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あたしはトトロ




体調が悪く、しばらくブログを休んでいたが

私はインフルエンザではなかった...

しかし、頭の痛みが尋常でなく、しばらく起き上がることが
できなかったのだ。

すっかり元気になったモモは、バトンタッチで感染したマルと
私が寝込んでいたために、1人でお絵描きや折り紙
をして遊んでいた。

マルは寝室にいたが、私まで寝室に行くわけにも行かず
私は、モモがいる居間に転がっていた。


寝れない...



5分おきに配達されるモモ郵便...

おかあさんえ
げんきになてね


ううう...(涙)
でも、2,3枚でいいですから...
もう、50枚以上もらってますから...



折り紙のプレゼント攻撃...

そういえば
おかあさんの誕生日だったわ!


いや...誕生日は秋ですが..


おやつの押し売り...

はい、どうぞ!!おいしいですよ!

フガフガ...
強引に口に入れられる



私の近くには

淋しくないようにとせっせとぬいぐるみが並べられ

バスタオルや、毛布や、クッションが私の上にわんさと載せられた。

クッションは、私の顔を完全に覆い隠した。

ここぞとばかりに、私は熟睡させて頂く事にしよう

モモは、DSで遊び始めている...



ううっ!!!



身体に何か重みを感じる...
ほんの少し寝てしまっていた私は、事態がよく飲み込めていない。
恐る恐る目を開けると...


モモが私の上に乗っていた!




あなた、トトロっていうの~??


△@;×%&$□?*







モモ得意の、なりきりモノマネである...

トトロのメイちゃんのセリフそのままで、口調も一緒である。


お...おもしれぇ...

頼む...今日は笑わせないでくれ~~


結局、モモの世界に引きずりこまれた私であった。

私は、すすわたりが出たな~
何度も言わされたのであった...(←ばあちゃん役やん...)


【2007 3月の記事より】



この記事を書いたときには、トトロじゃなかったからさ....
自虐でもなんでもなく、小さな子供の発想の面白さを心から楽しめて
こうして記事にしたけどさ....

現在、本当にトトロになってしまっただけに
シャレにならん。

年明けから、ダイエットをさらに強化!!
1年で15kg 2年で20kg増! だから
せめて 10kgは落とします。

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テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

よみがえった悪夢

今日は、1時間ほど「まる」うちの長女が留守番した。

お風呂に入る時に

「えらかったね~抱っこしてあげる~」

そう言ってみた私...すると

何やら居間に駆け出す。

持って来たのは油性マジック!



いいねん、いいねん

おかあさん~今日は抱っこのかわりにアレしてよ!




ねえ、も~ちゃん(モモのこと)

久しぶりにアレ見たいよね~ブブッ

モモも一緒に吹き出して


やって~!やって~!


の大合唱である。

アレとは...

私が以前したいたずらである。

私が中学の頃、妹と向かい合わせで居間のテーブルで
宿題をしていた...
真剣に宿題をしていた私に妹が囁くようにつぶやく。

「おねえちゃん..」「おねえちゃん..」


「おねえちゃん..だれか見てる!」

顔を上げて見渡す私..


「誰もいないじゃん」


「おねえちゃん、誰か見てるんだってば!」

「いないじゃん..」これを2,3回繰り返しただろうか..



うるさい!集中できないでしょう!



・・・・・・・・・・・!!・・・・・・・・・・・







いた!いた~っ!




テーブルからちっちゃいおっさんが覗いてる~!!
妹が親指に、おっさんを描いて覗かせていたのだ!


どうよこのセンス

面白いじゃないか!妹よ...

私はこの妹のネタをいただき、娘達を驚かそうと落書きした。


しかし、私はオリジナルにこだわりたい!



そこで...



お腹に!



油性マジックで大きく描いてみた。

腹踊りする人が描くみたいな無気味な絵を...






haraodori.gif





すると、これが大好評!!
たちまち私は一家のスター!!



おか~さんっておもしろい!

おか~さんって料理上手~!


料理上手は、言い過ぎた..
しかし、その日

確かに私はスターだった。
輝いていた。

娘達は何度も私の洋服をめくっては爆笑だった。


宅配便、スーパーへの買物。。私は細心の注意を払い
モモに不意にめくられることがないように気をつけた。
そして、無事乗り切りお風呂に入ることができた。

かなり前から痛んでいた胃が
どうにも我慢できない状態になったのは
その次の日であった...


お風呂で落としたこともあり
あまりに痛みが激しかったこともあり
私は、落書きのことなどすっかり忘れて病院へ行った。

ベッドに寝かされ、むき出しにされたお腹を先生が触診する...


あ~!そこです!かなり痛いです!


「う~ん..ちょっとレントゲン撮ってみようか..」

先生は、普通に言った。
看護婦さんも普通だった。

レントゲンを撮って説明を聞きに診察室に入った時には
少し様子が違っていた。
なんだか目を合わせてこない...やたらと咳払いする。
後ろの看護婦さんは、目を見開いて私を見ていたが
私と目が合うとサッと視線を逸らす...


そこで私は気がついてしまったのだ...







もしかしたら





うっすらと残っているかもしれない





アノ絵のことを...





1haraodori.gif






先生の話を聞きながら私は真っ赤になった。
そして、なぜか急に汗が噴出した。
真っ赤になり、汗が出てきた私を見て

コイツ気がついたな...

と,悟られてしまうのは、余計に恥ずかしい..
そんな事を思うと余計に顔が熱くなった...


何を話したのかあんまり覚えていない。

でも、診察室はピリピリしていた。

そこにいた誰もが緊張感にみなぎっていた。



相手はちょっとしたはずみで吹き出す自分と必死に戦っていた。


戦いが終わり、家に帰った私はすぐに姿見で確認した...






うっすらどころか



まだほとんど



そのまんま残っていた




鏡の前で呆然とする私を想像して欲しい・・・


昔からそうだった...
私はいつもこうなのだ。
みんなはうまくやっても、私はなんでもバレル。

2階から上級生が唾を吐いていた時だって
なぜか上を見上げていた私の目にそのまんま落ちてきて

みんなに信じらんな~い!!って笑われた。

2階から目薬を実現した女!とさんざんからかわれた...



行進をしている時は
なぜかコガネムシが私の鼻にスポッと入った

鼻の穴から半分くらいは体が出ていたのだろう...

コガネムシは私の鼻の中からでようと激しくもがく。
私の鼻の中と鼻の下は、激しく痛み涙を流す...
鼻息で押し出そうとするが、どうしてもでない...
仕方がないので行進をしたまま、手で引っ張り出そうとするが
どうしても出てこない。

痛くて痛くて涙がどんどん流れる。
すると、私の隣で並んで行進していた男子が
顔を前に向けたまま






おい!



行進中に、鼻くそほじんなよ!





いや...それは心外!
鼻にコガネムシが入っているより
鼻くそをほじる女と呼ばれるのが嫌だった。



違うよ!見てっ!

出ないの!なんか虫がでないの!




男子は、恐ろしく硬直した。








コ..コガネムシだよ..




すみれちゃん..





そうだと思った。どうしたらいいの?

ぼ..僕に言われても・・・



そして、熱い男が(熱い男シリーズでおなじみ)

そこ!なにやってる!!と、怒鳴る。


それっきり、男子は黙ってしまった...
コガネムシはしばらくして飛んで行ったが

こんなミラクルが私の身には何歳になっても起きてしまうのだ。


なんで私?

いや...普通お腹に油性マジックで落書きする主婦は
あまりいないだろう。

自業自得といえばそれまでなのだが








何故!



お腹がいたくなるの?










様々な悪夢がよみがえり、人気者になることをあきらめ
きっぱり、まるの申し出を断わった私であった。






テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

いつものコスプレ

私は、22歳で結婚した。初めに伝えておくが、

ヤンキーではない


マルが授かるまで4年。
(私は子宮内膜症で、不妊治療してました)

その4年間は、友達も出来ず職場と家の往復だったが
旦那の妹が、私の2つ歳下でよき私の遊び相手となってくれた。

近くに住んでいたので、旦那の留守の時に泊まりにきてくれたり
しょっちゅう遊びに来てくれていた。
彼女はお笑い好きで、話も上手。
妄想好きで、二人で妄想しては機関銃のように話していた。

いつの頃からか
遊びに来た彼女を私が面白おかしくお迎えするのが定番になっていた。
凝り性で、暇だった私は一日中

「今度のネタは何にしよう...」と考えていた。

ある日、そのような事を考えながら駅に着き

踏み切りの前に立つと
踏み切りの向こう側の岩に


山伏がいた



岩のうえに腰掛けて、汗を拭く山伏。



まっ..まぶしいっ!


山伏は輝いていた。

次は、山伏で行こう!

私に迷いはなかった。
岩に座り汗を拭く山伏...これは、よい作品ができそうだ。

妹が来る週末までに
私は紙で岩を作り、小さな椅子に貼り付け

山伏の頭に載っている小さな帽子もフェルトで作り

肩からぶら下がっている
ポンポンのようなものもビニール紐で作った。

衣装は、上は着物の肌着。下は白い生地を簡単に縫い合わせて
モンペのようなモノを作った。

そして、白い足袋を履き、足首には包帯をグルグルと巻いた。


準備は万端。






yamabu.gif








私は恐ろしいほど、山伏だった







「もうすぐ行くね!」

電話があった。

実は電話が来る前には着替えていたので
あとは、玄関で岩の椅子に座り汗を拭けばいいだけだった。

私の心は躍っていた。

どんな顔するだろう...
絶対に外すとは思えなかった。

私にとって、最高のコスプレネタだった。

階段を上る音が近づいてくる。

私の鼓動は高まった。
ちょっと震えた。

そして、馬鹿みたいな自分に吹き出しそうになるのを必死に抑えていた。

「ピンポ~ン」

幕は上がった。

この一週間の私の全てを出し切らなければ!



開いてますぞ!どうぞ...


男の声色を使い、できるだけ厳かに言った。

私の声は低い。かなりの出来栄えだったに違いない。


こんにちは~



ドアが開き、声が聞こえた瞬間...私は急いで逃げようとした。



新聞の勧誘だったのだ


遅かった...。
もう、どうしようもなかった。

新聞屋は

明らかに目を見開いたが

何事もなかったように

「来年からの契約、お願いしますよ~」

と、山伏に言ってきた。



私は動揺を隠せなかったが

妹と鉢合わせになると一週間の努力が無駄になるので


主人に相談してみないとわからないし


もう、お客さんがくるので時間がないことを伝えた。


(そのふざけた格好で、主人もお客もないもんだ)



新聞屋は、引かなかった。





他に、どこか考えてる



新聞あるんですか?




山伏にしつこく契約を迫る。






とにかく、今日は...



本当に忙しいんです




この辺だっただろうか...上に住むおばちゃんが、階段を降りて来た。

うちの玄関が全開だったので、新聞屋のおやじと話す山伏の姿が
視野に入り、不思議に思ったのだろう...

そのまま少しバックして、また確認の為にこっちを
覗き込んでいる。

私は急いで玄関の脇のトイレ側に隠れて、おばちゃんが
通りすぎるのを待った。

再び玄関に

もう!今日は無理ですから!

と...強めの口調で戻って来たとき、

新聞屋の後ろに妹が立っていた

妹は山伏を見るや否や、その場に崩れ落ちて笑い転げた。
その笑い声はマンション中に響き渡り、隣の棟の人が
何件も、笑い声の犯人をみつけようとベランダに飛び出してきたり、
窓を開け身を乗り出し、キョロキョロ見渡した程すごいものだった。

笑っている妹を見て、私までどうしようもなく可笑しくなってきた。

すみれさん、その格好で

なに普通に話してんの~??



ますます笑い転げる妹。

私もうずくまり、泣きながら

もう話すことが出来ないくらい笑っていた。

新聞屋は、しばらく様子を見ていたがいつの間にか消えていた。
そして、そのおっちゃんは二度と勧誘に来ることはなかった。




追記

続きものの記事を書いている途中ですが
現在、アクセスの多い、反響があった記事を
カテゴリーにまとめています。
何卒、ご了承くださいませ。


テーマ : 発達障害
ジャンル : 福祉・ボランティア

お風呂工事は超イケメン!!貧乏長屋の子供たち2

前回のあらすじ...

10月半ばお風呂が壊れたすみれ家では
毎日毎日、全裸でスイッチの操作をしていたために

家族全員が風邪をひき、バタバタと倒れていった。

という間抜けな話じゃった...





ガスの工事といえば、おっさん。

そんな風に思い込んでいた私は、玄関に立つ
180cmはあるだろう長身で、涼しげな目元。
時折吹くいたずらな風に、サラッとなびく髪をさりげなく
直す青年の手の美しさに見とれてしまった。




oh!oh!



こんな..こんなむさ苦しいハウスに


うえるかむ~~~っ!!





ああ..しかし、私は風邪&ギックリ腰で療養中の身...

おっさんが来ると思い込んでいたので
黒い3本線のジャージを履き、上には毛玉だらけのガウンのような
ハンテンのような摩訶不思議ないでたちだった。

い...いかんっ!せめて上だけでも着替えなくてはっっ

必死でタンスを探り
レースをあしらった白いスモックブラウスに着替える。
しかし、私はぎっくり腰...
ジャージを脱ごうとしても、なかなか思うように体が動かない。


あうっ...はうっ...

そうこうしているうちに


すみませ~ん!!



イケメンの声である。


私は途中まで下げたジャージを急いで上に上げて
お風呂場へ急ぐ。


*&%$‘##なんやら、原因の説明である。



宿題をしている娘たちが


お母さん?なんで着替えてんの??




ギクーーーーッ



あ、わかった~!あのお兄ちゃんがカッコいいからやろ??




ギクーーーーッ



マルの指摘はいつも鋭い。
いつも私の方がタジタジになってしまうのだ。



ねえお母さん、お腹減った~おやつください。



モモがマイペースで発言する。





おおそうやな...おやつおやつ...



ないッ...!おやつがない...



そういえば、風邪&ぎっくり腰で買物にも行けていなかったのだ。



2人はぶつぶつ言ってはいたが、宿題の残りをし始めた。



しばらくすると、モモが



もう我慢できないーーーッ



と、冷蔵庫でなにかごそごそやっていた。
そこにマルが合流し
2人で楽しげに、何かを作っている。



その時、私はベランダで洗濯物を干していたので
よくわからなかったが何かよからぬ事をしているのは
わかっていた。

ああ...わかっていたさ...


ベランダから戻ってきたときには、2人が1本づつ
お箸を持っていた。
そして、何か楽しげに談笑しているではないか...




2人の背後の廊下には、イケメンが立っている。





あ。。。すみません何度かお声を掛けたんですが...


ベランダにいたんで聞こえなくて...

と、私が頬を赤らめ...言おうとした瞬間のことだった。




今日はな、おやつがないねん。
だから、モモちゃん






せめて...みそキャンディー



作ってんっっ♪




イケメンにお箸を突き出して見せているっ!

お箸の先には、丸く塗りつけられた味噌が...




マルも一緒になって、これ最高やねん。
味噌キャンディ♪おいしいねん♪



何がせめてじゃ...

何が味噌キャンディじゃ...




イケメンは、明らかに困っていた。


そりゃそうや...


おいしそうやね。なんてお世辞でも言えんし

羨ましいやら、すごいねやら、は明らかに地雷である。




こいつら絶対に...

お兄ちゃんもどうぞ!
作ってあげる!って

言うのは、素人目にも明らかなのだ。




イケメンの中でしばらく、葛藤があったようだが
イケメンは、無視する事に決めたようだ。

賢い選択である。
さすがイケメンである。


私は最後まで丁重にもてなし

イケメンは、部品が入り次第また電話します


と、私にウインクして帰って行った。


....のように見えた。




もう暗くなりかけていたので
私は、寝室の窓を閉めようと...ふと下を見た。

イケメンと、ペアで行動しているのか?
もう一人の人物と、イケ面が車の中でコーヒーを飲んでいた。



コーヒーをこぼす勢いで、相方とイケメンが盛り上がっているのが見えた。

声までは聞こえなかったが、かなりの爆笑である。


うふふ...若いっていいわね。
なんて思いながら、その光景をしばし覗き見していた私...






イケメンが割り箸を上にかざし



そして、相方とその割り箸を見つめて




更に爆笑...






明らかに...うちの娘の真似である。



いつもそうだ...私はいつもこいつらに
こんな思いばかりさせられておる。

せめて味噌キャンディ...


昭和生まれのアタシでもそんなおやつ食ったことないわいッ!




2007年12月の記事

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正直すぎる爆弾娘

また電車ネタだ...

どうしてこうも毎週毎週

サスペンス劇場の、素人探偵のように
次から次に、事件が起こるのか...
そろそろ、電車の中では有名になってしまいそうな予感さ。

あ...あの親子よ

今日も綺麗ね...

なんてヒソヒソ言われる日も近い。

モモと私が電車に乗り込むと、とても優しそうな御婦人が
少しだけ詰めてくださり

ここどうぞ!2人で座れるわよ

と、お声を掛けてくださった。

御婦人は、とてもいい身なりをしていて
歌手の加藤登紀子にそっくりだった
生き写しだった...


可愛いわねぇ。いくつ?


いい人だ!!ちょっと...そういえば
八千草薫に似ているかもしれないぞ...
(調子がいいヤツ)
しかも、今回は間違いなくうちに
聞いているのだ!!
(意味がわからない方は紛らわしいノスタルジーを読むべし)

5歳!!(モモ)


違います!6歳です。ふぉふぉふぉ...(私)


あ~そうそう1月18日に生れました!!(モモ)


2人とも明らかに舞い上がっておる。
たまに褒められるとこれだからいかん...


そう!じゃあ、もうすぐ小学校かしら...

こんな世間話をしばらくした後に...
モモが

ガム持ってる?


と御婦人に聞いた。(ここで周囲は微妙に凍りつく)

今日は珍しく、チェルシーの代わりにガムを買ったモモ。
それを加藤登紀子さんが持っていなければ
分けてあげようと思ったのだろう。
でも、なんだか催促しているように聞こえる...


ううん...おばちゃんはね、あんまり食べないのよ
持ってないの...ごめんね。


ほれ見ろ!ごめんねって言ってるじゃないか!!
明らかに、モモが催促している形になってるじゃないか...

じゃあ...おうちにはある?

おばちゃんちには、ないなぁ...
飴ちゃんならあるけど...


そう言った後、加藤さんはバッグの中をゴソゴソしだした。

明らかに、飴か何かを探していると思われる
こういう場合私はどうしたらいいのだろう...
いいですよ!!というのはおかしい...

だって、鼻をかむ為にティッシュを探しているだけかもしれない

はたまた、マナーモードにした携帯が突然鳴っただけかもしれない

...困ったぞ...この展開...
モモは、加藤さんにガムをあげたかっただけなのに
なぜか、要求している形になっている...


こんな物しかないんだけど...食べる?

うんっ!食べる!!
ありがとうございましたっ!!


いいですよ~!
そんなつもりじゃ...何だか催促しているみたいで...
申し訳なくて...


いいの~!お友達が駄菓子屋さんやっててね...
さっきちょうど寄って来たところなの...
うちには子供はいないし、もらって~!


いい人である...(涙)
気がつかなかったが
ちょっと松坂慶子にも似ているかもしれない


(お礼に)絵描いてあげるっ!!!


モモが、リュックからメモ帳とボールペンを出して
サラサラと絵を描き始めた。




加藤さん





...........!!!






お気づきだろうか...?
口元に刻まれた2本のシワに...




私は咳き込んだ...
咳き込んだついでに、膝の上のモモを少しだけ押してしまおうか
悩んだ...
押した衝撃で、よからぬ所に線が入ってしまった事にしたかった。


しかし...
シワはしっかりシンメトリー


私のオデコは、ビチャビチャだった...
暑い...暑すぎる...
ここは真夏なのか...?

わあ~♪上手ね!可愛く描いてくれたのね。
でも、これは誰!?


加藤さんの鋭い質問である...

加藤さんの疑問はごもっともだった。
なぜなら、加藤さんは、加藤登紀子に生き写しなのだから
当然ベリーショートなのである。

モモが次の作品にとりかかっているのをいいことに
私が急いで


ああ...そっそれは...
もーちゃんだよね?

ね?もーちゃんだよね?

と言い切った!!


モモからは返事がなかったが
私は、自信たっぷりに振舞った。

モモはもう一枚同じものを描いた。
やはり、しっかりとシワが刻まれている...

しかし、これはイケる!!


この小娘は、絵を描く時に必ず口元にシワを描くクセがある。そう思われる可能性に賭けた!




わ~こっちも可愛いねぇ...こっちがおばちゃんかしらね...
こんなに可愛く描いてくれてありがとう。
家に飾っておきたいし、記念に名前を書いてくれる?



うんわかった!!


おばあちゃんお名前は?






(心の中で私が我が子に飛び蹴りをした瞬間の映像)


ううん、あなたのお名前を書いて欲しいのよ

あ!そうかっ!わかった~

モモは自分の名前を書いた。


もも え

の使い分け
なんてこたぁ出来ない。
っていうか、そもそも加藤さんにあげるものに
自分へと書くのもおかしなことである。

一旦渡した後で、モモが


忘れた...(さっき渡した)絵、貸してください。

と言った。

そして...その最後に付け足したモノで
私の手足は痺れて、動悸が襲ってきた。
もう、言い逃れは出来なかった。
もう手遅れなのであった...




加藤さん








オデコに刻まれた深いシワが波打っていた...



電車から、私達が先に降りたのだが
モモはホームからずっと加藤さんに手を振っていた。
加藤さんも、私達が見えなくなるまで手を振り続けて
くださっていた。

私が最後に見た加藤さんは、まるでメグライアン
のようだった...








また何年後かに、成長したモモと一緒に
加藤さんに会いたい...そして、もう一度心からお礼が言いたい。
たまにこんなに素敵な人間に出会えると世の中捨てたもんじゃないなぁと感じます。




2007年3月の記事


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