです。
  せっかく拍手をしてくださった方、表示されなくて申し訳ないですが
  こちらの管理画面では、確認できますのでご安心ください。
  尚、 拍手コメントも 拝見しています。




テーマ : 発達障害
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いつものコスプレ

私は、22歳で結婚した。初めに伝えておくが、

ヤンキーではない


マルが授かるまで4年。
(私は子宮内膜症で、不妊治療してました)

その4年間は、友達も出来ず職場と家の往復だったが
旦那の妹が、私の2つ歳下でよき私の遊び相手となってくれた。

近くに住んでいたので、旦那の留守の時に泊まりにきてくれたり
しょっちゅう遊びに来てくれていた。
彼女はお笑い好きで、話も上手。
妄想好きで、二人で妄想しては機関銃のように話していた。

いつの頃からか
遊びに来た彼女を私が面白おかしくお迎えするのが定番になっていた。
凝り性で、暇だった私は一日中

「今度のネタは何にしよう...」と考えていた。

ある日、そのような事を考えながら駅に着き

踏み切りの前に立つと
踏み切りの向こう側の岩に


山伏がいた



岩のうえに腰掛けて、汗を拭く山伏。



まっ..まぶしいっ!


山伏は輝いていた。

次は、山伏で行こう!

私に迷いはなかった。
岩に座り汗を拭く山伏...これは、よい作品ができそうだ。

妹が来る週末までに
私は紙で岩を作り、小さな椅子に貼り付け

山伏の頭に載っている小さな帽子もフェルトで作り

肩からぶら下がっている
ポンポンのようなものもビニール紐で作った。

衣装は、上は着物の肌着。下は白い生地を簡単に縫い合わせて
モンペのようなモノを作った。

そして、白い足袋を履き、足首には包帯をグルグルと巻いた。


準備は万端。






yamabu.gif








私は恐ろしいほど、山伏だった







「もうすぐ行くね!」

電話があった。

実は電話が来る前には着替えていたので
あとは、玄関で岩の椅子に座り汗を拭けばいいだけだった。

私の心は躍っていた。

どんな顔するだろう...
絶対に外すとは思えなかった。

私にとって、最高のコスプレネタだった。

階段を上る音が近づいてくる。

私の鼓動は高まった。
ちょっと震えた。

そして、馬鹿みたいな自分に吹き出しそうになるのを必死に抑えていた。

「ピンポ~ン」

幕は上がった。

この一週間の私の全てを出し切らなければ!



開いてますぞ!どうぞ...


男の声色を使い、できるだけ厳かに言った。

私の声は低い。かなりの出来栄えだったに違いない。


こんにちは~



ドアが開き、声が聞こえた瞬間...私は急いで逃げようとした。



新聞の勧誘だったのだ


遅かった...。
もう、どうしようもなかった。

新聞屋は

明らかに目を見開いたが

何事もなかったように

「来年からの契約、お願いしますよ~」

と、山伏に言ってきた。



私は動揺を隠せなかったが

妹と鉢合わせになると一週間の努力が無駄になるので


主人に相談してみないとわからないし


もう、お客さんがくるので時間がないことを伝えた。


(そのふざけた格好で、主人もお客もないもんだ)



新聞屋は、引かなかった。





他に、どこか考えてる



新聞あるんですか?




山伏にしつこく契約を迫る。






とにかく、今日は...



本当に忙しいんです




この辺だっただろうか...上に住むおばちゃんが、階段を降りて来た。

うちの玄関が全開だったので、新聞屋のおやじと話す山伏の姿が
視野に入り、不思議に思ったのだろう...

そのまま少しバックして、また確認の為にこっちを
覗き込んでいる。

私は急いで玄関の脇のトイレ側に隠れて、おばちゃんが
通りすぎるのを待った。

再び玄関に

もう!今日は無理ですから!

と...強めの口調で戻って来たとき、

新聞屋の後ろに妹が立っていた

妹は山伏を見るや否や、その場に崩れ落ちて笑い転げた。
その笑い声はマンション中に響き渡り、隣の棟の人が
何件も、笑い声の犯人をみつけようとベランダに飛び出してきたり、
窓を開け身を乗り出し、キョロキョロ見渡した程すごいものだった。

笑っている妹を見て、私までどうしようもなく可笑しくなってきた。

すみれさん、その格好で

なに普通に話してんの~??



ますます笑い転げる妹。

私もうずくまり、泣きながら

もう話すことが出来ないくらい笑っていた。

新聞屋は、しばらく様子を見ていたがいつの間にか消えていた。
そして、そのおっちゃんは二度と勧誘に来ることはなかった。




追記

続きものの記事を書いている途中ですが
現在、アクセスの多い、反響があった記事を
カテゴリーにまとめています。
何卒、ご了承くださいませ。


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ジャンル : 福祉・ボランティア

がむしゃらに怒りを抑える

一応前回からの続き。


さて、今のわたしは.....


もちろん基本は怒りんぼう。三つ子の魂はやはり百まで。
でも、それを抑えるコツを私はいくつか学習した。
これが、恐らくズレにズレていると自覚しているが
何しろ極端にしか動けないもので、違う方法は難しい。


1. 人を見ない。

人を見ると、表情が目に入る。ちょっとした表情の変化が気になるし
それが、気に入らないと怒りの原因になる。
というのが一つ。
もう一つは、人の行動や言動を見ていると、突っ込みたくなるし
特に、子供に関しては やれ汚れるだとか、やれちゃんとやれだとか
いちいち指摘することが嫌なので、余程のことがない限りは
見ないようにしている。
ネットの世界でも同じで、私が他サイトにお邪魔しないのもこのような理由もある。
ちなみに、よそのサイトのコメント欄は一切見ないので
自分の入れたコメントが、ものすごく浮いていることもあるらしい。
私の真上の方がコメントした内容と全く反対のコメントをして
結果的に真上の方の否定をしてしまうようなこともあったらしい。
申し訳ない...





2. 人を頼らない、信用しない、期待しない。

期待をしてしまうと、外れたときにがっかりしてしまい、それが怒りに変わるかもしれない
人間は、たいていのことは 自分ひとりで処理できるものだし
なるべく、誰かに迷惑をかけずに生きていくことは可能だと
うちの旦那との生活で身をもって感じている。
極論だがうちは、もともと母子家庭だと思っていれば、旦那に期待することもないし
頼ることも無いのだ。

「どうして自分のことしか考えることが出来ないの?

もっと家のことや、子育てに協力してよ」



なんて愚問は、口にしなくて済む。
すべて、私がやったらいい。
だって、旦那はいないのだから。
誰かがやってくれると思ったら大間違いだ。



仕事でも、友達との付き合いもそう。

私は、相手に絶対に


普通はこうするのに....

常識ではこうなのに、どうしてしないのできないの?
も求めない。


だから、誰かに


普通はこうだよね? と言われると答えられなくて困ってしまう。


普通はこうだよね?という普通は、単なる自分の価値観にすぎない。

これも、相手に期待を寄せず 相手の良い部分を常に尊重していれば

誰かが、自分の価値観から外れた行動をしたとしても
それほどの怒りの原因にはならない。




3. 人を好きになる


これは、2と矛盾するかもしれないけれど 私が一番大事にしていること。

初対面で、たいていの人間を嫌な奴だと思ってきた私が
10年ほど前から、全く真逆の トレーニングを始めた。

まず、目の前にいる人を大好きだと思えるように心がける。
嫌な感覚は出来るだけ排除。
幸い、いつの間にか 様々な感覚のシャットダウン機能が備わってきているので
耳から、目から、鼻からの嫌な刺激は 手遅れになる手前で
シャットダウン可能になっている。

そこから、その人の長所を些細なことから どんどん思い浮かべる。

眉毛が素敵! みたいなバッカみたいなことでも、なんでもいい。
いくつも、いくつも、イメージしているうちに
その人のあらかたのイメージは出来上がる。

基本的に、人が好きな私は、昔から一度好きになった人間は
どんどん好きになれる。短所も、何もかもがその人の持ち味として
受け入れることが出来るようになる。

そうなったら、こっちのものなので 人間に対し
腹をたてることは、劇的に少なくなる。




正直、極端だし、こうして書き出してみるととても寂しい人間のようにも思える。
しかし、”今の私”には まだ この方法しかないのだ。
今は、大きく分けて人生の第二ステージで 

とにかく怒りを・・・・がむしゃらに怒りを抑える方法を

実験中とも言うべきか。


第三ステージでは、これらを踏まえて もっと柔軟になっていればいいけれど....
 


 



では、私の怒りの対象は、どこにあるのだ? 




つづく



追伸

コメントのお返事、少々お待ちくださいませ。

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お前の怒りのツボは狂っている!!

旦那に言われた。


お前の怒りのツボは、狂っている!! と。



おかしいのでも、変わっているのでもなく

彼は、狂っていると表現した。




私は、自分がいかにおかしな人間かは承知している。
だからこそ、人に指摘されたことは有難く受け入れ治すようにしてきたし
的外れかもしれないが、自己分析、反省は欠かさない。

まず

自分の感じたこと、意見は間違っているかもしれない。 と
最初に思う癖もいつの間にかついているし、何よりそんな自分に全く自信がないから
この10年...ほとんど自己主張もしたことがない。
自分に意見がないから何かを聞かれても答えることが出来ないし
誰の意見を聞いても たいがい

ふーん。一理あるねえ.... と、納得してしまう。


多分、私は 自分を持っていない。

それは、自分を守るために、自分を捨てた。


とも言える。



自分を持っていた頃の私は、喜怒哀楽の塊だった。
いずれの感情も、激しすぎて 気の休まる暇がなかった。
自分の気に入る人間は、ほとんどいなかったし
いつも自分が、一番だった。
人に相当嫌われたが、好かれ方も相当だった。
いつも私の周囲には、人が集まってきていたが
その一方で、トラブルは絶えなかった。
その頃の、周囲の人々の私への評価を 文集や手紙などで確認すると


頭の回転が速い

面白い

目立ちすぎ



などのキーワードが並ぶ。


今の私を知っている人には、にわかに信じられないかもしれないが
私は、自信家で、目立ちたがり屋で、いつもリーダーじゃないと嫌だった。

20代からの私は、自信が無さ過ぎて、人に見られたくなくて
誰かが、何かを決めてくれてそれに従うのが一番楽だと思う人間に変わってしまった。
脳もほとんど使わないので、いつもボーっとするようになり
頭の回転も非常に遅く、毎年帰省するたびに毒舌な妹に

あんたっ! そんなボーっとした人間じゃなかったでしょーが!!

いつからそんなスローペースになったん!?

一体、何があったら そんなにネジが緩んだり、外れたりするの?


などと、言われる。
妹は、怖い....


なぜ、こんな風に 180度変わってしまったのかといえば
うつ病だったり、様々な出来事がきっかけで
自分が苦しくならないよう、自然に色んなものを排除していった結果なのだが
時節、自分が生きているのか、死んでいるのかわからなくなることがある。

喜怒哀楽の塊で、人に迷惑もたくさんかけたけれど
迷惑をかけた分、散々叩かれたけれど それでも、あの頃の私は
少なくとも..."生きていた"。


怒りのツボは、多種多様 とにかくいつも怒っていた。


人の行動の意味がわからないと、いちいち腹を立てるくせに
自分が、誰かに腹を立てられたら逆切れし
ちゃんとやっているのに、上司や先輩に注意されたら
いちいち反論したりしていた。
まず、初対面で、相手に好印象を持つことは稀で
まず、相手の粗を探して否定をし
徐々に、それが誤解だったと気付くのがパターンだった。

典型的な、やな奴...それが私だった。


と、振り返ってみると.....


もしかしたら、あの頃の私の怒りのツボはある意味正常だったのかもしれない。
とも思う。


もちろん、私は 何事も極端から極端にしか動けないために
こんなに常に怒っていて、何が正常だ! と思われるかもしれないが
私にとっては、今よりは 正常だったのかもしれない...ということ。


少なくとも、自分で自分が腹を立てる明確な理由は存在したし

お前は怒りすぎだ!! と言われたとしても

お前の怒りのツボは、狂っている!! 

言われるようなことは、なかったからだ。



どこで、私の怒りのツボはおかしくなったのだろう?

そして、それは悪いことなのか、私にとってはいいことなのか
周囲にとって、どちらが迷惑なのか
考えるよい機会をいただいた。



つづく


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9歳までに出来上がる脳

この話を モモの障害がわかった後に何度か耳にしていた。

私は、耳に入った情報に振り回されることはないと思っているが
無視することもしない。時に振り回され気味のこともないではないが
それはそれで良しと思っている。

自分にとって、負担にならず 役にたつ(可能性も含めて)ものならば
信憑性があろうがなかろうが、無理の無い範囲で取り入れる。
(...または、取り入れようと努力する)


例えば、「この方角には この色を使ったら金運が上がるよ。」

といった風水の情報が入ったら、すぐに買いに行くようなことはしないが
何かの物を買う段階になって、色の選択肢があるならば
以前、聞いた 方角に合った色をせっかくだから選ぼうかね.... と、思う。
そんな程度だが、何でも頭から否定するよりも 自分にとって損にならないことなら
受け入れていったらいいのにな...と思う方。
(でも、人には勧めない。 無理強いとかはもっと嫌い。)

出来ないと言いたくない。

お金が無いから、時間が無いから、自分に向いていないから、しんどいから
などなどの理由を捜して言い訳にしたくない。
その一身だった。


モモは、来月9歳になる。


私は、モモに必要であろうと思ったことを
無理の無い範囲で、取り入れて来たつもりだったが
今にして思えば、無理もしてきたかもしれん。

うちの経済状況では、とてもじゃないけれど通わせられないはずの
療育に、片道2時間かけて週に一度通ったり
SSTも その他脳に良さそうなトレーニング、何とか療法
モモに良いと思われることは、試した。
(嫌がることは、伸びないのでさせていない)

今の状態は、事情があり生活していくのがやっとなので
月に数万円の出費は出来ないが
毎日のお料理と、ナイフでの鉛筆削りに加え


脳の活性化に、全身運動


の情報と、モモが何年も前から言い続けていた
スイミングへの復帰が、いいタイミングでリンクしたので
先月よりスイミングスクールに通うことになった。

9歳目前に、全身運動で総仕上げ!


どうだ! 参ったか! 脳よ~~~!!



昨日、レジに並んでいるときに

トイレに行きたい!!って言うんで

(店に入る前に、トイレに行くかどうか聞いた時に
行かないって言ってたからね)

もっと、早く言いなはれ!!

と、なじった所....


「トイレに行きたい」 

と、めちゃくちゃ早口で言って来たからね~~

ネタみたいなオチに

レジのおばさんも、笑ってたわ。

ほんまに、面白すぎる子やわ~。




モモは、まだまだ彼女なりの可能性を秘めているからね。

出来上がるには、まだ早いよ。


私も、彼女の母としてまだまだ可能性を秘めています。

どうか、決め付けないで。


と、脳にお願いしても無駄かしらね(笑)

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お風呂工事は超イケメン!!貧乏長屋の子供たち2

前回のあらすじ...

10月半ばお風呂が壊れたすみれ家では
毎日毎日、全裸でスイッチの操作をしていたために

家族全員が風邪をひき、バタバタと倒れていった。

という間抜けな話じゃった...





ガスの工事といえば、おっさん。

そんな風に思い込んでいた私は、玄関に立つ
180cmはあるだろう長身で、涼しげな目元。
時折吹くいたずらな風に、サラッとなびく髪をさりげなく
直す青年の手の美しさに見とれてしまった。




oh!oh!



こんな..こんなむさ苦しいハウスに


うえるかむ~~~っ!!





ああ..しかし、私は風邪&ギックリ腰で療養中の身...

おっさんが来ると思い込んでいたので
黒い3本線のジャージを履き、上には毛玉だらけのガウンのような
ハンテンのような摩訶不思議ないでたちだった。

い...いかんっ!せめて上だけでも着替えなくてはっっ

必死でタンスを探り
レースをあしらった白いスモックブラウスに着替える。
しかし、私はぎっくり腰...
ジャージを脱ごうとしても、なかなか思うように体が動かない。


あうっ...はうっ...

そうこうしているうちに


すみませ~ん!!



イケメンの声である。


私は途中まで下げたジャージを急いで上に上げて
お風呂場へ急ぐ。


*&%$‘##なんやら、原因の説明である。



宿題をしている娘たちが


お母さん?なんで着替えてんの??




ギクーーーーッ



あ、わかった~!あのお兄ちゃんがカッコいいからやろ??




ギクーーーーッ



マルの指摘はいつも鋭い。
いつも私の方がタジタジになってしまうのだ。



ねえお母さん、お腹減った~おやつください。



モモがマイペースで発言する。





おおそうやな...おやつおやつ...



ないッ...!おやつがない...



そういえば、風邪&ぎっくり腰で買物にも行けていなかったのだ。



2人はぶつぶつ言ってはいたが、宿題の残りをし始めた。



しばらくすると、モモが



もう我慢できないーーーッ



と、冷蔵庫でなにかごそごそやっていた。
そこにマルが合流し
2人で楽しげに、何かを作っている。



その時、私はベランダで洗濯物を干していたので
よくわからなかったが何かよからぬ事をしているのは
わかっていた。

ああ...わかっていたさ...


ベランダから戻ってきたときには、2人が1本づつ
お箸を持っていた。
そして、何か楽しげに談笑しているではないか...




2人の背後の廊下には、イケメンが立っている。





あ。。。すみません何度かお声を掛けたんですが...


ベランダにいたんで聞こえなくて...

と、私が頬を赤らめ...言おうとした瞬間のことだった。




今日はな、おやつがないねん。
だから、モモちゃん






せめて...みそキャンディー



作ってんっっ♪




イケメンにお箸を突き出して見せているっ!

お箸の先には、丸く塗りつけられた味噌が...




マルも一緒になって、これ最高やねん。
味噌キャンディ♪おいしいねん♪



何がせめてじゃ...

何が味噌キャンディじゃ...




イケメンは、明らかに困っていた。


そりゃそうや...


おいしそうやね。なんてお世辞でも言えんし

羨ましいやら、すごいねやら、は明らかに地雷である。




こいつら絶対に...

お兄ちゃんもどうぞ!
作ってあげる!って

言うのは、素人目にも明らかなのだ。




イケメンの中でしばらく、葛藤があったようだが
イケメンは、無視する事に決めたようだ。

賢い選択である。
さすがイケメンである。


私は最後まで丁重にもてなし

イケメンは、部品が入り次第また電話します


と、私にウインクして帰って行った。


....のように見えた。




もう暗くなりかけていたので
私は、寝室の窓を閉めようと...ふと下を見た。

イケメンと、ペアで行動しているのか?
もう一人の人物と、イケ面が車の中でコーヒーを飲んでいた。



コーヒーをこぼす勢いで、相方とイケメンが盛り上がっているのが見えた。

声までは聞こえなかったが、かなりの爆笑である。


うふふ...若いっていいわね。
なんて思いながら、その光景をしばし覗き見していた私...






イケメンが割り箸を上にかざし



そして、相方とその割り箸を見つめて




更に爆笑...






明らかに...うちの娘の真似である。



いつもそうだ...私はいつもこいつらに
こんな思いばかりさせられておる。

せめて味噌キャンディ...


昭和生まれのアタシでもそんなおやつ食ったことないわいッ!




2007年12月の記事

テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

運営するハンドメイドショップの紹介



個人情報が色々あったので、わざわざ別ドメインを取得して
運営していたハンドメイドショップですが
1年経ったところで、そこまで神経質にならなくてもよいことがわかり
ドメインの更新をせずに、自分のもともと持っているドメインにて
運営していくことに決定しました。



kunekuneputtaホームページ

kunekuneputta ブログ




引越しついでに、新たにブログも立ち上げてやって行きたいと思っています。
ブログに写真をアップして...というのも 注文が相次ぐとなかなか
出来ないのですが、出来るだけ、記録として残していきたいと思っています。



下記の記事は 今回の仕事の記録です。




女の子用の哺乳瓶ケース×2の依頼が来ました。



kokorobanhonyuubin11.gif



依頼が来た瞬間、ひとつはケーブルニットで作ろう♪ と
決まったのですが、もう一つのイメージがなかなか湧かなくて
デザイン、生地選び、型紙などの作業だけで1週間近くかかってしまいました。
(約束は2週間以内)


ピジョンの200ml哺乳瓶のサイズとのご指定だったので
とりあえず、実物大の哺乳瓶作りから。
(私は、異常にマメです。)


ピジョンにアクセスし、哺乳瓶の正確な直径と高さを調べ
クリアファイルを丸めて切って


honyuubinkata.jpg



出来上がり~♪



しかし、ここで問題が勃発!!


ガラスの瓶を入れるので、フカフカに...
要するに、割れにくいように...とのご依頼。
哺乳瓶の直径に合わせると
フカフカのキルト芯と







保温のキルティングアルミシート

(↓これ、実際に使用したものです。
クリックすると、詳しく見れます。3重構造!!すごいっす)





だと、厚手すぎて形にすらならないことが判明....


底は、丸底と考えていたので、これにはショック...


更に、仕方がないので マチにしようとすると....


それすら叶わないことが判明!!



どんだけ厚手?


底は、普通に縫い合わせただけになってしまったが
とにかく丈夫で、見た目も可愛い一品に仕上がりました。





kokorobanhonyuubin2.gif



もう一品は、少し長く使えるように
ペットボトルホルダーとしても使用できる大きさに
させていただきました。

こちらは、こだわりの丸底で...




kune2.jpg



kokorobanhonyuubin33.gif


こちらも、中には 3重構造アルミシート入り。
両方とも、必要に応じストラップを使えるようにしていますが
邪魔なら、いつでも切っていただけるように
まつり縫いで取り付け。


kokorobanhonyuubin309.gif




結局、実物大の型じゃ不安で、近所のドラッグストアに
ケースを持参し、店員さんに事情を話し
入れさせてもらって来ました(笑)←真面目か!
お客様に送った後で、入らなかったなんて困るものね~




お子様の健やかな成長を心からお祈り申し上げます。

お買い上げありがとうございました。







正直すぎる爆弾娘

また電車ネタだ...

どうしてこうも毎週毎週

サスペンス劇場の、素人探偵のように
次から次に、事件が起こるのか...
そろそろ、電車の中では有名になってしまいそうな予感さ。

あ...あの親子よ

今日も綺麗ね...

なんてヒソヒソ言われる日も近い。

モモと私が電車に乗り込むと、とても優しそうな御婦人が
少しだけ詰めてくださり

ここどうぞ!2人で座れるわよ

と、お声を掛けてくださった。

御婦人は、とてもいい身なりをしていて
歌手の加藤登紀子にそっくりだった
生き写しだった...


可愛いわねぇ。いくつ?


いい人だ!!ちょっと...そういえば
八千草薫に似ているかもしれないぞ...
(調子がいいヤツ)
しかも、今回は間違いなくうちに
聞いているのだ!!
(意味がわからない方は紛らわしいノスタルジーを読むべし)

5歳!!(モモ)


違います!6歳です。ふぉふぉふぉ...(私)


あ~そうそう1月18日に生れました!!(モモ)


2人とも明らかに舞い上がっておる。
たまに褒められるとこれだからいかん...


そう!じゃあ、もうすぐ小学校かしら...

こんな世間話をしばらくした後に...
モモが

ガム持ってる?


と御婦人に聞いた。(ここで周囲は微妙に凍りつく)

今日は珍しく、チェルシーの代わりにガムを買ったモモ。
それを加藤登紀子さんが持っていなければ
分けてあげようと思ったのだろう。
でも、なんだか催促しているように聞こえる...


ううん...おばちゃんはね、あんまり食べないのよ
持ってないの...ごめんね。


ほれ見ろ!ごめんねって言ってるじゃないか!!
明らかに、モモが催促している形になってるじゃないか...

じゃあ...おうちにはある?

おばちゃんちには、ないなぁ...
飴ちゃんならあるけど...


そう言った後、加藤さんはバッグの中をゴソゴソしだした。

明らかに、飴か何かを探していると思われる
こういう場合私はどうしたらいいのだろう...
いいですよ!!というのはおかしい...

だって、鼻をかむ為にティッシュを探しているだけかもしれない

はたまた、マナーモードにした携帯が突然鳴っただけかもしれない

...困ったぞ...この展開...
モモは、加藤さんにガムをあげたかっただけなのに
なぜか、要求している形になっている...


こんな物しかないんだけど...食べる?

うんっ!食べる!!
ありがとうございましたっ!!


いいですよ~!
そんなつもりじゃ...何だか催促しているみたいで...
申し訳なくて...


いいの~!お友達が駄菓子屋さんやっててね...
さっきちょうど寄って来たところなの...
うちには子供はいないし、もらって~!


いい人である...(涙)
気がつかなかったが
ちょっと松坂慶子にも似ているかもしれない


(お礼に)絵描いてあげるっ!!!


モモが、リュックからメモ帳とボールペンを出して
サラサラと絵を描き始めた。




加藤さん





...........!!!






お気づきだろうか...?
口元に刻まれた2本のシワに...




私は咳き込んだ...
咳き込んだついでに、膝の上のモモを少しだけ押してしまおうか
悩んだ...
押した衝撃で、よからぬ所に線が入ってしまった事にしたかった。


しかし...
シワはしっかりシンメトリー


私のオデコは、ビチャビチャだった...
暑い...暑すぎる...
ここは真夏なのか...?

わあ~♪上手ね!可愛く描いてくれたのね。
でも、これは誰!?


加藤さんの鋭い質問である...

加藤さんの疑問はごもっともだった。
なぜなら、加藤さんは、加藤登紀子に生き写しなのだから
当然ベリーショートなのである。

モモが次の作品にとりかかっているのをいいことに
私が急いで


ああ...そっそれは...
もーちゃんだよね?

ね?もーちゃんだよね?

と言い切った!!


モモからは返事がなかったが
私は、自信たっぷりに振舞った。

モモはもう一枚同じものを描いた。
やはり、しっかりとシワが刻まれている...

しかし、これはイケる!!


この小娘は、絵を描く時に必ず口元にシワを描くクセがある。そう思われる可能性に賭けた!




わ~こっちも可愛いねぇ...こっちがおばちゃんかしらね...
こんなに可愛く描いてくれてありがとう。
家に飾っておきたいし、記念に名前を書いてくれる?



うんわかった!!


おばあちゃんお名前は?






(心の中で私が我が子に飛び蹴りをした瞬間の映像)


ううん、あなたのお名前を書いて欲しいのよ

あ!そうかっ!わかった~

モモは自分の名前を書いた。


もも え

の使い分け
なんてこたぁ出来ない。
っていうか、そもそも加藤さんにあげるものに
自分へと書くのもおかしなことである。

一旦渡した後で、モモが


忘れた...(さっき渡した)絵、貸してください。

と言った。

そして...その最後に付け足したモノで
私の手足は痺れて、動悸が襲ってきた。
もう、言い逃れは出来なかった。
もう手遅れなのであった...




加藤さん








オデコに刻まれた深いシワが波打っていた...



電車から、私達が先に降りたのだが
モモはホームからずっと加藤さんに手を振っていた。
加藤さんも、私達が見えなくなるまで手を振り続けて
くださっていた。

私が最後に見た加藤さんは、まるでメグライアン
のようだった...








また何年後かに、成長したモモと一緒に
加藤さんに会いたい...そして、もう一度心からお礼が言いたい。
たまにこんなに素敵な人間に出会えると世の中捨てたもんじゃないなぁと感じます。




2007年3月の記事


テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

夜中に虫に襲われた

栗虫(正確にはくりしきぞうむしの幼虫)に刺された…
もしくは 噛まれたこと ありますか?


私はあります。


忌まわしいあの出来事からもう五年の歳月が…

当時の私は、内職をしておりました。

夜中の作業ははかどりましてね...
家族が寝静まったリビングで、黙々と作業に集中しておりました。

集中している時には
すべての感覚がシャットアウトされているので
誰しもがあまり痛みを感じないものだが
そうだな… もう 長い時間…少なくても数分は
何となく“うなじ“に違和感のようなものを感じてはいた。


集中している時には、髪をいつの間にかいたずらで
くくられても、顔に落書きをされても
いつの間にか、ぬいぐるみをおんぶヒモで
背中にくくりつけられていても
全く気がつかない私なのに

何となく感じていた違和感は、相当な痛みだったから
さすがに、気付いてしまった。


初めは ひとつに結んだ後ろ髪の一部が
パジャマのタグか何かに引っかかっているのだろうと思っていた


あたたたっ!


痛みは激しく

そして鋭く



私を襲う!




さすがに鋭い痛みに耐えきれなくなった私は
無意識にうなじに手を添えた。

何かよくわからなかったが 一瞬…
触ってはいけないものを触ってしまったような気がした。



緊張感が張りつめる....




何かが落ちたのが見えた。




うじ虫… ?




うじ虫が リビングを堂々と歩いてる




何でだ?


しかし 私のうなじの痛みはすっかり消えていた。

あの痛みの原因はこのうじ虫だったというのか?


うじ虫は時に人を襲うのか?

肉食なのか!?


わからない事だらけだ。落ち着こう。
とりあえず うじ虫は
ベランダ下の草むらに放り投げ
コーヒーを湧かそうとキッチンに立った。


シンクの脇にビニール袋が置いてある。
そこには、 お昼に叔母から届いた栗が入っていた。
虫食いの物とそうでない物
を分けていたのだが うじ虫の正体は
こいつらだったんだ!


キッチンの袋から這い出し、リビングに座る人間を襲ったのだ。


襲われたのが、私で良かった。

娘達が襲われていたらと思うと、血の気が引く思いだった。



と、後日 なっちゃんに話してみたところ



ありえないって。

多分、日本中探しても、あの虫に噛まれる(刺される)人間なんて

そんなにいないと思うで。


すみぽんだから、刺されただけで

マルちゃんも、モモちゃんも、そんなハプニングには

巻き込まれないから、大丈夫よ~

しかし、なんでこうすみぽんには

毎日毎日 考えられないことが起きるのかねえ.....



と笑われてしまった。


それからというもの、私は、栗の処理には非常に神経質になったのであった。




追記

すみません。
コメントの返事、今夜までお待ちくださいませ

テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

座敷わらしの正体

落ちそうやってん。

こけてん。 おばさん....



と言った。



おば....おばおばおばさん?













”座敷わらし”というものは
恐らく、岩手...もしくは東北地方でしかみられないと聞く。
その他の地域で目撃されるのは、”座敷わらしに類するもの”と
なっているようだ。






しかし、そんな理屈をこねても仕方がないので

子供のお化けを見た→座敷わらし を見たのだと私は勝手に理解していた。

まあ....その辺は、私も100%の確証はないからな...



でも、見たものが ”おばさん” のお化けとなると

話は、ややこしくなる。


頭がオカッパで、寸足らずの着物でも着ていたのだろうか?


すみれ: 座敷わらしは、オカッパだった?

モモ:  ちゃうわっ!!(笑)


すみれ: 長い?短い? くるくるパーマ? 誰かのお母さんの頭に似てる?

モモ:  短い。 ちょっとだけしかないねん。ピカッとしてるねんで。







ピカッとな!?





・・・・・・・



もう、完全に座敷わらしとちゃうやん。




ダメだ....
とことん白黒つけたくなる。


ヘアカタログのようなものをモモに見てもらうが、反応ナシ。



そりゃそうだ。座敷わらしの”ふわゆるパーマ”とか
”エアリーなくしゅくしゅヘア”とか

あるわけないよな....




あかんかったか.....

残念ながら、この時点では 


1  メアリーちゃんの家で就寝中にモモはお化けのようなものを見た。

2  そのお化けは、照明器具の上で走り回ったり、足をブラブラさせながら座ったり
   太鼓を叩いて、こけた。

3 そのお化けは、おばさんだった

4 髪型は、短く ピカッとしている。



という情報しかなかった。

ただ一つ、わかったのは


”小さいお化け” だから ”座敷わらし”だとモモが感じたのだろう。

そうなのだ...照明器具の上で、走り回れるくらいの....大きさ。

ここに気付くのが遅くなったけど...。


小さいおっさんとか、妖精とか
芸能人がよくトーク番組で言ってるけれど
嘘っぽいし、あんまり好きではない。


..... でも、いるのか? 妖精...?



--------1年の時が過ぎ-------


座敷わらしと一緒だなあ....

モモが、テレビに向って呟いていた。



何気なく、画面に目をやってみると

そこには




アッコさんが....和田アキ子が....いた。


おばさん→髪が短い(そしてピカッとしている)


アッコさん、髪ツヤツヤだもんね...




繋がった!!



モモが見かけた小さいお化けは

和田アキ子の髪型をしていたのだ。




--------さらに1年が過ぎ-------



私は、ふと気になった。



私は、てっきり



wadpa.jpg




↑ 太鼓といえばこんな感じを想像していた。




kodai.gif



↑ ちなみに、マルは、こんな感じを想像していたらしい。




もちろん、気になったので、どんな太鼓だったのか聞いてみた。

しかし、色んな画像を見せたが、その中に 

お化けが持っていた太鼓はなかったのだ。




しかし、また しばらくの時を経て

何かのテレビのお陰で



その 座敷わらしなのか、お化けなのか、妖精なのか、アッコさんなのか

よくわからん 物体が叩いていた太鼓は






nazotaiko.jpg




↑  このタイプだったことが判明!!




わかるかっ!!!



この謎解きに、あと数年かかるのかは不明。

しかし、一貫してモモの証言がぶれないところを見ると

いるのだ。 アッコさん似の妖精が。

そして、奴は きっと、エイサーを踊っている。


今夜、あなたの部屋の照明に気をつけあそばせ~。








テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

座敷わらし騒動

モモに霊能力があるんじゃないかい!?って記事を書いたことがあるが

http://kokoronohiroba.blog89.fc2.com/blog-entry-6.html

http://kokoronohiroba.blog89.fc2.com/blog-entry-8.html


記事にした以外にも、番外編が数多くある。
その中の一つで、最近になってもしつこく言い続けている話があるので
記録として残しておきたい。

モモは小学校1年生の時に、あるNPO団体を主催する方のお宅へ
お泊りさせていただいたことがある。
一応療育の一貫だったのだが、同じ学校に通うとっても美人な
メアリーちゃんが一緒に遊んでくれるとあって
(そこの娘さんなのだ)モモは、初めてのお泊りにも関わらず
終始ごきげんだった。ゲストは、モモ1人だしね。


しかし、わたしが迎えに行った瞬間に足踏みをしながら


おか~さん、座敷わらしがいたぁぁぁ!!!


と、大興奮で教えてくれたモモ。



メアリーちゃんも、主催者であるメアリーちゃん母も
非常に混乱した風情で苦笑い。


あらあら....この子ったら、何を言っちゃってるのかしらねえ~~~
ほーんまに、すみません~~~ おほほのほ~!!

(いかん.... 真冬なのに、脂汗が....!!)


だって、寝る時に 座敷わらしがおったあああ

おったで!!!

メアリーちゃんの家、座敷わらしがああああ!!!




と、言う モモ吉の口を押さえる勢いで車に放り込み
ほうほうのていで、逃げるように帰ったことがあったが(←いちいち大袈裟だ)
この頃まで、モモは よく俗に言う幽霊を見たとか
壁に向って、空中に向って誰かに話しかけていることも
度々あったので、私にとってそれほど気に留める出来事ではなかった。
人の家で、言ったらいけないことは教えましたが...

中でも、一番奇異だったのは
モモにはしっぽが見えるらしいこと。
スーパーで買物しているおじさんや、おばさんの
おしりの辺りに、いかにもしっぽがあるように
触りに行くことがあった。
狸のように太いしっぽの場合は両手で・・・・
猫のように細いしっぽの場合は片手で.....
その触り方は、非常にリアルで
これが演技だとしたら、パントマイム世界一だ。

もちろん、モモの手は空をきっているので
しっぽの主? には気付かれることはない。
人間全員に、しっぽがあるわけではなく
モモに言わせると、しっぽがある人間は
あんまりいないらしい。

座敷わらしについて、モモはメアリーちゃんの電気の上にいた。

と、言っていた。

朝方、ペンダントライト? の上に座敷わらしが座り
足をブラブラさせていたらしい。

座敷わらしは、とてもアクティブらしく
照明器具の上で、走り回ったり、太鼓を叩いたりしていたそうな。





時間切れだ....ごめんなさい。
続きは、今夜か、明日になります。







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ジャンル : 福祉・ボランティア

新たに学べたこと

講演会に行ってきました。

○○会と名がつくものがことごとく嫌いな私は
(自助会にはスタッフとして参加していますが(笑))
もちろん、講演会も行く気がしない。

行っても、あんまり為になる話しが聞けないと

思い込んでいる。のです。

”聞けるかもしれない” その少しの確率に賭けて出かけるって
方もいらっしゃるでしょうが、前向きだなぁと心から尊敬します。
こういう部分、思い込みが激しくて閉鎖的だな...と
自分でも思います。
そんな風に、感じたので少し自分を変えたくて出かけてみました。


過去に、これでも 役員関連の仕事や、義務
どうしても外せないお付き合いで
何度かは、行ったことあるのだけれど
一度たりとも、楽しめたり、収穫になったと思えたことがなかったのです。
それどころか、1度は 後ろに座っていたお母さんのグループと
喧嘩になったことがあり、嫌な思い出しかないかも。
(ある発達障害関連の講演会中に、大声で喋る喋る
笑うところじゃないのに意味不明の爆笑する
それが、数十分にわたり続いたので
静かにしていただけますか? と注意したらそしたら
ものすごい反撃された(笑)
そういう理不尽な奴は、徹底的に追い込んでしまう私...
ああ、自分が怖い...揉め事が大嫌いなのに。)

わざわざ講演会に出かけなくても、自分で感じることはたくさんあるし
自分の力で気付くし、試行錯誤するし... という
訳のわからない自信のようなものもあったのは事実。

でもね、そうじゃないんですよね。
頭では、わかっていたことでも、更に自分がそれを実践していたとしても
それを何十年も自閉症の子を育ててきた母親の口から聞くのって
重みが全然違う。
歴史は、誰にも否定できないし それだけの歴史を経て来た人は強い。
それを感じることが出来ただけでも収穫だったのに
何だかほんのりだけれど、希望も頂いた。

3年生にもなると....

周囲の高機能のお子さん達とは明らかに差が目立ち始めます。
軽度でも、知的に障害があるのと無いのでは雲泥の差だと
思います。これは、自分も障害があるからわかります。
この差は、一日一日、徐々に広がってゆくのだと
どこかで私は、絶望していました。


今日の講演者のお子さんは、30歳の女性
カナータイプの自閉症のようです。
知的レベルは、幼稚園入園前だと言われたそうですが

幼稚園前? それだったら
あれもできるし、これもできる。
なんだ~結構できることあるある~!!


と、思ったそうです。


涙や血を見ると大パニックになっていた娘さんに
自分の涙は見せられなかったので
お父様が亡くなった時も、涙を流さず
泣く場所は、必ずお風呂と決めていたそうです。


講演の内容については、これ以上は
書かないほうがいいのかな。
これとこれが勉強になったというよりは
母親としての心得をいただいた気がします。
そして、それが私にとって非常に
必要なものだったと思うのです。

夕方、買物をしているとき
その方と、偶然スーパーの中でお会いしました。
すれ違いざまに、挨拶を交わしたのですが
買物が終わって店を出るタイミングもほぼ一緒だったので
早速、今日の素敵な話のお礼を伝えに近づきました。

あまりにも感動したので、お手紙を書こうと思っていた
ので、直接お礼を伝えることができて嬉しいと
お伝えしたところ、涙を浮かべて喜んでくださっていました。

講演の途中で、娘さんが小学生の時に
クラスメイトの女の子3人の連名でいただいたという手紙を
後生大事に取ってあると、彼女は
その手紙を読んでくださいました。

その内容はこんな感じだ


特別支援級で授業を受けていた娘さんに聞いたら
「みんなと一緒に勉強をしたい」と言っている。
私たちも、一緒に勉強をしたいと望んでいます。
だから、おばちゃんも、先生に一緒に勉強できるように
お願いしてください。お願いします。



私は、この手紙を大事に大事に取っている
お母さんの気持ちが、痛いほどわかる。
そして、心から羨ましいな... とも思った。
講演中、涙が止まらなかった。

そのことも、正直に伝えると

中学生になると、みんなが忙しくなって
自分のことで精一杯になってしまうの。
小学校の間は、必ず 関わりは持てるはずよ。
ただ、特別扱いをお願いしていたら、難しいです。
子供達は、大人が考える以上にそういうことに敏感で
障害があるから、あの子は許されて
自分は許されないのはおかしい。ずるい。
そうなると、上手く行くことも行かなくなってしまうんですよね...


私は、この言葉は実はかなり深いことに気付いた。


疲れた、疲れた しんどい、出来ない とか
自分で言っている人は、あんまり好感も持てないし
助けたいとも思わないけれど
しんどくても、出来なくても 黙々と頑張っている人は
自分でアピールしなくても伝わるものだし
助けたいと思ってしまうのが、人間の心理。


モモは、先生が授業に付き添うと甘えて
普段出来ることでも、出来なくなったり、あえて
やらないこともあるらしい。
その他にも、いくつか もう少し厳しく対処してくださいと
こちらからお願いしたことがあったのだが
今の先生は、優しすぎて あまり厳しく叱ってくださることはなさそう。
先生も、親も 何だか異常に2次障害を意識しすぎて
本来の教育や、躾を怠っているような気もする。

私は、ものすごく子供を怒るし手も上げる。
自分は、厳しくしているから...という自負があったが
すべてにおいて、同じ歳の子より遅れている娘に
どこか、特別扱いを望んでいなかったか?
それに、自分もそうして来なかったか?
と、問われたら 認めざるを得ない。


冬の個人懇談では、この件について
普通学級と、支援級の先生のご意見も伺って
モモにとって、一番良いと思われる道を考えよう。

最後に


先生を好きになってね。


と、彼女は笑った。


きっと、この言葉は 大事な大事な一言なんだろう。

偉大な先輩に、私は深々と頭を下げた。

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浮かべる顔はのっぺらぼう

人の顔を思い出したときに

パッと浮かんだその人の表情が
その人がもっとも多くしている表情であるというのは
昔、母に聞いた事がある。


河嶋すみれちゃん、の話題が出て
アナタのことを人が思い出すときに
笑顔の顔が出てくるのか、仏頂面で出てくるのかで
人が受ける印象は、変わってくる。

どうせ思い出してもらうんだったら
仏頂面より、感じのいい顔の方がいいわね~

と、母はよく言っていたものだ。


確かに、誰かを思い浮かべるとき....
人は、様々な表情で浮かんでくれる。
笑っている人は、いつも笑ってるし
愚痴っぽい人は、愚痴を言っているような口をしている。


私は、人の脳裏にどんな顔で浮かぶのだろうか....


で、前回の記事の最後に衝撃の事実と言ったけれど...



ジャジャーーーン!!




私が思い浮かべる人の顔は、ほとんどが

のっぺらぼう である。

漫画に出てくるのっぺらぼうみたいに、
顔のパーツがないようなものではなくて
もう、首から上がハッキリしない感じかな。


実際に会えば、わかるのですよ。
ある出来事を詳細に思い出して行ったときに
その時、相手の顔に関して自分がどう感じたとか
そんな記憶は次々とでてくるのだけれど
肝心の、きちんとした顔にはならない。


身近な人でもそうなのです。


うちの家族 ・・・・○

義父・・・ ○

義母・・・ △

なっちゃん・・・ △

あやっち・・・  ○


自分の妹・・・ ×

自分の弟・・・ △


身内でもこのような状態なので
あとは、全く思い浮かべることが出来ないと言えます。



△というのは、しょっちゅう会っているにも関わらず
映像が、古いとか、横顔しか思い出せないとか......
義母に至っては、毎日会っているのに
彼女の顔を思い出すと、10年以上前の顔になってしまう。
今の顔が、どうしても思い出せないのだ。

なっちゃんに関してもそう。
彼女の顔は、写真としてしか思い出せない。
いつも一緒にいるのに、今日も今から学校へ一緒に行くのに
彼女の顔は、子供をベビーカーに乗せて
紅葉の綺麗な公園で撮影した時の写真の顔。



これって、よくあることなのでしょうかね...

モンタージュ写真、絶対に作れないわ。




何となく続いている記事4回目。
(毎日1記事ですので、興味のある方は前記事へ遡ってくださいませ)




多分つづく



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