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すみれの話ー幼少時代

  1. 騙され遍歴〜幼稚園(09/13)
  2. 恐怖のボットン(08/23)


ココロのひろばの長編シリーズものは

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騙され遍歴〜幼稚園

2006.09.13
これは、私がお人よしだからとか、性格の問題ではない。
間違いなく私がアスペルガーだからこそ、こんな目にあったのだと思う。

私は、人に騙されることが多かった。

そりゃ〜何を話していいかわからないくらいあります。
私が、気づいていない事まで含めたらすごいことになるでしょう。

幼稚園の時、私はバスジャックをしました(市営バス)

ひとつ上の男の子に



おい!バスくれや〜!って、運転手さん

に言ってこい!と先生が言ってた!




そんな事を命令されるがままに、運転手さんに


バスくれや〜
と、言いに行った。
初めは笑って「何言ってんだ〜?」くらいに
流していた運転手さんも

{もらえるまで言ってこないと、先生に言いつけるぞ!と
怖い目で睨まれた私は、しつこく
「バスくれ!」「バスくれ!」と、運転手さんに繰り返した。}

あまりのしつこさに、怒り出したのだが
怒っていることに気がつかない私は、先生に言いつけられるとか
言って、それでもまだ「バスくれ〜」と、呪文のように言い続けた。

バスをもらうことが出来なかった私は、とぼとぼ幼稚園に入った。
先生がエライ剣幕で走って来た。
てっきり、私がバスをもらうことが出来なかったから、先生が
怒っているのだと思い込んでいた。


なんであんなこと言ったの?

運転手さんに、いけないことを言ったと、先生に責められたのだ。

そのうち、私の母が幼稚園に呼び出され
机の下で母につねられながら謝らされた。
私には、あの男の子に言わされた!なんて訴える知恵がなかった。

どうして先生が怒って、お母さんがツネるのか意味がわからなかった。
ただ、「ごめんなさい」という言葉を口にしなければ
この、怖い怖い顔をした人たちから解放されないのだ。という事は
理解できた。

ちなみに、私の母は人前では机の下やカバンに隠しながら私をツネるのが得意技だったが、私はそのたんびに

痛い!痛い!お母さんなんでツネるの?
って大きな声で連呼して、母に恥の上塗りをしていた...(爆)

その時私に命令した男の子は、みんなと一緒になって

い〜けないんだ♪いけないんだ〜せ〜んせ〜に♪って合唱してた。


そして、先生には私が全部ひとりでやったと嘘をついたのである。

でも、この男...数年後に思わぬ罰が当たることになる!
私の通った軍隊式の小学校の、1つ上の学年にコイツはいた。
この男は、5年の終わりに生徒会長に立候補したのだ。
立候補者は他に2人くらいいたと記憶しているが
推薦人を引き連れて必死に選挙活動をしていた。

投票日の放課後、開票結果が校内に放送された。

○○君1票

そう!この男には1票しか入らなかったのだ。
明らかに自分の票のみ。

推薦人にも裏切られ、1つ上に在籍していた実の姉にまで裏切られたのだ


学校中、しばらくの間この話題で盛り上がり、この事件はいまや伝説と化している。









恐怖のボットン

2006.08.23
私が、軍隊式の小学校に転校したのは3年生の時で
それまでは街の(この言い方田舎っぽい)
小学校にバスで通っていた。

なぜ、遠くの学校にわざわざ通っていたのかと言うと
軍隊小学校が木造校舎でトイレがボットンだったのである。

私は、ボットンが怖くて怖くて仕方がなかった。

母の実家がボットンで
私はよく泊まりに行ったがそのトイレを使うことができなかった。

では、どこで用を足していたかというと...

もちろん外だった。

庭のちょっとした家庭菜園の隅が
雨が降ろうが雪が降ろうが私のトイレだった。

ある日の事...

外から帰ってきた叔父が、私の母に血相を変えて何か訴えている。
母は見る見るうちに怒り出し

こら〜!すみれ!ちょっと来なさい!


恐る恐る近づくと、いきなり母のげんこつが飛んできた。



あんた!ここの家の門柱にウンチしたでしょう!!


門柱が何かはわからなかったが、確かに覚えがある。
門の両脇にある、石でできた柱に登って用を足した...


あんたって子は!
もうやっていい事と悪いことの区別がついてもいい歳なのに...!

母は怒り心頭だった。

私は、何故怒られているかは理解できたと思う。
やっていいことと、悪いことの区別もできているつもりだったのだが
こういう突飛な行動をしてしまうことがあった。

私は、なぜそこで用を足したかというと、私なりの理由があった。

いつもの畑が肥やしの臭いでとても臭かったことと
家の裏手に行ってしゃがんだら
ヘビの穴みたいなものを見つけたのだ。

私が用を足している時にヘビが出てきたらどうしよう!!
と思ったら、家の敷地内の地面ですることは出来なかったのだ。

でも、それを子供の私はうまく説明できなかった。

説明した所で、大人たちが納得するわけないって
今の私ならわかるけどその時の私は
説明すればわかってもらえるのに何て言ったらいいか
わからないもどかしさで、パニックになった。

すごく悔しくて泣きながら喚き
壁にドンドン頭をぶつけたように思う。

そして、そんな私を母は引きずり髪を引っ張り
棒のようなものでお尻を何度も叩いた。

あの時の、親戚中の唖然とした顔は今でも目に焼きついている。

汽車の中のボットンが私には一番の恐怖で
あの大嫌いなウネウネした汽車の繋ぎ目と
ガッタンゴットンの大音量の場所にあるトイレで
用を足すことはとうとう出来なかった。

とにかく殺されるほどの泣き声で暴れたらしい。

こんなことがあったので
(門柱事件は、私が小学生の時の話だが)
私がボットンで用を足すことが不可能であると判断した両親は
街の小学校へ入学させた。

私の絶対に出来ないことを認めてくれて
守ってくれたと今では両親に感謝している。






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2007年4月17日の記事

ズタボロ騒動すみれ6歳の春

2008年6月1日再公開しました。





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