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私の誇り

私は自分がアスペルガー症候群であることに誇りを持っています。

診断を受けた直後は、娘に遺伝させてしまったのでは...
という苦しみしかありませんでした。

来る日も、来る日も心の中で「ごめんね...」と謝り
寝顔を見ては泣いていました。
正直、私は子供を産んではいけなかったのではないかとさえ思いました


でも、人間が生まれてきたのには絶対に意味があると思います。

私の娘はモモじゃなくてはならなかったし
モモの母親は私でなくてはならなかったと信じています。
もちろん、私の長女のマルも。

自分の知らないうちに、相手を怒らせてしまったり

勘違いをして失敗したにもかかわらず
その勘違いにいつまでも気づかずに呆れられたり

罵倒されて

時には殴られて

でもなんで殴られるのか理解出来ず

ただ痛みから解放されたくて謝る。



どうして自分はこんな風になっちゃうんだろう...
どうして私だけが...
人に意地悪をしたわけでもない、傷つけてもいない


本当は、皆と楽しくやりたいだけなのにどうしてみんな怖い目で
こっちを見るの?


助けて欲しいけど、何をどう助けて欲しいのかわからない。

どうしたら、怖い目から解放されるのかがわからない。

皆は、私をおかしいというけど、どこがおかしいのかちっともわからない。

自分で自分がわからない...


みんながあっちに行ったから、私も行かなくちゃ。

みんなと同じように動いているのに、急いで行動しているのに

先生は「何度言ったらわかるの!違う!もういい!どっかに行ってなさい!」

話を聞いていないと赤鬼みたいに怒ってる。

自分は真面目にやっているのに
多分みんなよりすごく真面目にやっているのに怒られる。
そして、学校から連絡を受けた母親にまた殴って蹴られる。

「あんたなんか、精神病院に入れてやる。」

そう何度も脅されて、何度もその病院の前に荷物と一緒に降ろされた。


何度も謝り、やっと暖かい家の中に入った途端
会社から帰ってきた父に殴られまた外に放り出される。

自分が何をしたか、自分がどうすればいいのか
わからないことだらけで...

だから苦しくて、ただただ布団に口をつけて叫んだ。
自分の髪を切ったり、壁を頭やこぶしで思い切り叩いた。

でも、生きていたら辛いことばかりじゃない。

おしっこをちびるまで笑うことが出来る友達が出来た。
私を愛してくれる先生に出会えた。
そして、娘達に出会えた。
私を好きだ。面白い。と言ってくれる大好きな友達ができた。

今、私のブログにアクセスしてこんな私の記事を読んでくださる方
がいる。会ったこともない、顔も知らないどこかの誰かが
私を励まし、私を認めてくれている。

私は、それを多分...人の何倍も感じることができるし

人の何倍も感謝できると思っている。


なぜなら、こんなことを考えて欲しい。

障がいの子を持つ親だけが感じる
普通の子育てでは味わえない喜び。

ちょっとしたことが嬉しくて
ちょっとした人の優しさが染み渡るあの瞬間...



多分、私だけではなく多くの自閉圏の人間は
些細なことでも大きな喜びに感じる力が強いのだと思う。

辛いことも人一倍感じる一方で、誰よりも幸せを感じる瞬間がある。

そして、そのことに気がついた私は
自分がこの障がいを持って生まれてきたことに誇りを持っている。

今、私の娘も含めて自分がどうしていいのか

自分が苦しいのかもわからず、もがいている子供達が

いつかその事に気づく日が来ますように。






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わたしはアホか?

今日という今日は、自分のバカさ加減に呆れたわ。

仕事でのある出来事...
お店の外回りを掃除しに行ったわたし。
駐車場のゴミを拾っていた。
お店はすでにOPENしていた。

「もうないかな~ゴミ...」

あった!めっちゃ大物のゴミがそこにいた。


なんと、ススキやワラの大きなゴミがお店の目の前の駐車場に
落ちていたのだ!!


なんでこんなとこにススキ?なんて思っている暇はなかった。

私は、その大物を拾ってさっさとお店の中に入らなければならないのだ

中は先輩が1人で切り盛りしている。
早く拾わないと...


でもなぜか、そのゴミは拾えない...
いくら引っ張っても引っ張っても、拾えないのだ...



何故だと思う??



ゴミは、落ちていたのではなくて

お客様の軽トラックの助手席のドアにはさまっていた



のである...


私はこれを力の限り引っ張っていたのだ...

これは、怪しい...怪しいどころではない。

もはや、犯罪の香りまでしてくる行為である。




まず、私は周りを見渡した。

すると...



ガラス越しに座っている


ご夫婦らしきお客様が...


お箸を落とす勢いでこっちを見ていた





とりあえず、私は笑ってみた。

動転していて、どうしていいかわからなかったが

「いや~間違えちゃいまして...」

とか

「決して車上荒らしではないです!!」


とも言えず......

かといってそのご夫婦の車ではないかもしれないから


「すいません」

もおかしい...



どうしたらいいかわからなかったのでとりあえず



いらっしゃいませ~

と小声で言いながら、お辞儀をしてみた。



これが、バカにうけてしまい2人は首を傾げながらも
店内に入ってきた私を見てず~っと笑っていた。


ちなみに、その車はそのご夫婦の車ではなかった...

なんで車が見えなかったのか、引っ張ってすぐに気づかないのか
未だに私自身が首を傾げてしまう失敗である。




なっちゃん

私のブログでは何度か登場したなっちゃん。
私の親友で、尊敬する人物である。

彼女とはマルが生まれて数ヶ月して、知り合った。

マルと、なっちゃんの子イオ君は同い年で、誕生日が1ヵ月違い。
家も近かったので、私達はすぐに仲良くなった。

...と言っても私達は、社交的に見えて実は2人とも人見知りだったから
しばらくは、近所の子育てグループらしき所の1員として
お付き合いしていた。

イオ君は、とびっきりカッコいい顔をしている。

とてもマイペースで、とても穏やかな子。
周りがどんなにおもちゃの取り合いで、激しくやりあっても
どこ吹く風...
眠くなったら、スーパーのカートの中でも
立ってでも寝てしまう
なんとも大物の風格の赤ちゃんであった。

イオ君の成長はゆっくりペースであったが
イオ君は穏やかでマイペースな子だっただけに
私は不思議に思ったことなどなかった。

でも、2歳の時の健診だったか...
彼は、自閉症の可能性を示唆された。

その時の光景は今でも忘れることができない。

健診の帰りにうちに遊びにくることになっていたなっちゃん
から電話があった。
私は、心配ですぐに迎えに行った。
今日は、ショックで遊ぶなんて事はできないと思っていたが
なっちゃんは、私の車に乗るといつも以上に明るく話し出した。

「なんだかおかしいと思ってたのよ」

そう言って、笑った。

私は、かける言葉も見付からず、自分を責めていた。
なんで、気がつかなかったの?

私は、自閉症の知識は少しだけ持ち合わせていた。
それなのに、全く気づいてあげられなかった。
そして、自閉症は一生付き合って行かなければならない障害である
事を思い、ショックで打ちのめされていた...

この子に私は、何が出来る?
私は、なっちゃんに何が出来る?

それからしばらくはそんな思いにとらわれていた。

でも、何ができるかと言ったら
話をする時に失礼にならないくらいの知識を詰め込み
少しでも彼の世界を理解すること。

そして、いつもと同じように、穏やかに..
時にはお馬鹿な話をして過ごすことしかなかった。
私に、なっちゃんやイオ君にしてあげることなど何もなかった。

全くバカげた考えをしたと思う。

なっちゃんは、弱音を吐いたことがない。
周りと比べて、ひがんだような事を言わない。
絶対に、人に迷惑をかける事をしない。
うちの子は障がいがあるから...というような話は一切しない。

いつも泣くのは私の方で、彼女から苦しい...助けて...
なんていわれた事が1度もない。
なっちゃんは、ほんまはすごい泣き虫で
私の話を聞いてすぐに泣くし
マルの成長を一緒に心から喜んで涙するのに
自分のことでは絶対に泣かないのだ。


そして、私の家にモモが生まれた。


なっちゃんは、マル同様我が子のように可愛がってくれた。
女の子が欲しかったなっちゃんは、うちの子供達のために
洋服を作ってくれたり、ネックレスを作ってくれたり
ヘアピンやらゴムやら、ありとあらゆるプレゼントをくれた。

中でも、アンパンマンが大好きだったモモのために作ってくれた
切り絵はどれだけの時間をかけて作成したのか...

ほんまに素晴らしい物だった
(写真をアップしようと思ったが
携帯ではその素晴らしさを伝えられないのでやめました)

私が、折り紙も折れず、付録も作れないのでその役目はすべて
なっちゃんが代わりにやってくれた。
マルは、ほんまになっちゃんから色々なことを教えてもらったのだ。

モモが5歳になり、自閉症だと診断された時
私は、運命すら感じた。



性格も、育った環境も、趣味も、食べ物の好みも全く正反対の
私達がどうして、ここで出会ったのか理由がわかったような気がした。


私はなっちゃんがいなければ、モモを抱え途方にくれていただろう。

気になることがある。

マルと、イオ君の手足はそっくりなのである。

手はもちろん足の指の形までそっくりなのである。

そして、2人の手足はよくある形ではない。
とても、特徴のある形だけに不思議でならない...

もしかしたら、2人は前世で兄弟だったりするのかな~?
ってなっちゃんと笑って話すことがあるけれど
本当にそうなのかもしれない。





迷惑な妄想

私の妄想癖は有名だが(どこでだ?)
本日は、ちょっと迷惑な妄想の話。

あれは私が18歳のピチピチだった頃
大学受験の合格発表に東京まで往復した日の出来事だった。

帰りの新幹線に、私は乗っていた。
外はすっかり日も暮れて
見慣れぬ都会の夕暮れを窓から眺めていた私。
憧れていた東京の夕暮れが眩しくて、ちょっぴり涙ぐむ。


「さよなら...憧れていた東京」





落ちたんかい!!




まあ、落ちたのだ。

それはさておき、1人の中年サラリーマンが私の隣に座った。
サラリーマンは、お弁当を抱えていた。

発車までまだ時間がある。
外はみるみる暗くなり
私の心も日が暮れると共にどんどんおセンチになっていく。

どんな顔をして帰ろうか...
両親はやっぱり哀しむだろうか...
今日の晩御飯はなんだろう...?


さあ,私の妄想劇場が始まった。


東京を出た新幹線が、埼玉を走っている頃には外の風景は
ほぼ夜景に変わっていた。

窓に映る自分の顔を見て、私は自分を責めていた。
哀しくて悔しくて、涙を必死にこらえていた。

ふと、窓に映るもう1人の存在に気づいた私...
そう。隣のサラリーマンである。

サラリーマンは、お腹が減っていたのであろう。
ものすごいスピードでガツガツ食べていた。

ふと、その顔形を見て父を思い出した。
どこか、父に似ている...
私は、父になつくことがなかった。
今でこそ、尊敬して大好きな父だが
一緒に住んでいた時は、どうしても優しくできなかった。
父も頑固な人だったので、自分から歩み寄ることもなかった。

受験には落ちたが、高校を卒業したら家を出ることは決めていた。

家族はお互いを思い合い、愛していたが
どうしてもうまくいかなかった。
人一倍、家族で話もしたけれど、喧嘩も人一倍だった。
私が変わっているのを、暴力や縛り付けることで矯正しようと
していた両親の気持ちは、今でこそ理解できるが
その頃の私には、理解できる訳もなく
距離をおかなければ、お互いが憎しみあってしまう。

私は、そんな思いだけにとらわれていた。

ただ...両親には
普通の家庭とは違った形かもしれないけれど
たくさんの愛情をもらったし、私も2人を愛していた。

だから、離れて暮らすことが少し淋しかったのかもしれない。
父も、東京の本社に籍があったため
しょっちゅう新幹線で通勤していた。
そんな父と、隣のサラリーマンを重ね合わせた途端

こらえていた涙が溢れてきた。

父も、こんな風にお弁当を食べて帰る事があったのだろうか...

この人は父と同じくらいの歳だろうか...

家では、どんな家族が待っているのだろう。


帰って来たこの人をどうか暖かく迎えてくれる家族でありますように

この人がどうか、家でも会社でも幸せでありますように。


私は、窓の方に顔を向け密かに泣いていたのだが
ハンカチを取ろうとカバンに手をかけた時...


隣のおじさんの動きが止まっていることに気がついた。

ふと、隣を見るとおじさんは



箸を持ったまま、私をポカ~ンと

見つめていた



その顔が私には、とても哀しくせつなく映った。

そして、また静かに泣きはじめた私の隣で


おじさんが、今度はゆっくりお弁当の

続きを食べ始めた。



さっきまでの勢いはどこへやら...
本当にゆっくりと、かすかな物音も立てずに食べていた。
そして、2度程喉をつまらせたのか
胸をトントン叩いて咳払いをしていた。


そして、何度もこっちを見ては首を傾げていた。


私は、家に帰ってすぐに父に尋ねた。


新幹線の中でお弁当食べて帰って来たりするの?


俺はああいうの嫌いなんだよっ!

と父が答えた。父は東北人だが江戸っ子みたいな人なのだ。



そこで、両親の前で、その出来事を話した。

二人は声をそろえて


お前おかしいんじゃない??


お父さんは、家で必ず食事を準備しているから

車内で食べて帰って来ることはないけど

どこで誰がお弁当食べたからってあんたに泣かれる筋合いはな

いね!!



全くこの子は失礼な子だね!何でそこまで想像するのかね...
その方が相手に失礼だよッ!

と、責められた。

さっきまでのおセンチな気持ちはどこへやら...

でも確かに。


あのおじさんの駅弁の味を半減させてしまったのかもしれない。
喉につまらせてたしなあ...

とても失礼な妄想をいたしましたことをお許しください。

おじさん、元気ですか~?





化け物図鑑

マルとモモは、学校から帰った後友達の家に遊びに行った。
そこのお母さんが6時ごろ迎えに来て欲しいとのことだったので
車で迎えに行った。
友達の家の前には3人の子供が立っていた...

マルの友達と...


adamo







場末のバーのママと...









アダモちゃんが...



いた...









なんやら、輪ゴムで作った奇妙なイヤリングも見える。




なんなんだ!?その口紅は!



眉毛は完全につながってしまっている。

まるで、お絵描きをするように顔中落書きでいっぱいだ。

ちょっとはにかんだ表情を浮かべているのが
余計に気持ち悪い...


友達のママが出てきて




モモちゃんお化粧好きね~この口紅良かったらあげるわ!

...と、アダモちゃん色の口紅を私の手に載せた。


化け物2人を後部座席に乗せて、しばらく走っていた私は
またもや、笑いが止まらなくなった...
ルームミラーにチラチラ映る、アダモ達。


なんだか、笑いが止まらない。

車一台がやっと通れる道を笑いながら走る。

対向車が来た!

この位置だと私がバッグする方ね!
爆笑しながらバッグする私。
立ち話をしてるおばちゃん2人が、おかしな顔でこっちを見てる。

そりゃそうだ。爆笑しながらバッグしている女が
目の前を通り過ぎるんですもん。

楽しかったぁ~

いつまでも、そう話して笑っている化け物達を見て、私も嬉しかったよ。お友達のママ!ありがとうね~口紅も!(笑)


いたずらの果てに

今日は私がいたずらで頭を打った話。
高校1年生の時の話です。



私は、いつものごとくとっても楽しいイタズラを思いついた。
怖い先生の授業の前に、お友達の教科書の今日の授業で開くはずの
ページに、くだらない切抜きを挟むのだ!!


教科書を開けた瞬間...目に飛び込んでくる、新人賞をとって
号泣しているザ.グッバイのヨッチャンの切抜きや

普通に、アイドルの切り抜きに落書きしたようなもの。

実にくだらないのだが


笑っちゃいけないシチュエーションが更におかしさに拍車をかける。

肩を震わせて笑いをこらえてる友人をみて
更に周囲は我慢ならないくらいに笑いがこみ上げる。

これは一時期クラスで大ブームになった(うち、女子高ね)
ある時、ターゲットになったクラスメイトの1人が我慢できずに
吹き出してしまった。




うう...ぶはっっ



彼女は、吹き出した瞬間鼻水が口の下まで伸び切り(しかも両鼻)
鼻水と一緒に、涙まで流していた。
彼女は、頭が良くまじめでおとなしいタイプだったため
そのリアクションには、誰もが耐えることが出来なかった。


怖い先生なんて、もうどうでも良かった。





頼むから...



思いっきり笑わせてくれ~




みんなが1つになった瞬間だった...



ぎゃははは~!!





怒り狂った先生が

皆に、ティッシュを差し出され鼻水をふきながら
まだ泣き笑いしている子の所にゆっくりと歩み寄る。






おい!



授業中になんの真似だ?





怒りを押し殺しながら..でももう目がイッちゃってる!!


ヤバイとみんなが悟り、クラスは一瞬にして静まり返った。




何を隠した?



ここに出しなさい!




と、いわれるがままにそのまじめな女の子が
机の上に、切抜きを出した

...その瞬間、その子の両隣の子が下を向いて震えていた。






誰だ?今笑ったのは...





怒りが頂点に達した先生の顔は仁王そのものだった。

両隣とはじめに吹き出した真面目な子を教室からつまみ出し
その子の机の上にあった謎の切抜きをつかみ
鬼の形相で黒板へ向かった。

そして、黒板を



バ~ン!



と叩き、例の切抜きを貼り付けた。




そして、その切抜きを背に私達に説教を始めた。




こんな馬鹿なことを

考えたのは誰だっっ!!



何人かが、私の方を見たが
私はその日何もしていなかった。
黒板に貼られた切抜きは、見たこともない。

結局、その日の犯人が自ら手を挙げたが
ちょっと罪悪感を感じた私も手を挙げた。

仁王に怒られている時に

仁王の後ろに貼られた切抜きがふと...
私の目に飛び込んできた。
遠くからでも想像はついていたが
近くで見るその切抜きは恐ろしいぐらい笑える。。。




おとこのうた





だってこれだよ!






押し寄せてくる笑いの波に、飲み込まれそうになりながらも
なんとか持ちこたえた。
あの子が、鼻水垂らしたはずだよ...

両隣も、イッちゃった目の先生がいくらすごんでも
笑いを止められなかったはずだよ...



何だよ!このセンス...

どっから切り抜いてきたんだよ...


これは反則や!
やっていいことと悪いことがあるって~
授業中にこれはあかんやろ~!
ちょっとこのセンスに、嫉妬してしまった私であった。


そして、その帰りのことだった。
その日は、大雪。


バスには一般のお客さんの他、私達女子高と、男子校
途中で共学の高校生達が乗ってくる。

私はいつも、空いている時間までブラブラしてから
バスに乗って帰っていたのだが
その日は、とても寒く一刻も早く家路に着きたくて
そのバスに乗り込んだ。

私の、停留所に着いた。

いつものように定期券を見せて、素早く身を翻したその時...



お客さん!ダメだよ!


運転手さんが、私を呼び止める。

そこで

私はもう一度定期券を運転手によ~く見えるように手を伸ばした。
前の方にひしめき合っていた、共学の生徒達がクスクス笑っている。
失礼な!!...私は、そっちを睨みながら降りようとした。






だから!お姉ちゃん!それでバスには


乗れないでしょう!!




運転手が、ため息まじりで苦々しくつぶやいた。



はあ!?意味がわかんないいんですけど!!

こっちを見て爆笑している、高校生の軍団を見据えながら
ちょっと、運転手に言い返した私。

そのグループは私の事を

巨泉!巨泉!としきりに言っている。


何言ってんの?程度の低い人達やわ。

私、生まれてこのかた「大橋巨泉」に似ている
なんて、言われたことないっつ~の!!

むかつくわ!

失礼だわ!自分の顔鏡で見たことあんの??

こんな事を考えながら、グループを見た私は
あることに気がついた。グループのほとんどの視線が



私の定期券に注がれていたのだ!




私は、その視線の先に何かを見た。
何かって...






大橋○泉の顔が



定期券の上に挟まれていた





え?



動揺した...

私は、一瞬にして消えたかった。
巨○の切抜きを外し、定期券をしっかりと見せ
もう誰とも目を合わさずに
ステップを駆け降りようと、足を載せたその時...

もうひとつの悪夢が起きた...


そう。その日は大雪だったのだ。
ステップには、たくさんの雪が固まっており
私は運悪くその上で足を滑らせてしまったのだ。

(雪国の人は決してしない過ちである...)


キャー!



私の声はかなり響いたに違いない。

でもバスの扉は私のスカートを挟む勢いでバターン!
猛スピードで行ってしまった。
バスから落ちたままの体勢でいる私を見て
大勢の学生達が、指をさして笑っているのが見えた。
そしてバスはそのまま見えなくなっていった...




因果応報...いたずらには気をつけましょう。








本日の爆笑王

普段の私は、割と控えめ。
こう言うと聞こえがいいが、ちょっと暗い。

ブログの私はずいぶんはじけているようだが
ブログのイメージをそのままって訳ではない。

もちろん、楽しい話は大好きだし、はじけないこともない。
でも、それはよっぽど仲良くなった人の前だけで
初めて会った人や、声がでかい人(←苦手)なんかの前では
一言も話さないことが多い。

今日は、新たに参加することになった療育の2回目だった。
こういう療育では、はじめにご挨拶をするのだが
私はそれが大嫌い!!



せんせいこんにちは


みなさんこんにちは




みたいなことを声をそろえてみんなで言うのだが
まずここで笑いが起きる。

私のテンションはかなり低く、声もあまりにも低いから。

みんなと同じテンションを要求されるのは困る。
声が気になるなら、口パクにしますから
お願いですから、こっちを見ないで下さい(涙)

めったにお目にかかることがないであろう
低い声のありえないほどテンションが低いお母さんに
みんな釘付けである。

子供の療育がはじまると、早速質問が来た!


「どこに住んではるの?」

「ここははじめてですか?」

「ここまで何で来てはるの?」



こういう時は...恐らく...


「何歳ですか?」(モモのこと)

「幼稚園どこ?」(モモのこと)



のような質問が一般的ではないかと思うが...

しばらくして




手遊びをしましょう



と声がかかる。

モモは私の隣でちょこんと正座をしているが
ちゃんとできるのか甚だ疑問だ。

ここの手遊び歌は、みんなで歌うのではなく、1人1人が歌いながら
人まねではない、手の動きをしなければならないようだ。


モモはボーっとしている。



「モモ!考えないと、順番来ちゃうよ~!」

私は心の中で焦りまくった。





♪グーチョキパーで、グーチョキパーで



なにつくろ~なにつくろ~



右手がグーで、左手がチョキで



かたつむり~かたつむり~♪




あ!かたつむり、先に言われちゃったよ
どうすんのよ!もう!

私はそれしか知らなかったのに~

モモが歌わなかった場合、この私が代わりにやる羽目になるのだ。
この人前で恥ずかしがる私が、このいつも笑われる低い声で
手遊びを!

もう勘弁してくれ~

とうとうモモの番になってしまった。


ところが、コイツはなぜか...はにかんでやがる!!



{おいッ!てめえ!いつから、はにかみ屋になったんや!
ええから、さっさと歌え!
頼む~ももちゃん、歌ってえ~(私の心の声)}



じゃ..はじめてのことで、ももちゃん

戸惑ってるから、お母さんうたってあげて~




ほれみたことか!フラれてしまったやないかいッ!

私の心の準備ができないまま先生が、ピアノを弾き始める。




「グーチョキパーで、グーチョキパーで、」

私が歌い始めると一人のお母さんが、下を向いて肩を震わせていた。


「何つくろ~なにつくろ~」

今度は端にいる先生2人がたまらず吹き出す。

何もしてないやんけ~!ただ歌っているだけなのに
笑われてしまう私...

でも、ほんまに何つくろう??






「右手がグーで...


左手もグーで...」





あ!両方グーにしてもうた!



とりあえず、グーとグーを合わせてみた
そして、私はすぐに浮かんだ言葉を口に出してしまった。



abara1





あばらぼね~




abarabone2







あばらぼね~





療育中だというのに、室内は騒然..
初めに肩を震わせていたお母さんは、呼吸困難になっていた。
しばらく、爆笑は鳴り止まず
子供達はポカ~ン!!

さ!気をとりなおして行きましょう!

モモちゃん~やってみよっか?

なぜか、はりきって歌いだしたモモ。






♪右手がパーで、左手がグーで

ヘリコプター、ヘリコプター♪





お...おまえ~!歌えるならなぜ、はじめから歌わない!!




騙され遍歴~幼稚園


幼稚園の時、私はバスジャックをしました(幼稚園専用ではなく、一般のバス)

ひとつ上の男の子に



おい!バスくれや~!って、運転手さん

に言ってこい!と先生が言ってた!




そんな事を命令されるがままに、運転手さんに


バスくれや~
と、言いに行った。
初めは笑って「何言ってんだ~?」くらいに
流していた運転手さんも

{もらえるまで言ってこないと、先生に言いつけるぞ!と
怖い目で睨まれた私は、しつこく
「バスくれ!」「バスくれ!」と、運転手さんに繰り返した。}

あまりのしつこさに、怒り出したのだが
怒っていることに気がつかない私は、先生に言いつけられるとか
言って、それでもまだ「バスくれ~」と、呪文のように言い続けた。

バスをもらうことが出来なかった私は、とぼとぼ幼稚園に入った。
先生がエライ剣幕で走って来た。
てっきり、私がバスをもらうことが出来なかったから、先生が
怒っているのだと思い込んでいた。


なんであんなこと言ったの?

運転手さんに、いけないことを言ったと、先生に責められたのだ。

そのうち、私の母が幼稚園に呼び出され
机の下で母につねられながら謝らされた。
私には、あの男の子に言わされた!なんて訴える知恵がなかった。

どうして先生が怒って、お母さんがツネるのか意味がわからなかった。
ただ、「ごめんなさい」という言葉を口にしなければ
この、怖い怖い顔をした人たちから解放されないのだ。という事は
理解できた。

ちなみに、私の母は人前では机の下やカバンに隠しながら私をツネるのが得意技だったが、私はそのたんびに

痛い!痛い!お母さんなんでツネるの?
って大きな声で連呼して、母に恥の上塗りをしていた...(爆)

その時私に命令した男の子は、みんなと一緒になって

い~けないんだ♪いけないんだ~せ~んせ~に♪って合唱してた。


そして、先生には私が全部ひとりでやったと嘘をついたのである。

でも、この男...数年後に思わぬ罰が当たることになる!
私の通った軍隊式の小学校の、1つ上の学年にコイツはいた。
この男は、5年の終わりに生徒会長に立候補したのだ。
立候補者は他に2人くらいいたと記憶しているが
推薦人を引き連れて必死に選挙活動をしていた。

投票日の放課後、開票結果が校内に放送された。

○○君1票

そう!この男には1票しか入らなかったのだ。
明らかに自分の票のみ。

推薦人にも裏切られ、1つ上に在籍していた実の姉にまで裏切られたのだ


学校中、しばらくの間この話題で盛り上がり、この事件はいまや伝説と化している。






ちょっと笑えて笑えない話

本日より仕事復帰。...某寿司店で6月より働いているのだが
わたくし7月半ばから昨日まで長~い夏休みだったのだ。
まず、今朝大変なことに気がついた!

店長と副店長の名前忘れてる~!

職場に向かう車の中、必死であ行から当てはめていってみるが
駄目だった...先行き不安。

なんとか仕事を始めるが(私はホール担当)厨房より

まぐろ準備中の放送。

それを把握するためにみんなの目に付く所に書いて貼らねばならない。
そこで、私は1つ目の失敗を犯す。



...ばくろ準備中




ありえないって。
寿司屋が、何を暴露するっちゅうねん!
もし、きき間違えたにしても、書くときに普通の人なら気づいてるよっ!

それから...

「すいません。注文したいんだけどマイクが応答しないんです。壊れているのかしら?」

当店では、お客様がテーブルに備え付けてあるマイクで直接注文する
システムになっている。

みなさんなら、お客様にそんな質問をされたらどうしますか?


私のとった行動はこうでした。

「かしこまりました。少々お待ちくださいませ」

私、厨房に飛んで行きましたの。

厨房ではたくさんの人が忙しく働いておりました。

「一体誰に言ったらいいんだろう??」

マイクが...
ちょっと大き目の声で言ってみたけど、誰も気がついてくれない。

誰かが空くまで待っていよう。

しばらく、そのまま待っていた所にホールの先輩がやってきた。

あの、マイクが壊れてしまったようで

そしたら、先輩お客様の所に行って

直接ご注文伺います

最悪や...私って何でこうなんでしょう??
当たり前のことなのに、できない。
ちなみにマイクは壊れてなんかいなかった。
ただ、混み合っていて繋がらなかっただけ。

もう1つ。

これ、ガタシラミノハマチが欲しいのメニューにも載ってないし...
とお客様が困っていた。

「ガタシラミノハマチ?」私にはそうとしか聞こえない。
勇気をだして
「お客様、申し訳ありませんが...」ともう一度聞き直す。


うん。あのね、ガワシラミハマチノなん

だけどね...ある?


こりゃ、私の手には負えない。
私にはどうしても聞き取れない。そこでお客様に少々お待ち頂き
近くにいた先輩の所に行き

「ガワシラミハマチノって何かわかりますか?」と聞いてみた。
先輩はさっぱりわからない様子で、直接お客様の所に言って聞いてくれた。

ハマチのハラミですね。かしこまりました

そして「すみれさん、ハマチのハラミが品切れなので、書いておいて!」

と指示された。
「はい!」
私は、すぐに飛んで行き聞いた通りに書いた。

アボガド品切れ

なんで、突然アボガドになるのか理解できない。
これは書いている途中で自分が気づいたので、書き直すことができたが
私が、一瞬間違ったのは先輩に目撃されて首を傾げられた。
「この人本当にどうかしちゃってるわ」
そう思ったに違いない。


歯科医院で働いている時はこんな失敗はなかった。
聞き間違えっていうのはたくさんあったが、人に迷惑をかけるような致命的な失敗はしたことがない。
治療の流れで、準備するもの、説明がいつも同じパターンの繰り返し
だったからなのか。

私は、聞き間違えが多いのを自分で知っていたし、できるなら
もくもくと何かを作っている厨房で働きたく希望も出したのだが
ホールに配属されてしまった。
でも、配属されたからには一生懸命覚えよう!
お客様に嫌な思いを絶対にさせないようにしよう!
そう思い独自にメモを作り、人が一度聞いたら絶対に忘れないような
ことでも、詳しく書いた。

そのメモに書いてある事は完璧だ。
家に帰る車の中で繰り返し復習するし、家に帰ってまた新しく増えたメモをまとめる。そして練習。

でも...哀しいかな、サービス業というのは応用の連続なのだ。

お金を頂いて働いている以上、私は聞き取れない、できません。
間違えました。って笑って済ませられる問題ではない。

乗り越えなければならない。




驚きのリアクション!

私は、人が驚いたリアクションが大好きである。
その顔を見たいがために、色々小細工までしてしまう。
早くいえば、イタズラ好き。

先日記事にした山伏のコスプレもそうだし、私のイタズラは
子供の頃から現在に至るまで、小さなものから大掛かりなものまで
多岐に渡る。

イタズラの紹介をする前に、驚いた顔BEST3を発表

第3位:2度見
    {一度は見過ごすが、アレッ!!?っと振り返るあの表情}

第2位:あるべきものがそこになかった時のポカーン

第1位:すべり台でスピードが調節できなくなった時や
    歩いていて思わぬ段差に驚いて、急に真面目な
    顔になるちびっ子達の顔

特に、子供は可愛い。うちの場合...私はこんな事をしました。
二人が「千と千尋」を見ていた時のこと。
カオナシを見ておっかなびっくり、でも見たい!ようなリアクションをしながら、キャ~キャ~言っていました。
そこでとっさに、紙にカオナシの絵を描き


着ているTシャツをねずみ男風にしたら
二人がこっちを振り向くまでジーッと待つ。



kaonashi




やめられませんわ!...可愛くて(笑)



笑いが止まらない

1人で外出中に、人前で笑いが止まらなくなった事ありますか?

あれは私が20歳の頃でした。
当時、東京に住んでいた私は、新宿の駅のホームにいました。
山手線など、乗り過ごしてもまたすぐに次の電車が入ってくる
というのに、都会にいるとなぜかせっかちになってしまう。
入ってきた電車には必ず乗りたくなるのだ。
その日の私も、階段を駆け上がりベルが鳴っている電車に滑り込もうとした。

もちろん、電車とホームの隙間には気をつけながら...

でも、それが仇になった。

電車に乗り降りする時は、隙間が怖くて私はたいてい一度足を揃えて
一歩を踏み出す。
子供じゃないから、それは結構素早い動きなのだが、閉まりかけの
電車ではやってはならない!


私は、ドアに顔だけはさまってしまった

のだ!!


本当に、顔だけが電車の中で身体はホームにいたのだ。

ドアは一瞬にして開いて、私は晴れて自由の身になった。
あまりの恥ずかしさに、痛かったのかも憶えていない。

ただ、1つだけ忘れられないのが、電車の中にいたオヤジの
仰天ぶりだった。

私がはさまれた瞬間...そのオヤジは落ちそうなほど目を見開き
「フエッ!!」と言った。
そして、そのフエッって顔のまま、どんどん遠ざかっていったのだ。

その表情といい、遠ざかっていくシュチュエーションが、なぜだか
おかしくておかしくて
(おかしいのは私やっちゅうねん!)

私はたった一人、ホームで座り込んで笑ってしまったのだ。

でも、今思えば...笑われるのは私の方で、あのおじさんを笑う
意味がわからない。

思い出し笑いは1人でしょっちゅうしているが、街中での爆笑は
思い出す限り、これが最初で最後やったはず。

しかし...何が可笑しかったのか。

相当変わった私の行動であった。

妹のココロ

私は、まだモモの障がいを実の両親に話していない。

父は、10年以上前からの病で家で療養している。

もともと繊細な父は、薬の副作用で更に精神的に不安定になっている。

母は、父の代わりに1人で朝から晩まで働いている。

そして何より、私は関西。両親は東北にいる。
すぐに会うことが出来ないのだ。
遠く離れていれば、近くにいるより心配だろう。

私には妹がいる。
妹にはモモのことも話しているし、このブログもたまにだが
目を通してくれている。

ブログを見た感想など1度も言ったことのない妹が
珍しく電話をかけてきた。

電話を取るといきなり大爆笑が聞こえる...

「バッカじゃないの~!!(笑)あのさ~めちゃ笑ったよ!山伏の話、これで明日も笑えるわ!ゲラゲラ」

妹は、山伏のコスプレがお気に召したようだ。

最近のモモの様子を話したり、お互いの近況を話している時に
彼女がこう言った。

「病院へ行ったり、あちこち遠くまで大変だね。何回かでも、お姉ちゃんと代わってあげてゆっくりして欲しいよ。」

「う~ん。でも電車の中で恥ずかし


いだけで、大丈夫なのよ!療育や、病院に行くときに


駅のホームで、必ず


モモに{チェルシー}を買ってあげるんだ。


初日に買ってあげたらすごく気に入ってさ、


それからは電車でおでかけの定番になってるの。


なんかさ~その時間って唯一二人になれる時間で


色んな話したり、手をつないで歩いたり


結構貴重な時間なんだよね..


モモがいつか大きくなった時に


チェルシーを食べた瞬間...


手をつないで、私と病院へ行ったことや、療育へ行ったこと


たくさん話してたくさん笑った事


思い出してくれればそれでいいや...」





そしたら、突然泣き出しちゃった妹。
泣き虫の私と違って、滅多に泣く事がなかった。
その妹が声をあげて泣いていた。

「お姉ちゃんんのブログ、ほんとはあんまり見たくなかったんだ..
モモが空気みたいに幼稚園で扱われていたり、やっぱり見るの辛いよ

そうだったのか...離れているからこそ
モモの障害を知っているからこそ

私は大丈夫だよ!ほら、モモもこんなに成長してる!
って伝えたかったのだが、妹にはどうしても目を通せない
記事があるのだ。

なんだか、いつもはクールな妹が実はそんなにも心配してくれて
いたなんて私は想像もつかなかったし、とても嬉しかった。
どうもありがとう。

また、コスプレを考えて笑わせてあげなくちゃ!




モモ語録3

またしても、モモが暴走した。
それにしても、今日はツイていない。

月に一度、モモのお薬を電車で1時間半かけて取りに行く。
今日はその日だった。
まず、電車を2つ乗り過ごす。

1本目は目の前で...その後の電車は20分後。

15分待ったところで忘れ物に気づく。

時間がないのでタクシーで駅から家に往復。
もちろんその間に2本目は行ってしまった...

次の電車まで25分ほどあった。
電車が来るまであと5分ってその時...


おか~さ~ん!


ウンチ~!





お...お前~...いや

貴様~!!



だから,さっきまであれほど、トイレに行こう!!
って聞いたやないかいっっ!(心の声)



結局、半ば脅迫して「我慢できるやろ!」乗り込む。

その時間はとても空いていた。
待ち時間が長かったせいか今日はいきなりハイテンション。



「さっきの椅子な~
なんでモモが青じゃなくてミルクティだったと思う?」


訳:さっきまで座っていた
駅のホームの椅子、なんでモモが
青い椅子じゃなくてクリーム色の椅子に座っていたと思う?




いきなり大声で始まった...

でも、クリーム色じゃなくてミルクティってのが
なかなかの表現だわ
なんて、妙に感心していた私...


青が好きだからちゃう?



ブッブ~×




青は溺れるやろ?



モモ溺れてしまうやねん






「は~なるほど!そうなんや...」

椅子は水なのか!?ちょっと訳がわからんが
今日の君はなんだか冴えてますな。




おかあさん!


おかあさん!


見てみて~




いきなり扉の方を指でさしたモモ...
そこには、とある美容整形外科のポスターが...

ちょっと嫌な予感はあったが

美容整形で恥ずかしいキーワードはないはず。

うんうんきっと大丈夫。
しか~し、甘かった...モモは、扉の方へ歩いて行き
よ~く近くで確認してから歌いはじめた。


その歌は


「♪川崎~川崎~クリニ~ック」「♪あさひ~あさひ~」
ではなく...




♪お~こ~め~の~マルエ~♪


電話一本!!






どひゃ~っ!!


道場六三郎の真似をしながら、モモはこう言った。





おかあさんこの人


電話一本(道場さん)に似てるなぁ...


この人もおコメのマルエ~なん?



電話一本なん?








た...たしかに..!かぶってる!



制服が...






この時点で、前に座っていた大学生のお兄ちゃん2人組が
我慢できずに大爆笑。

でも...制服の色が違うわ!モモらしくない。
だって、たいてい和食のお店の人って、白い服だもん...

ヤツの記憶はいつも正確でなくてはならない。


家に帰り、たまたま流れたマルエーのCMを見て驚いた。


やっぱり、正確だった...
マルエーのCMの道場さんは...青い服を着ていたのだ。
美容整形の先生や、外科医が手術室で着るような、青い服だった...




天国と地獄

今日は、療育の日。モモと電車に揺られ片道2時間。
モモと電車に乗るのは、私にとってかなりの覚悟がいる。
だって...注目を浴びる面白すぎることを大声で言っちゃうんだもの!

朝は通勤ラッシュのため、モモはおとなしかった。
はじけるスペースがなかったのだ。

それは、帰りに起こった。

品のいい老婦人が、私達親子の前に座った。
婦人はモモを見て

まあ!なんて見事な髪の毛なんでしょう!

モモは、褒められることは滅多にないが、髪の毛だけは褒められる。
セーラームーンの月野うさぎちゃんぐらいの超ロングヘア。
茶色すぎず、黒すぎず、髪の量も適度な量で、ロングヘアでも
重く見えない。
しかも、ツヤツヤなのだ。


かみ






注)パーマはかけていません。三つ編みをほどいた直後の写真です。



我が子を褒めるのもどうかと思うが
これくらいしか褒められないので許してください...(涙)

そんな赤の他人に褒められることなど
滅多にない私はすっかり有頂天!!
飛んで行くんじゃないかと思ったわ。


オホホホ~!!



どんな風に手入れなさってるの?

伸ばすのに何年かかりました?



婦人と舞い上がった私が会話をしていたその時だった...






おか~さん!!


チンチンかゆい~!!





婦人「......」




私「あは...」



ちょっと空気がおかしくなってきたわよ~
モモちゃん...

私はモモの気を紛らわすために

「抱っこしようか~?」

「あ!飴ちゃん、飴ちゃん!」



飴に気をとられて、股間のかゆみを忘れたか...よしよし!



婦人が苦し紛れに

子供らしいこと~オホホ...
そうおっしゃってくださった。


私がそれに答えようとした瞬間...


モモは暴走していた...

あろうことか...公衆の面前で...
はじめてモモを褒めてくれたお方を
前にしてズボンを下げて、パンツの中身を確認していた。


それから、目的地に着くまで
私が針のむしろだったのは言うまでもない...

私の人生っていつもこう。

天国は束の間、すぐに地獄へ落とされる~
たま~にその逆もあるけれど。

どちらにしても浮き沈みが激しいわ



モモ語録2

モモは、先日恐竜のおもちゃを頂いてきた。
お水につけると6倍大きくなるという。

お風呂でそれを試していた時、モモはこう言った。



おかあさん、これ・・・憎しみ??



「モモ?憎しみって知ってるの?」


「うん。憎しみはたんこぶやねん。」


恐竜が憎しみ、憎しみはたんこぶ...

ちなみに10円玉は和尚さん...

(10円玉は和尚さんの記事)


深い...あまりにも深い...


モモは×のことをバツではなく、「ブッブ~ッ」

目を開けることを「起きる」

目を閉じることを「寝る」という。



この夏休みは、数え切れないほどプールや海に行った。


おかあさん!見てみて!モモな~水の中

で目起きれるねん!


そのセリフをこの夏何度聞いたことか。

ちょっと、使い方はおかしいけれど、ちゃんと伝わってるよ~

私の手に「おてんぐ」と名前をつけて、

「ちっちゃなおてんぐ、かわいいね」

「お昼寝しましょうね」

「寒いですか?」そう言って、自分の息で暖めてくれる。

障害を持って生まれたモモ。


言葉があることで、誰かを傷つけたり誤解されることも多い。
時には、口をふさぎたくなることもある。
私自身、耳を塞いでしまうこともある。

でも、それはとても贅沢なこと。

神様がこの子に、言葉を与えてくれたことに感謝しなければいけないね





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