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美容師さんが話しかけて来れない理由

先日 貴族のような非現実的な髪型になってしまった騒動のさなか

私は、ある衝撃的な事実に気づいてしまったのだ。

パソコンで、いかに自分が衝撃の髪型になってしまったかという
思いのたけをぶつけている時だった....



読んだ方は覚えていらっしゃるだろうか?
この一文を.....

**************************************************

新しく、私の担当になった女性は、とても若かった。
おっとりした感じで、必要以上に話しかけて来ず(←ここ非常に重要!!)
私を放っておいてくれるのが心地いい。

************************************************

私は、そう書いた。

美容師さんに関わらず、あまり世間話が得意ではない
私は、なるべくなら 話しかけないで欲しいな...

と、思っていた。



ちょっと、上から目線で。




そう。 ”必要以上に話しかけて来ないお姉さん”と
ブログに書いた私は、次の日、パーマを落としてもらっている間
その辺が突然気になりだした。

あれ...? そういえば....
あのお姉さんに限らず.....美容師さんと話をすることって

あったっけ.......!?



rt_20090730143510.jpg



.ない.....






恐ろしい事実に気が付いてしまいそうな私は
急いで、周囲の様子を伺ってみた。



みんな、何であんなに喋ってんの?





私の頭に、はじめて行った美容院から現在までの
ありとあらゆる美容師さんとの出会いと別れ.......ざっと100名ほどの思い出が
走馬灯のように駆け巡る。


あ...あった。



***すみれ23歳 美容室Cでの会話***


美容師: おいくつですか?

すみれ:  私、23歳です。

美容師: えっ!?(汗) うちの奥さんと一緒や

すみれ:  あ,そうですか。



その時には、気が付かなかったが
この美容師、どうやら 私のことを自分の嫁より
だいぶ老けてみえると思い、リアルに驚いてたようだ。
全く失敬な話じゃよ。プンプン!



***すみれ29歳 美容室Nでの会話***



美容師: 髪の量が多すぎて河嶋さんの場合
      矯正料金 普通のお客さんの倍いただきたいくらいです

すみれ: あ、そうですか~



いやいや....もっとあるだろ。



***すみれ35歳 美容室Hでの会話***


美容師: 雑誌好きですね~

すみれ: はい。

美容師: ええ?まだ読みますか~?あはは
      ほんっまに 好きですね~~~~

すみれ: はい。





そうだ。 私は雑誌が大好き。

とにかく、美容室に行っている間に
そこにある主要な雑誌すべてに目を通したい。
しかも、私は読むのが異常に早い。

写真のようにページを記憶していくものとも
少し違うと思うのだが
ある程度、まとまったテキストでも
雑誌のような簡単な読み物なら
数十秒もあれば1ページすべて読める。

しかし、美容師さんは
多くても2,3冊しか渡してくれない。
膝がどんなに重かろうが、10冊は渡してください!と
思ってしまう(笑)


話は逸れたが、小学生の頃通っていた近所の床屋さんでは
弟も妹も よく話しかけてもらってた。


弟なんか、スポーツ刈りなのに
真っ赤になりながら、小さな声で

あしたのジョーカットにしてください! ってお願いして

大笑いされて、すごく可愛がってもらってたし


妹は、乙女刈りという 今時聞いたこともない昭和な髪型にいつも
整えてもらっていた。

○○ちゃんは、可愛いから似合うわ~♪



いつも 床屋さんは嬉しそうだった。

うちの弟と、妹は とにかく暗い。
いるのかいないのかわかんないくらい暗い。
話しかけられても、たいして気の利いた返しなどできるはずもなく
頷くか、微笑むか くらいのリアクションしかしていなかった。

でも


床屋さんのおじさんとおばさんは
沈黙が怖いのか?ってくらいに 話しかけ続けていた。



私の番になると.....


おじさんと、おばさんは 黙りこくったまま

最後にお疲れ様.... とだけ言った。





今まで、疑問に思わなかった自分が信じられない...
何で、今まで気づかなかったのか?


そうだ、中学生の時にも
部活帰りに、友達と美容室へ寄る機会が多かった。
綺麗なお姉さんも、髭を生やしたおじさんも
みんな、私の椅子に来ると一言も声を発さなくなる。

でも、隣の椅子に行くと 途端に話が盛り上がる。



2009年の今、ここでも 同じ光景が繰り広げられている。

必要以上に話しかけて来ないはずの 若い美容師さんは
私の頭に薬液をつけている間

2つ隣の席で、まるで10年来の親友のように
お客さんと盛り上がっていた。




そこで 私は消去法で頭の中を整理した。



私がおとなしいお客さんだからか?

弟や、妹の例からしても
おとなしいお客さん、気の利いた返しのないお客さんだからといって
美容師さんが話しかけないことはないだろう。


雑誌を一心不乱に読んでいるからか?

雑誌を読んでいるけど、話しかけられているお客さんが
数名いた。
雑誌にまた目を向けるが、すぐに話しかけられて
結局、読みたいだろうに閉じてしまっている方もいた。


私が、会話をぶったぎってしまう
強制終了の女なので、話しかけるのが怖いのか?


しかし、初対面の美容師の方でも
無言であることを考えると、この可能性は薄い。



やはり、ただ単に、話しかけにくいだけなのか?

これでも接客業をやっているし、わりと人当たりはいいと
褒められるし、これも考えにくい。


.....................となると......だ。



雑誌に集中しすぎて、美容師さんの問いかけに答えないとか

これ、ありそうだ。



ああああああ~~~~~~っ!!


私、気付いた。
多分、あれだろう。





私は、美容室に行っても 鏡を見ないのだ。

そんなに変な髪形になることはないし
いつも、座ったら 終わるまで美容師さんに
ここはどうしますか?のように
質問されない限りは、絶対に鏡を見ないのだ。


よく周囲を見てみると

みんな鏡越しに笑顔で会話をしている。




何だか、涙が出そうになった。



担当の美容師さんが戻って来られたので
私は、雑誌を膝に置いて
鏡越しに、彼女の目を見た。


彼女は、ニコッと笑って

河嶋さん、2日連続長時間で本当に疲れますね。
もう少しですからね。


と、言ってくれた。

そして、その後で 子供の歳や名前を聞かれたり
近所の隠れ家的名店の話など


何だか、とっても まともな世間話というものを経験することができた。



やはり、目を合わせることって
コミュニケーションの基本なんだと実感した。

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テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

選挙カーの人たちは視力が3.0くらいなのだ。

選挙カーが





窓からのご声援、ありがとうございます!!




って、マンションの前で言ってたけれど


マンション正面から見てた私に


手を振っている人は見えなかったわけ。




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ちなみに、私の視力は2.0から最近は1.5くらいかなと....






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アスパラガスの会に参加しました。

母の話は、まだあるのだけれど

とりあえず、自助会(関西広汎性発達障害アスパラガスの会)のお話を......

.....母の話は、独り言にしたいので後でひっそりと挟んでいきます



先日、記事にもしたように 7月中旬にシャンソン歌手風の髪型になっちゃった私ですが
もちろん、まともな髪型で出席しましたよ。

実は、5月のはじめての自助会は欠席しました。


前日の金曜にプール前の内科健診があり、モモに水疱瘡があると
すぐに学校に迎えに来て欲しい!とのことだった。
話すと長くなるから書かないけれど、そんな事があってお休みしたのです。
スタッフの皆様には、本当に申し訳なかったです。
おっても役に立つような人間じゃないから、困るってことはないでしょうが
やはり、初回でしたからね 



自助会って、楽しい......



私、○○会って大嫌い。
自分が、会に属するのも嫌いだし
複数で話をするのも嫌いだし
人前で自分の意見なんてとんでもないし

挙げればいくつでも言えるくらいだった。


でも、以前 狸穴猫さんと奈良人さんがうちに来られて
話したときに、すごく楽しかったし 勉強になるなあと。
こんな雰囲気だったら、アリかもしれんとは思っていた。
それでも、どこかへ出かけるのが億劫だったり
人前で喋りたくない私が、何を好き好んで人前に出たいものか...
有益な情報に巡り合う可能性は高いけれど
なるべく避けて通りたい壁であった。
私にとっては、高すぎるほどの...

今回の会も、狸穴猫さんのお誘いじゃなければ
参加はありえなかった。
あの人が言うなら...とそれだけで心動いてしまえる人間は
私にとってなかなかいない。


だって、私は人の意見や依頼や好意も
バッサリ切り落としてしまう冷血漢
(男にしか使えないってことは知ってるので指摘不要)


おまけに強制終了の女なのだそうだ。(被害者談)

すみれメモ 強制終了の女とは?
  すぐに話を終わらせてしまう。会話をぶったぎる達人。
  勧誘などの電話を撃退するには最適な人材


おホホのホ。



内容に詳しく触れることはできませんが

(そのうちアスペルガーライフblogで報告があるのでお待ちを)


何だか、あんなにハイテンションになったのは
この出来事ぶりくらいで
あんなに人前で話したのは小学校ぶりくらいに感じます。

児童会長に立候補して 演説とか漫才を披露した↑


テーブルをご一緒した方々がまた本当に素敵な方々で
お話も面白く、悩みや暗い話題どころか笑いっぱなし。
私は人前で喋れない!と我儘言って(今年38歳なのに)
狸穴猫さんのテーブルにご一緒させてもらえたのが良かったのだろう。
超リラックスできて、非常に楽しめた。


とんでもなく心地よい眠気がやってきた。

これ、部活やった後の眠気だよ...

上の広告が、何のミーティングかさっぱりわからんという
事態に今日は、対処できそうもなく申し訳......ZZZZZZ......


ヒトリゴト
あ、ちなみに 今日の私のツボは新学説でした。









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母の七不思議を繙くー6年間無欠席へのこだわり


私は、この出来事を虐待とは思っていませんが
虐待関連のフラッシュバックを起こす可能性のある方は
スルーしてください。



読んでも混乱しない自信がある方は
私と母のエピソードのひとつ
この記事をお読みになっていただければ
わかりやすいかと思われます。

こちらは、ネクラ3部作の3部目であります。
(更に、興味を持った方は、右上全記事リストよりネクラシリーズをどうぞ)


ネクラの叫び




前記事でも触れたが、私は 小学校の6年間無欠席だった。


私は、人並み外れて健康だったんだろうか?



もちろん、健康ではある。
命に関わる病気も、大きな怪我もしたことがない。
でも、風邪が重症化しやすく 熱を出したらすぐに高熱を出していた。

42度まで上がるのがお決まりのパターンで
座っていることもできず、そんな時には、
ただひたすら横になりぐったりしていた。

でも、私は 学校へ行った。


正確に言えば、行かされた。



1時間だけ、1時間だけ 頑張って行っておいで....!


山道を40分、さすがに歩かせることはできないので
母が、車で校門まで送ってくれて
1時間目もしくは2時間目の休み時間に迎えに来てくれた。

平熱が低いために、38度もあればかなりのしんどさなのだが
40度を超えなければ、母は1、2時間で早退させてはくれなかった。

そんな時の私は机に、突っ伏したままだった。
頑張って、授業を受けなければと 鉛筆を持つのだが
なかなか力が入らず、少し休むつもりがそのまま
体を起こせなくなってしまう。

当然、そんな私の様子に先生も気がついてはいたと思うが
保健室へ行くように声を掛けられた記憶が無い。


母親に何か言われそうで怖かったのか
(先生に対し、抗議をするタイプではなかったが)

絶対に休ませてなんかやるものか!
と、先生が意地になっていたのか



わからないけれど。





母は、私を無欠席にさせることに とにかく強いこだわりを持っていた。
それが どうしてなのか 母の七不思議の一つであった。

弟も、妹も 熱を出したらもちろん学校を休んだ。


私が6年生、妹が3年生、弟が1年生だったある日......



ほぼ同時期に、熱を出したことがあった。



私がはじめに風邪を引き、高熱を出したのだが
次に熱を出した弟は私より熱が低いのにもかかわらず
母は学校を休む連絡を入れていた。


なんで!?


おかしいと思った。

その時私は六年生、学校へ行くからには班長の責任もあり
雪深い山道を後ろに続く低学年の子供達の為に、道を作りながら
登校しなければならないという使命があった。
40度以上あろうが、母の車で登校することはできなかったのだ。


ずるいよ。

どうして、私は休んじゃいけないの?


当然、私は 怒った。泣いた。 多分泣き喚いたかもしれない。



弟は、小さいからだと 母は言った。


私は、小さい時でも休んだことはなかった。
でも、しぶしぶ納得するしかなかった。




でも、次の日に休んだ妹の時に 母はこう言った。




かわいそうだから......

妹は、クラスで一番背が低く、痩せっぽちで、3月生まれで
あなたみたいなタイプとは違う。
無理に学校へ行かせたら、いけない子なのだと言った。

私も、悔しいけれどそれには納得がいった。
妹は、とても苦しそうに息をしていて 妹が死んじゃったらどうしよう!?って
妹が病気になるたびに、私はとても不安だった。
実際、私の妹、弟への愛情は深く 2人は私の自慢でもあった。

私は、妹や弟に比べれば体格もいいし、丈夫なんだろう。

納得できる答えではなかったけれど、考えれば考えるほど
自分の頭が狂ってしまいそうで いつも考えるのを途中でやめていた。


私の小学校の卒業式の日.......


6年間無欠席の生徒として、私の名前が呼ばれたが
母は、誇らしかっただろうか?


誇らしかったのなら、それでいい。
私は、母に何一つ誇らしい思いなどさせてあげられなかったのだから。

塾や、習い事に通えば1日でクビ。
幼稚園の頃から、私の”しつけ”や”気性”について呼び出されて
先生に叱られていた母。
何でも半端になってしまいやり遂げることができなかった私に
自らが鬼になり、歪んだ形ではあるが
何か大きなことを成し遂げさせてあげようと思ったのか...


そう考えると、きっと母の方が辛かったのではないのかと
私は、穏やかな気持ちで 当時を振り返ることができる。





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やっぱり、これからは怒られませんように。

momoははさんのとこで、こんな本を教えて頂いた。






泣けた。タイトル見ただけで......


だって、これ 自分がいつもお願いしていたことだったから。


普通は、母として この男の子に我が子を重ねてみるものだと
思うのだが、私は、自分自身を重ねるしかなかった。



怒られない自分。


これは、アイスクリームより、クリスマスプレゼントより
私が真っ先に欲しかったものだ。




もちろん、七夕の短冊にもお願いした。
漢字が得意だったから

小学校二年なのに
”やっぱりこれからは、お母さんや先生に怒られませんように” って書いた。



でも、この絵本の泣き所って


小さな男の子が、覚えたての字でお願いする所なんですよね......


本当は、いい子なのにやることなすこと裏目に出ちゃう
不器用な男の子を上手に表しているのが この
たどたどしい言葉なのだ。

しかも、シンプルに一言だから、余計に胸に迫ってくる。


”やっぱりこれからは、お母さんや先生に怒られませんように” って
インパクトに欠けちゃうのよね...



私のような、クラスで一番背が高くて
ペラペラと滑舌よく喋り、習ってもいないのに
漢字交じりの文章を書いてしまう子供って


ぜんぜんかわいくな~~~~~い


と、今ならわかるけど



それが、かえって 切なかったりする。




誰かに頭を撫でられたかったな.......


怒ってばかりだったね......って


先生やお母さんに言われたかったな...........



先生は、私の短冊を見て


ふざけていないで、書き直しなさい!!

って、怒ったからね。








私は、神様がいると信じていたから

七夕だけじゃなくて

初詣とか、おまじないとか、天を仰いで願い事とか

そんな時には、必ず



お母さんと、先生に怒られませんように。

友達に嫌われませんように。

今日は、何事もありませんように。
(毎日が大きな失敗の連続だったから)


と、三つの願いをした。

でも、小学校6年間 1日たりともそんな穏やかな日はなかった。
家でも学校でも、”今日は一度も叩かれなかったな~”という日がかなしい事に確実に無い。



そして、何よりかなしい事に、私は6年間無欠席だった.....

笑える.....。





そして、今の私は




相変わらず、同じような願い事をしている。

いつか叶うと、この歳になっても信じてる。



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モモ語録 4

kamere.jpg




モモは、コイツを


カメラマンと呼んでいた。





”野生の王国”チックな番組を一緒に観ている時だったので


カメレオン


カメラマン



と間違えて覚えてるんだねえ.....



と、即理解できたが


私が、カメレオンの出演シーンを見逃していたら最後

このフレーズの意味を生涯知ることはなかったんちゃうか!?

と、思った。


あたしは、結構 おしゃべりモモの話を 上の空で聞いてるからなあ

どれだけのお宝フレーズを逃してしまったか...と考えると

かなり、悔しい。




でも、何たって




amenbo12.jpg




まだ、モモは コヤツを


あまえんぼう と 呼んでいる。

【ちょうど三年前の7月の記事 モモ語録↓】
http://kokoronohiroba.blog89.fc2.com/blog-entry-30.html




それが、未だに お宝ワードナンバーワン。









すみれの近況

やっと、役員から解放されたのが7月
体調等心配してくださった方々、ありがとうございました。
温かい励ましに何度泣いたことか。

更新もしていないのに、偶然同じチェーン店に勤める方
からメールを頂くなんて嬉しいサプライズもありました。
元気ですか?

そして、何故か気になる椿鬼奴.......
ずぐだんずんぶんぐんより、圧倒的に気になる今日このごろ

有名人のブログなんぞ、興味もなかったが
初めて覗いてしまった 鬼奴に乾杯!
なぜ気になるのか、謎は深まるばかり...
パチンコしないし(笑)







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髪型ブギ 3

髪型ブギ第一話

http://kokoronohiroba.blog89.fc2.com/blog-entry-476.html

髪型ブギ第二話

http://kokoronohiroba.blog89.fc2.com/blog-entry-479.html



第三話  ↓  ※一話目からご覧ください



翌日の朝になった。



マルは、朝からお友達家族と約束をしていた。
友達のお父さんが、わざわざ我が家までマルを迎えに来てくださると
いうので、私は、マルと共に車の到着を待っていた。



到着した車にご挨拶をして、私はいそいそと家に戻った。




マルの話では、その後 車の中ではちょっとした騒ぎになっていたそうな。




マルのお友達のNちゃんは、賢くて控えめでとっても優しい子である。

そんなNちゃんがマルに



マルちゃん!! マルちゃんのお母さん.....どうしたん!!?


と、いきなり切り出したらしい。



しかしだ。おかしいぞ。


人にどうしたん?って聞くのは


松葉杖をついているとか

マスクをしているとか

冬なのに、キャミソール1枚でいるとか



そんなことと相場は決まっているさ。



友達のお母さんのパーマが変だから 「どうしたん?」



は、失礼な話だ。プンプン!!(笑)

今度Nちゃんが遊びに来るときには
Nちゃんの大好きなコンソメ味は買わんと、うす塩にしたんねん...!




Nちゃんのパパも、必死で笑いを堪えていたようだったが


マルが


お母さん、パーマがキツくあたりすぎて

昨日から、機嫌が悪いねん。



その一言で、吹き出してしまったそうだ。



全く!ほんまに失礼な親子だ(笑)








美容室の受付では、とても若い女性がにこやかに迎えてくれた。

彼女の眉毛は、おたまじゃくしに似ていてなかなか個性的だった。



すみません、昨日 パーマをかけて頂いたのですが.....

はい。そうですね.....

彼女がニッコリ笑った。



あのう....そのう..........

なかなか切り出せない。



あ...!そうか。昨日持ってきてた あの写真を見せよう



バッグの中から


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取り出したものを受付の方に渡し



受付嬢が、その写真に目をやり
また視線を私の方に戻した瞬間に




私としては、最高の笑顔で
自分の頭を指差した。






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すると、受付の方は 不自然に鼻の下に手を持って行き
鼻を拭く仕草をした。




ねっ!? ねっ!?


ちょっと、キツイですよねえ......(パーマが)






私は、自分が高名なシャンソン歌手に見えてしまったこと


髪型に合う服を持っていないこと


飾りをつけたら、犬みたいだったこと


子供達に恥ずかしいと言われてしまったこと




全てを打ち明けた。



たった1日の出来事なのに、案外壮大な物語風だ。




受付嬢は、泣いていた。

マスカラが落ちており 目が赤い。

明らかに、泣いていた。



私に同情したのだろうか?





申し訳ございません。

すぐに.....すぐ....ゴホッゴホッ


ゴホッゴホッゴホッゴホッ んんんんんゴホッ!!


あれっ!すみません。

あれっ!咳が、咳が....ゴホッ


奥の部屋で、咳を思う存分してきたのだろう。

それにしても、泣いていたのは

具合が悪いのかもしれない。

大丈夫だろうか....?


大丈夫ですかあ?



私と目が合った瞬間、彼女は 泣き出した。

肩を震わせながら。

もう誰も彼女の暴走を止めることは出来なかった。



だって、私まで一緒に笑い出してしまったからだ。


彼女が笑っていることを悟った瞬間
爆発的に笑けて笑けて、どうしようもなくなった。



とにかく笑った。

何が可笑しいのかわからないけれど

そのシチュエーションが異常に可笑しくて可笑しくて

笑っちゃいけないと思うと、余計に可笑しくて可笑しくて



2人で、声を出さずに ひたすら笑った。


結局、パーマを落として頂いた。

ちょっと勿体無いが、やはりパーマは以前に担当していただいていた

凄腕スタイリストさんに頼むのが懸命だ。




今にして思えば、あの貴重な髪型写真に残しておくべきだったなあ。



(完)



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髪型ブギ 2


http://kokoronohiroba.blog89.fc2.com/blog-entry-476.html

第一話はこちらでご覧ください↑




もともと口数の少ない美容師さんだったが

声までか細くなり、自信は完全に喪失したように見えた。


私に、後姿を確認させる時には、明らかに目を逸らしていた。


しかし...

後ろ姿は.....案外かわいかった。







よくわからないけど、後姿だけなら とても気に入ったのになあ...
と心の中で思った。



この場で、すぐに直してもらいたい気持ちはあったものの
朝から何時間も頑張ってくださっていた姿を見ていたので
なるべくだったら、我慢したかった。

明日の朝まで様子を見てみよう。

自分流にアレンジしたら、違った印象になるものだから。





思ったより、早く終わったので なっちゃんとお茶をすることになった。

なっちゃんは、私の髪型を見て 笑ったりはしなかった。


しかし

前髪にパーマをかけてしまったのはまずかったのではないか?


今までが若すぎたんちゃう?歳相応になったなあ......

お世辞である↑この一言で相当老けて見えるのは明らかだ...




そして

両サイドに クリップみたいなものをつけると可愛いかもよ~!!


と、アドバイスしてくれた。



早速 私は なっちゃんの言うようなクリップを見つけてきて
両サイドに付けてみたが





kamigatainu.gif




人間らしさが、遠のいていくのはマズイ...と感じた。





その日は、そのままなっちゃんと共に、学校へ子供を迎えに行くことになった。


校門では、特別支援級の子供達が親の迎えを待っていた。



6年生のS君は、とても人懐っこい子で、私を見つけるといつも手を振ってくれる。
近づける範囲なら、いつも

モモちゃんのおかあさん~♪

と、声を掛けてくれる。


しかし、私が車から降りると、こちらを指差しながら


先生、誰!? ねえ、先生(あの人)誰!?


と、怯えた様子。



2人の先生は先生で こちらを2度見しながら

モモちゃんのおかあさん....よ。 大丈夫、大丈夫.....

と、ランドセルをトントンしている。





先生....大丈夫て....(笑)  まあ良い良い... 仕方が無い。

突然、こんな髪型に変わっていたら確かに怖い怖い。




せやけど




kamimaumomobikubiku.gif







娘まで怖がってどうすんねんっ!!


毒舌なんて程遠いマルが


おかあさんっ!何? 

すごい衝撃なんですけど..........



と、息も絶え絶えに語れば




もう! もうっ!

おかあさん、怖~い~~~~~っ!!

前のにする~~~~~!(前の髪型に戻せ!)

もう!! 恥ずかしいわ。

もう2度と 来んといてええええ!!




と、モモは大激怒。





そこまで酷いのか!?


予想はしていたが、私はそこまで酷いのか!?





早速、私は アレンジに取り掛かった。

だめだ......

このキツ過ぎるパーマは、どんなアレンジも受け入れない。




せめて、縦ロールをちょん切れば普通のおばちゃんパーマになるだろうか?



ビートたけしが、洋服に日本髪のカツラをかぶっている姿と
今の私の状態は近いものがある。


tateroru.gif



縦ロールはたった1本と淋しいが
私の髪型で着こなせる衣装はただ一つ!
ドレスしかなかった。


カジュアルな格好をすればするほど
滑稽に映るだろう。

まるでコントである。



明日の朝....明日の朝になっても

まだ目が慣れず、アレンジができなかったら

美容院に行こう。



私は、そう決めた。





次回へ続く






















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髪型ブギ 1

4月の末に、数年ぶりに ストレートヘアに戻したわたし。

どうも、物足りない........

やはり、パーマがいい。
アレンジも効くし、何より美容室へ行く回数は減るし
仕事で帽子を被っても水に濡らしてぐちゃぐちゃにすれば、いいだけだ。



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行きつけの美容室には、たいていこの髪型をオーダーしている。
私の担当の美容師さんは、このモデルさんの髪型を 
私の顔の周囲にほぼ正確に再現してくれる凄腕スタイリスト。

しかし、凄腕美容師は3月に、系列店に移動になったと葉書が来ていた。
車で行こうと思えば行ける距離だが、そこまでの時間の余裕がなかった。

弱冠の不安はあったものの
私は、美容室に行きたいと思ったら最後、その日のうちに絶対に行かなければ気が済まない。
しかも、この髪型は 多彩なアレンジが可能である。
少しぐらい違っても、アレンジ次第でどうにでもなるのだ。
私は、美容室へ向かった。


新しく、私の担当になった女性は、とても若かった。
おっとりした感じで、必要以上に話しかけて来ず(←ここ非常に重要!!)
私を放っておいてくれるのが心地いい。

私は、いつも通りに 上の写真の髪型をオーダー。




いや.....ちょっと待てよ......


せっかくここまで伸びた髪......

襟足をちょい長めにしてみようか.....




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注)↑こちらは、見本が手に入らなかった為に似たような画像を使っています




まあ、要するに エアリーな感じよね。
今流行りのエアリーな........






一度流しまあああす!!

お疲れ様でしたあああ!!



お疲れ様でしたああああ


あちこちから、私に向けられる掛け声がする。


一度流しに行っただけなのに
恥ずかしいやら、やかましいやら。




鏡の前で、美容師さんが更に大声で


お疲れさまでしたあああああ。と言いながら


頭に巻いていたタオルを外した。





ハラリ...........







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いやいやいやいやいや........

ええと.....ですね.....


えええええええ?


えええええええええええええええええ?




気をしっかりと持とう....



これは、何かの間違いである。

濡れた髪だから、ほら....
そうそう!パーマって濡れたらチリチリになるやん。




おそるおそる......もう一度、鏡に目をやってみる




51E2DTN79FL__SL500_AA280_.jpg




ああ....びっくりしたあ。

見間違いだったよ.........




って! 何がエアリーやねんっ!!

空気感まるでナッシングやんけ!!



虫が舞い込んだら最後、出てこれんわっ!!




濡れたからってパンチになるか?


いや、ここはやはり 週刊誌でも読んで落ち着こう。
まだ、仕上げも残っているし
何しろ、乾いた後はだいぶ印象が変わってくるはず。



何しろ、パーマがキツイのは誰の目から見ても明らかである。
美容師さんは3人がかりで、伸ばしにかかった。
ドライヤー片手に頭に足をかけて引っ張る勢い。
必死の形相、汗だくだった。


誰一人として、無駄な話はしない.......
3方向に引っ張られる為に、私の頭はユラユラ揺れて
たまに熱が当りすぎた部分が鋭く痛んだ。






..................................



.................................................




お疲れ....さま....でし......た


さっきまでの居酒屋風の元気のかけらもない。

3人の美容師さんは、静かに 私にそう言った。






鏡の向こうには、シャンソン歌手が佇んでいた。




まさかの戸川昌子風!!

http://talent.yahoo.co.jp/pf/profile/pp16436





なぜに、戸川様かと言えば、襟足が一本だけ縦ロール。
正確に言えば、戸川様は1本ではないが


【図解】


togawasama.gif





とにかく、平凡な主婦37歳に、この髪型は手に負えない......

っていうか、素人でこの髪型が成立するのだろうか......




この頭で、Tシャツ?

この頭で、麻のスモックブラウス?

この頭で、ラッシュガード?





次回につづく。





すみれの運命は.....!?







《本日の画像》

www.rasysa.com さんより
ヘアスタイルの画像をお借りしています 上の2つの画像

パンチパーマは、アマゾンで販売されているカツラだよん。

テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

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