20080318
- 胃カメラ劇場 いざ本番(03/18)
- 胃カメラ劇場 準備編(03/18)
胃カメラ劇場 いざ本番
2008.03.18
これシリーズです。3話連続なので全記事からどうぞ。
私は、無言でカメラを飲み込んだ。
モニターには、面白い画像が映っている。
う.....嬉しい......(泣)
自分の身体の中を見れるなんて、滅多にあることじゃない。
嬉しい....嬉しすぎる.....!!
しかし......ここで
*#$%&???********
(中略)
私の手は、看護師さんの手を両手で思い切り握り締めている。
それでも、私は頑張ってモニターから目を逸らさなかった。
口の中にカメラが入っているので当たり前だが
もちろん無言で、頑張った。
でも、泣きたくもないのにどんどん涙が出てきた。
唾を呑み込みたくなったら、呑まないでそのまま出してね〜
出そうとは思ったのだが、何故か反射的に飲み込んでしまう。
どうしていいかわからなくなった。
胃に空気が入ってきた時には、残念ながらモニターを見ることが出来ない状態だった。
(中略)
医師が、潰瘍の治った痕のいくつかを見て私に説明したが
見たくても、目を開けることも出来ない。
息ってどうやってするんだっけ...?
鼻から吸って、口から出すんだっけ?
ほら、ここ胃炎だね...
ええと.....鼻から出して口から出すんだった?
ここに潰瘍があるね....
いやいや違う、鼻から吸って鼻から出せばいいのか?
........あら....ここに.....
あれ...?鼻ってどこだった?私の鼻はどこだった??
(↑完全にどこかに飛んでしまっている)
ポリープがあるね。
息が.....息が......ああ......ハフハフ.....
(↑すみれ、ちょっと虫の息)
ぬぬぬぬ!!ポリープって言ったかしら??
医師は、私にモニターを見るように命令した。
私は、モニターに目を向ける。
モニターには、決して小さくはないコブのような物が映っていた。
私には、どれくらいが平均なのかはわからない。
でもそれは、そんなに小さくはなさそうだった。
その後はよく覚えていない。
私は、その後で目を開けることは出来なかったし
何も聞こえないし、自分がどうやって息をしていたのかも
覚えていない。
悪性か、良性かまだわからないから、組織を取って
病理学検査に出すからね。
それだけは、覚えている。
いつの間にかホースが抜かれ、私は簡単に説明を受けた。
ポリープは、良性の場合が多いこと。
その部分だけは覚えているが、後はフラフラと診察台から降り
別の看護師さんの待つ部屋に向かった。
看護師さんがデッカイ注射を持って待っているではないか!!
思わず私は我に返りこう言った!!
そんな注射、漫画でしか見たことない〜〜〜〜!!!
看護婦さんは吹き出し、外で待つ患者さんもドッと声を上げて笑っていた。
しかし、大きさとは裏腹にこの注射の痛みはそれほどでもなかった。
口ほどにもない奴め!!
と、私は注射を睨んでやった。
結果は10日後かそれ以上かかるらしい。
でね....ポリープは見つかったけど
それと、右上腹部の痛みは無関係だし
胃潰瘍の痛みから来るものでもないということだ。
あと可能性があるとすれば肋間神経痛とか言ってたけど
最大のミステリーはまだ解けぬまま。
とりあえず、偶然見つけたポリープの結果待ちでござい。
胃カメラ劇場 準備編
2008.03.18
そんな訳で、胃カメラを心の準備もしないで飲むことになったわたし。マジで医者は嫌いだ。
黙っていたけど、注射も怖い....血液検査の為に血を抜くのでさえ
ほんまは怖くて仕方がない。
私は怖いものなんて、ゴキブリくらいしかないって言ってたなぁ.....
それは本当にそうなのだ。
気持ちの悪い模様や、電車の繋ぎ目とか色々あるけど
それは、誰かに言っても理解してもらえる事じゃないから
言わないようにしていたし。
ある夏の日...私は長めの半ズボンを履いていた。
他の事に集中していた為に、足の違和感に気がつかなかった。
すると...マルが飛び上がって驚き後ろの壁に激突した。
何?どうしたん??
お....おかあさんっっ・・・・・・・・・!!
虫がついてる〜〜〜〜〜〜〜っっ!!
見ると、私のふくらはぎにそれはそれはドデカイムカデがおるではないか!!
それはそれは....ものすごい大きさのムカデだった。
私は、それを別の部屋でパソコンをしている旦那に見せに行った。
見て〜!!こんなんついてる!!
取ってよ〜!!
もちろん、自分で取ることはできるので冗談である。
旦那は、キャスターつきの椅子ごと逃げ出し
アホか〜〜〜〜〜〜!!
と、私を追い出した。
仕方がないので、割り箸を探し
私はムカデをつまんで、外に放り投げた。
一連の行動に全く恐怖はなかった。
マルのリアクションと、旦那のリアクションが面白かったし
ちょっとご機嫌だったくらいだ。
しかし、ムカデが乗っていた場所はものすごく痛み出しエラく腫れた。
その痛みは、数日続き私は自分の馬鹿さ加減に呆れるという出来事があった。
いつの間にか乗っているムカデを見ても、私は怖くはない。
どこかの柱に縛り付けられて、逃げられないような状況で
ムカデが近づいてきたら、きっと恐怖のあまりに気絶するかもしれないが(笑)
だから、注射もいつの間にか刺さっているというのが理想的である。
あの、どんどん近づいてくる針を待つ瞬間がたまらなく嫌なのだ。
........ってか、みんなそうだよね?
とにかく、貼り付いたムカデに刺されても平気だった私が言うのも何だが
注射が嫌いなのだ!
小さい頃に私は何度も目の手術をしたことがある。
とても不気味な病院で、針がどんどん目に近づいてくるあの恐怖を
私は、死ぬまで忘れないだろう。
だから、注射も病院も怖くて仕方がないのだ。
嫌いな理由はわかっている。ああ......とうとう言ってしまった。
検査はまず、注射から始まった。
肩に注射を打つのだが、看護師さんは
ほんのちょっとチクッとしますよ♪と笑顔で言った。
この注射は何の注射だとか、色々言っていたが
そんな説明は全く耳に入ってこなかった!
多分、胃の動きを止めるって言ってたか...?
全然チクリじゃ済まされませんでした。
先が思いやられた私は
胃カメラの間にチビッたら大変だと思い、急いでトイレに行っておいた。
本当はね、詳しく書こうと思っていたけど
それを書くとね、異常に怖がりの私がいたずらに恐怖を煽ってしまう
気もするので、詳しくは省くことにします。
では簡単に......
まず、鼻からのカメラがいいか?
口からがいいか?
の選択をさせられる。
以前、友人の看護師さんに鼻の方が楽だと聞いていた私は
迷わず経鼻を選択した。
絶対に、絶対に鼻からです!!絶対に!はい!
花粉症はありますか?
はい。あります
.......ちょっと、待て。
これは、この展開はもしや、花粉症を持っていたら
口から入れろという......まさか.......
看護師さんが、とても残念そうにこう言った........
花粉症の方は、口からの方が......
ぎゃ〜〜〜〜!!
いや、でも今年は、ちょっと目が痒いのですが
鼻はそんなに、いや全然鼻水も出ないし、全然大丈夫なんですよ〜
ほんまに、今年は.....
すみれ、必死である。
看護師さんが、私にあれこれ説明してくれたが
とにかく、今の私には口からの方がいいという事で
私は、渋々ながら納得した。
後は、もう時間が過ぎ去るのを待つのみ。
私は横になりマウスピースを噛んだ。
次回へ続く


