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モモの話

  1. モモの劇的な変化(01/23)
  2. モモちゃんと絵本(01/01)
  3. かかあ殿下疑惑(11/15)
  4. え...江頭!?(10/29)
  5. 泣いちゃってもいいですか? 朝寝坊編(10/08)


ココロのひろばの長編シリーズものは

キオクノトビラにてご覧ください。


私と、モモの生育歴などは

みずいろのかいがらにてご覧ください。



モモの劇的な変化

2007.01.23
それは22から始まった...

モモの担任の先生は、毎朝登園したモモにその日の日付を
教えてくれて、シールを枠に貼らせてくれる。
それを毎日毎日、続けてくださっていたのだが。。。

先月やっと、実を結んだのだ。

なぜか...22やで!これ22やで!

と、モモが何かに書いてあった数字を指差しそう言った。

(ちなみに、その日までモモは1〜10まで読むことも書くことも
出来なかった)



22が読めるの?そう!これは22やで!!

私は大興奮...
試しに近くに書いてあった数字をいくつか聞いてみたが
22以外は読むことが出来なかった。

22...私は思った。

モモは今、ちょっと面白い療育に通っている。
家から2時間と近くはないが、モモのような子にした
学習方法を提供してくれる。
モモには知的障害とこだわりがあり
私の力では、読み書きを覚えるコツを伝えるのは難しかった。

そこでは、3ヶ月通った後にモモに
自閉的な矯正は必要ないと言われた。
自閉的な部分がないわけではない。かなりある...
でも、私もその考えには賛成だ。
そこで、今モモに必要な学習のみのコースに通っている。

ひらがなは、書き順にこだわらない。


は、はじめに


を書いて


後でを突き刺す!!


こんな覚え方である。

これがいいか悪いかは賛否両論あると思うが
うちは、このやり方が気に入っている。
そして、モモはここであれだけ無関心だった読み書きに
大変な興味を持つことになったのだ。

そう、興味を持った上で...

先生が毎日毎日、モモの為に繰り返してくださっていたこと...



これが、見事に結びついたのだと思っている。


多分、先生がいつものように朝、教えてくださった




今日は○日です。


という言葉...

たまたま22日に、何かいいことがあったのかもしれない。
それともただ、数字の並びが面白かったのかもしれない。

何がきっかけで、印象に残ったのかはわからない。

でも、どんな些細な行動も決して無駄ではないこと

そして、日々の繰り返しがどれほど重要なことであるかを
私は先生とモモに教えてもらった。


この日を境に、モモは

1,6,7,9以外の数字は読み書きできるようになった。

2桁も上の4つが入っていなければ大丈夫。


何よりも、モモは興味を持ったことはとことん続ける。
根が真面目で、根気がある。
暇さえあれば、紙と鉛筆で書ける文字や数字を書いている。
私は、やろうよ!!と言った事はない。

必ず自らの意志で始めるのだ。

先日も(私の厄日)電車の中でひたすらこんな練習をしていた。


8






モモは、今の園のお友達と一緒に小学校へ行く。

特学に入ることになっているのだが、初めは全科目
普通学級にてみんなと学習することにした。
そして、どうしても遅れてしまう科目から
特学にて学習することに決めている。

モモは、誰と同じクラスになるだろう...
隣の席は誰かな...
そんな事をよく口にするようになった。
みんなと同じクラスで机を並べて勉強できるといいと思っている。

もちろん、それが叶わないかもしれないことも、知っている。



どうか...

モモのこの努力が報われますように。









モモちゃんと絵本

2007.01.01
バムとケロのシリーズを知っていますか?







私が初めてこの本に出会ったのは、数年前のことだった。
もしかしたら、マルに初めて買ってあげた絵本が
このシリーズだったかもしれません。
私は、犬を飼うならブルテリアと高校時代から夢を描いているほど
ブルテリアが好きだ。
主人公がブルテリア...しかも細かく1つ1つの小物まで手抜きのない
オシャレなイラスト。
これは、私の乙女心をくすぐった。

もちろん、うちの娘達も大好き。
中でもバムとケロのさむいあさがお気に入りである。

なぜなら....

凍ってしまったアヒルをお風呂に入れて、助けるのだが
カエルのケロちゃんが湯船の中で

ぽこ、ぽこ...
とおならをしてしまう。



きゃーくさい!くさい!
ここのページが大好きなのである。




おなら、うんちはうちの姉妹のツボなのだ...


先日、モモにこの絵本を読んだ。
少しずつひらがなに興味が出てきたモモは
知っている文字を指差しては読んで得意げになっていた。

【ホゥ〜これは、もしかしたらいい教材になるかも...】

私は例のページを開き


1文字1文字なぞりながらゆっくりと読んでみた。


.....すると、モモは

自分でもなぞりながら


お・ゆ・を・か・け・た・り


と読んだ!!


よしきたっ!!これはいける!!
こんな手ごたえは、初めてだった。




おならをした





お・な・ら・を・し・た


これまた、完璧!!


もしかしたら、明日にはこの本全部読めるんじゃないの?



今までは、もしかしたら読めないフリしてただけ??


自閉症の子は、全く出来ないように見えても
ある日突然何かを完璧にこなすことがある。よく聞く話だ...
モモは、1歳7ヶ月まで歩かなかった...
ハイハイもしなかったし、伝い歩きもほとんどなかった。
しかし...ある日、スタスタと歩き出したのだ。


モモちゃん〜〜っ!!天才ちゃうか?

私が頭を撫で撫ですると、モモはものすごく嬉しそうに



も〜ちゃん、小学校行ける。

も〜ちゃん、天才!!


を連呼しながら、自分の頭を撫でていた。



よしよし、今日はこの2つにしておこう。
あんまり欲張りすぎてもあかんあかん。



では、最後にもう一度だけ...




おゆをかけたり



私は、ゆっくり読んだ。

【さあ...ももちゃん、読んでごらん】


モモ:・・・・・・う〜ん・・・・・



へ!?







おかあさんもごいっしょに!!ぐふふ...



隣で、静かに本を読んでいたマルがすかさず突っ込みを入れる。




あ〜!も〜ちゃん、もう忘れてる〜


だから、おかあさんも御一緒に!


とか言ってごまかしてる〜〜


そのとおり...

モモはもう忘れていた。
そして、どうしていいかわからなくなって
でもわからないというのが、恥ずかしかったのだろう。

わかっているけど、モモはちゃんとわかっているけど
あえてごいっしょに!!
みたいな、高度な言い回しを確かにしていた。


ここまで、高度な言い回しが出来るのに...
なぜ〜〜??

自閉症...不思議である。

今年もまた、この不思議な不思議な自閉症と向き合っていこう。

苛々したり、悲しくなったりすることもたくさんあるだろうけど
こんなちょっとした喜びを少しずつ味わいながら
1日1日を大切に生きていこう。


皆様、どうぞ今年もよろしくお願いいたします。










かかあ殿下疑惑

2006.11.15
モモの教育相談に行ってきた。
相談の内容は、来年の4月に入学する小学校で普通学級に行くか
特殊学級へ行くかという選択を迫られていたその答えを
教育委員会にて発表してきたの。

うちの旦那ときたら
大事な場面で姿を現したことがない人。
いや...それ以外でも、自分のこと以外に興味はない。

この事を語り始めると

私は笑いながら怒る人になっちゃうので
省かせて頂きますが、なにしろ


障害なんておおげさな...

そんなんは大人になったら治るもの


と、本気で思っている人であります。
こんな感じであとはご想像にお任せします。

その旦那が初めて、会社を早退してやって来た!!

子供の一生を左右することだから、出来たら今回は来て欲しい。
無理だとはわかっていたけど、一応言ってみた。
本当はどっちでも良かったんだけどね...

何しろ関わりがなさ過ぎるのでたまには現実を自分の目で
見て欲しいって思った。

話し合いの場には
校長、中学の現役教師、大学教授、教育委員会の方々
そして幼稚園から主任と担任が出席。

校長が上座に座り、その隣の席にどうぞどうぞと案内された。
もちろん、大和撫子のワタクシ...
旦那を上座へ促した。
すると...思った以上の人の多さと
障害に関する知識が皆無であること
そして我が子の事を全くもって把握していない旦那は
私に対してどうぞどうぞと上座を勧める。

そんなことで揉めてる場合じゃないので
私が座り旦那はなぜか
端っこの席にちょこんと座った...

そして話し合いが始まったのだが...
質問されるたびに、私はどう?って感じで旦那を見るのだが

旦那がどうぞどうぞあなたが言って下さい。
僕は傍観者ですから!!オーラを前面に出し
気配を消し始めた。



正直言って、私は人前で話すことが苦手である。

しかし
元々は1人で来ようと思っていたのだから仕方がない。
話し合いは、すべて私一人で対応した。

ほとんどの話し合いが終わり別室でお絵描きなどをしていた
モモが帰ってきた。

モモにお絵描きをさせていた先生が、絵を掲げた。

「丸もちゃんと綺麗に閉じてます」

「三角も出来てますね。四角もこんな感じで綺麗に描けます」

「字もなかなかですよ〜書ける字を書かせてみたんですけど

現在これだけ書けるみたいです」


もも、いす、て、うま


幼稚園の先生が歓喜の声をあげる!
「モモちゃんいつの間に...すごいわ」

全ての字には、自分で花丸をつけていた。
褒められてとても恥ずかしそうにうつむくモモ...

中学の先生が

「ももちゃん、動物ではお馬さんが1番好きなのかな?」

「猫!!」

「先生は馬が好きなのかと思いました。猫可愛いもんね」


馬。お父さんって馬やんなぁ?

覚えているだろうか...この日の記事を...


気配を消していた旦那に加えて、私もこの辺でドロンさせて
いただきます。
話し合いも終わったことですし、さあ...
身支度を整えて...






これがモモちゃんの描いてくれた絵ですが...


お母さんだそうです。


とっても生き生きしてますね!

すると...大学教授が身を乗り出す...



あ〜これはこれは、お母さん


あなたは大変お話好きですねえ。


口を大きく描くのはこの子があなたを


お喋りだと思っているんですよ〜



そして、失笑...


更に、教授は追い討ちをかける。



この子のなかに


お父さんの存在は全くないようです


鼻がありません。


鼻が大きく描かれているほど


父親の存在が大きいんです




はあ...そうですかぁ...


更に失笑...


すっかり場の雰囲気は

私をかかあ殿下もしくは鬼嫁の
ような..旦那様お気の毒です..的に変わっていった。


モモのやつ〜!!
そんなことを思ったが
私は一向に気にしていなかった。

それより、うわ〜この展開...絶対ブログで書いちゃうぞ〜!
なんて思っていた。

今日、なっちゃんにこの話をした所...
信じられないことに彼女は泣き出した。
私は決しておしゃべりではないし、どちらかというと
控えめな大和撫子...いや、これは嘘。

とにかく誤解されてしまったことがとても悔しかったそうだ。

いいのいいの〜。
私の人生いつもこんな風に知らないうちに
ヘンな方向へ流されていってしまうことが多いんだけど(笑)
わかってくれる人がいるんだからそれでいいよ〜


ちなみにモモは、来年から特殊学級に籍を置きながら
普通学級で過ごしていくことになりました。
おしゃべり母ちゃんは
モモができるだけ皆についていけるように
サポートしていくつもりです。







え...江頭!?

2006.10.29
今朝、カニが逝っていた。

悲しみに暮れた我が家の姉妹は


カニのお墓を作ってくるッ!!



と、カニの亡骸を抱き外に飛び出していった。
その後しばらく私は仕事をしていた。

あれ?帰ってこない...

そのうち旦那が起きてきて事情を話すと、下に向かって
2人の名前を呼ぶ


おい!いないぞ!


よく見ると、自転車が2台無くなっている。
出かける予定になっていたので私は急いで探しにいった。
敷地内の公園では大勢の子供が遊んでいた。
もうすぐ11月だというのに、暑い...

子供達は半袖で汗だくになって遊んでいる。
中にはキャミソールの子もいる。

楽しそうな子供の集団の中に、何やら怪しい子供が見え隠れ...


モモだ!!

もうすぐ11月だってのに、いくら暑いとはいえ...



モモは裸だった


いや...単なる裸の方がマシだったのかもしれない...

我が子は...我が娘は...






江頭だったのだ!!




とにかく、黒いタイツだった。上は裸だった。



モモは、確かワンピースを着ていた。
タイツは暑いからやめなさいと言ったが、どうしても履きたがった。
そして、黒のブーツを履いて出て行った。
この気候でツイードのワンピースにタイツにブーツである。

汗っかきのモモはたまらず
誰かに服を脱がせてもらったらしい。


タイツを脱げばいいのにワンピースを脱いだのだ。


そして江頭が出来上がってしまったのだ

肝心のカニの亡骸は自転車のカゴに置き去りにされてた....

合掌







泣いちゃってもいいですか? 朝寝坊編

2006.10.08
私は、朝が弱い...

血圧は、妊娠中でも100を上回ったことは稀で
たいてい上が80前後下は40〜60。

マルはさらにその下を行く。
上が60で下が25なんて生きているのか?

そんなわけで、マルは昇圧剤を飲んでいる。

朝は弱いといっても、普段はちゃんと早起きしてるし
遅刻しそうな時なんてガバッと起きてキビキビ動くので
(そのかわり、すごい耳鳴りが続く)

低血圧と、朝が弱いってことに関連があるのかは疑問だが...

いやいや、話が逸れた...


そんなわけで、今日はマルの空手の稽古もなかったし
久しぶりに無理して起きず
モモが1人で起きてプリキュアを観ていてもガーガー寝ていた。

題名のない音楽会が終わった頃
お腹が減った〜とモモに起こされて居間へ行った。


ぬぬ!なんだか床が濡れている...



モモ〜なんかこぼした?


こぼしてないよ。おそうじしてん



雑巾は?

何を使ったの?


廊下を走りお風呂場へ向かう(いや...走るほどの広さではないが..)

廊下もピカピカ....だった。



お風呂場のドアの前には
固く絞られた雑巾がきちんとバケツのふちにかけられていた...



モモちゃん!

おうちの中がピカピカじゃないっ!!

おかあさんが寝てる間にお掃除してくれたの〜??



モモが満足そうにうなずく。



さあ!朝ごはん!朝ごはん!


ヌヌヌッ...!



確か...昨夜..コップいくつか洗ってなかったよね




洗ってある〜!!!





もう!この際、モモの好きな卵かけご飯にしちゃうぞ〜!
(普段何食べてるのだ?)


冷蔵庫を開ける私にモモが言う


おかあさんが、お金あげるね



いやいや、モモちゃん...お金はあげられないよ。

モモ頑張ったから、お菓子くらいは買ってあげるけどねぇ




ちがうねん!!

おかあさんのお財布がお金いれてん!

モモがくれたの



へ??



もしや...私の財布からバイト代とぬかして
いくらか抜き取ったか?
(↑最低の母)


いや...お金は入ってない。


確か小銭が数百円..?しか入ってなかったはず・・・
(どんだけ貧乏やねん...)


財布を持った。重い...


中にはたんまりと小銭が詰まっていた。




おかあさんにあげるね。お金ないやんか!!
(↑当たってる)




うぉぉ〜ん!



一瞬でもあなたをうたがったお母さんを許して〜!
(もちろんお金は返した、返した)



マルが寝室から、バスタオルを持って起きて来た。

なんかタオルが掛かってたよ!お母さんの所にも、落ちてた。


モモがやってん。みんな風邪ひいたら大変なりィ〜



最近まで、再放送を夢中で観てたコロすけになりながら
恥ずかしそうにしている。




うぉぉ〜ん!



おかあさん、また泣いちゃってもいいですか?

朝ごはんかなり遅れちゃいますが...







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現在サイトのリニューアル中
記事の再公開もぼちぼちしています
コメント欄には、古い記事のレスが
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大事なお知らせ

ココロのひろばのシリーズものを
別サイトに移しました。
詳細は、大事なお知らせを
読んでくださいね



2007年4月17日の記事

ズタボロ騒動すみれ6歳の春

2008年6月1日再公開しました。





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